学校給食100%有機化へ 他【新千葉新聞】
- 2020/11/5
- ニュース
新千葉新聞2020年11月5日発行
学校給食100%有機化へ
有機JAS認証目指した給食供給を
木更津市長や教育長等 鎌足小で試食
木更津市では、有機JAS(ジャス・日本農林規格、農林水産物とその加工品の品質保証基準の略)認証を目指した「(仮称)きさらづ学校給食毎」の学校給食への提供、2年目の取り組みとして今年は、11月2日(月)~12月4日(金)まで1か月間、月・水・金曜日(週3回、計14日間)、市内の私立小中学校計30校で一斉に実施する。
初日の2日、鎌足小学校を渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、高澤茂夫教育長、岩埜伸二教育部長、佐伯浩一経済部長ほか、生産者5人が訪問して米飯給食を試食した。
この日のメニューは市内及び地元鎌足地区生産のコメや野菜など使用した「ごはん(コシヒカリ、農薬・化学肥料不使用)、牛乳、照りマヨチキン、不だくさんみそ汁、ひと口みかんゼリー」。
試食はコロナ禍であることから児童と一緒の教室ではなく別室で行った。
志では、平成28年度に制定した「木更津人と自然が調和した持続可能なまちづくりの推進に関する条例」(通称・オーガニックなまちづくり)に基づき、「おーがにっくなまちづくり」を推進している。
また同年に制定した「木更津産米を食べよう条例」に基づき、市内で生産されたコメなどの消費拡大にも努めている。
「オーガニックなまちづくり」の取り組みの一つとしての「仮称・きさらづ学校給食米」の清算は昨年方始まっており、1年目5人、2年目の今年は8人の生産者の協力を得て、有機JAS認証を目指した農薬・化学肥料を一切使用しない栽培方法で生産されている。
市内30校の1日の消費米量は、給食1食あたり最大930キログラムを使用。
1か月間では約17000キログラム(玄米)となる。
生産者などと一緒に給食を試食した渡辺市長は「甘くておいしいコメでした。昨年は1週間(米食は週3日間)の提供だったが、2年目の今年は1か月(14日間)提供するまでに拡大してくれた。今後2~3年の間には1年間全て『きさらづ学校給食米』が
提供できるように、生産者に理解と協力を願っていく」などと期待を込め挨拶した。
生産者の1人・竹内和義さん(47、矢那)が生産者を代表して給食時間に校内放送で、「皆さんの安全・安心のために心を込めて作ったお米です。おいしく食べてください」などと給食米の生産に込めた思いなどを話した。
同校の児童たちも、「ごはんがいつもより甘くておいしかった」「もちもちしていておいしい」などと感想を話していた。
今年度の学校給食米の生産者は次の通り(敬称略)。
▽安藤一男(高柳)、地曵昭裕(万石)、杉山耕一郎(牛袋)、竹内和義(矢那)、中村行雄(高柳)、山田賢一(本郷)、山野晃弘(矢那)。
国の重要文化財に再指定
木更津・金鈴塚古墳出土品490点
名称も変更 千葉県金鈴塚古墳出土品
木更津市では10月28日、市内長須賀の金鈴塚古墳の出土品を再整理した結果、全ての出土品(490点)が国の重要文化財に再指定されたと発表した。
このうち装飾付大刀(そうしょくつきたち)の中に朝鮮半島製とかんがえられるものがあったと説明した。
平成22年度から継続的に行った出土品の再整理事業により、各種遺物の詳細、点数等が確定。
この成果を受けて、全ての出土品が重要物価罪に再指定され、名称を『千葉県金鈴塚古墳出品』に改め、今年9月30日に文部科学省より告示された。
「金鈴塚古墳」では、昭和25年4月と7月の発掘調査で、横穴式石室から、純金製の鈴5個、装飾付大刀、馬具、鏡、須恵器・土師器(269点)含む多種多様な遺物315点が出土した。
これらの出土品は昭和34年6月に、「上総木更津金鈴塚古墳出土品」として国の重要文化財に指定された。
再指定された出土品では、装飾付大刀19点のうち5点が舶載品(はくさいひん)といわれる海外製で、ぎほうなどから朝鮮半島で作られたと考えられるという。
種類は単龍環頭大刀(たんりゅうかんとうたち)1点、単鳳環頭大刀(たんぼうかんとうたち)1点、獅噛環頭大刀(しがみかんとうたち)3点で、刀の柄頭(つかがしら)にそれぞれ神獣の「龍」「鳳」「獅」の装飾をつけている。
今回の重要文化財再指定に伴う主な追加資料は、
▽銀唐草文透掘金具(ぎんからくさもんしかしぼりかなぐ)、
▽銀花形飾金具残欠(ぎんはながたかざりかなぐざんけつ)
▽鉄他金銅張壺鐙残欠(てつじこんどうばりつぼあぶみざんけつ)
▽須恵器有蓋高坏身(すえきゆうがいたかつきみ)
▽須恵器有蓋高坏蓋(すえきゆうがいたかつきふた)
▽土師器高杯(はじきたかつき)など。
緊急時に迅速な対応可能
木更津市が運用 業務用スマホを導入
木更津市は業務用スマートフォンの導入を決め、2日(月)から運用を開始した。
志では、令和元年度の台風による災害対応時の半生として、災害対策本部と現場との迅速な情報共有の必要性が浮き彫りとなった。
また新型コロナウイルス感染症対策では、職員の在宅勤務や分散勤務を実施し、どのような「状況においても業務を適切に継続するための勤務環境の整理が課題となっていた。
このような課題を解決するため、導入を決めたもの。
同スマートフォンは内戦機能を有するため、庁外にいる担当者にも転送することができ、緊急時などの迅速な対応が可能になる。
また、今年6月に導入したビジネスチャット機能を組み込ませることで、災害時には災害対策本部と関係職員のグループチャットにより、被害状況の共有や迅速な指揮命令が可能となった。
師は、同スマートフォンの活用により、新しい生活様式に向け職場環境をシフトし、市民の安心・安全ンあまつづくりにつなげていくとしている。
同スマートフォンは朝日庁舎・駅前庁舎の各課、、公民館等の各施設に計600台導入された。
市民野球熱戦
木更津市夏季大会
木更津市野球連盟主催「市民野球夏季大会」は1日、江川球場でC級2部、1、2回戦5試合が行われ、熱戦が展開された。
結果は次の通り。
【C級2部】
◎1回戦
▽SONY EMCS7-6クローズ
▽食事処おのでら8-1Basterds(5回コールド)
▽Knife edge(不戦勝)-二階堂
▽Crackers5-4木・シリウス
◎2回戦
▽山王ROOLIES6-2畑沢マグナムズ
コロナの感染予防にと
ワタナベメディアプロダクツ(株)木更津市にマスク寄贈
ワタナベメディアプロダクツ株式会社(代表取締役・小松昭弘)はこのほど、木更津市職員の新型コロナウイルス間s燃焼の感染を予防するために使ってもらいたいと、木更津市に、プリントマスク(特製デザイン)50枚を寄贈した。
同マスクは、ブルーの色で、「KISARAZU CITY」と書かれている。
同市では、寄付してもらったマスクは、市役所職員(窓口業務従事者)に配布したとしている。
室井裕貴選手が準優勝
関東高校新人陸上 男子ハンマー投げ
「第24回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会」が10月24、25日、正田醤油スタジアム群馬(群馬県前橋市)で行われ、男子ハンマー投げで木更津総合高校の室井裕貴選手が準優勝した。(記録=51メートル13)
オスプレイ監視、抗議活動
来るな いらない住民の会 6日の初飛行に
オスプレイ来るな いらない住民の会(会長・吉田勇悟、事務局・野中晃)では、あす6日(金)に陸上自衛隊木更津駐屯地で輸送機オスプレイV-22が、初飛行を実施することから、「オスプレイ監視、抗議活動」を、同日午前10時に、木更津市中の島公園駐車場集合で行う。
午前10時10分から中の島公園へ移動し、10時25分、リレートーク、監視、抗議の声を上げる。
横断幕、鳴り物、幟り旗等を持参してアピールするという。(当日の天候次第で変更になることもある)
同日午前10時30分に木更津駐屯地内でホバリング、今月10日(火)には飛行が予定されている(時間未定)。
夜空に大輪の冬花火
木更津恋物語 恋人の聖地 中の島大橋
木更津s・恋人の聖地/中の島プロジェクト実行委員会主催「木更津恋物語《冬花火》 恋人の聖地 中の島大橋」は、3日(火・祝)、午後6時から木更津市内港周辺で10分程度打ち上げられ、澄み切ったt夜空に見事な花を咲かせた。
「恋人の聖地」として認定sらえた「中の島大橋」を訪れるたくさんのカップルにために、楽しんでもらおうと、「冬の花火」が打ち上げられたもの。
3日は塩ア浜公園で『木更津オーガニックシティフェスティバル』も同日開催として実施され、市民や家族連れなどが訪れ、様々なイベントを楽しんでいた。
「冬花火」次回は12月12日(土)、来年1月9日(土)、2が由13日(土)。
ラストの2月13日はスペシャル!で、催し物も盛りだくさんの「バレンタインイベント(イオンモール木更津サウスアトリウム、午後1時~4時)が開催される。また、木更津ナチュラルバル、KISARAZU“燃(もえ)”コン、も同時開催!