関東一大神輿令和改修 他【新千葉新聞】

新千葉新聞 2020年9月8日発行

関東一大神輿令和改修

30年毎の修理で来年のまつりに備え
木更津・八剱八幡神社 神輿搬出式を挙行
木更津市富士見の数さ木更津鎮座・八剱八幡神社(宮司・八剱隆)と大神輿改修奉賛会では、令和元年に天皇の御譲位がめでたたくなされ、新しい例話の時代がスタートしたことを祈念して、御大典奉祝記念「関東一大神輿令和改修事業」を行っている。
同事業に因み、6日(日)午前9時30分から、大神輿を改修所の(有)中台製作所(市川市行徳)に渡すための「神輿搬出式」が、祭礼関係者や総代、氏子、青年会など約100人が参加して執り行われた。
(有)中台製作所は創業以来150年続いている老舗の神輿屋。神輿の製作はもちろん、修理やメンテナンス、保管も手掛ける。
八剱八幡神社の大神輿の創建は、嘉永3年(1850年)で、以来、明治25年、昭和3年、昭和32年、平成元年・・・と、凡そ30年ごとに改修を繰り返し、創建当時の華麗な姿を保ってきた。
本来なら、平成30年(2018年)が次の改修の年に当たるのだが、同神社の「参集殿」建設という大事業が始まり、大神輿の改修をやむなく遅らせることになった。
その参集殿も氏子崇敬者を始め、各方面から多くの奉賛を得て、平成30年10月に竣工した。
神輿搬出式では、八剱宮司に続き、中台製作所代表が「社員一丸となって修理し、来年のまつりに備えたい」などと挨拶。続いて、神輿殿から大神輿が出されることになり、飾り棒から本棒に付け替え、牛舎で本殿前に移動させ、本殿前でお祓いが行われた。
祝詞奏上(神官)の後、玉串奉奠(ほうてん)では、八剱宮司、改修奉賛会会長の鈴木克己(責任役員)、祭礼委員長の櫻井勝氏(弁天町)、祭礼副委員長の戸貝誠一氏(南片町)、青年会長の平野洋敬氏等が順に行った。記念撮影後、階段下に牛舎で移動、飾り金具などを外し、各町青年たちが肩を入れて鳥居前のトラック(中台製作所)まで運んだ。
(飾り紐と鈴は事前に外し搬出用トラック近くに運搬しておいた)
神輿をトラックに乗せた後、本棒を抜き、神輿殿にしまい、搬出式は終了した。
同神社の大神輿は、その大きさ、重さとともに「関東一の大神輿」と称えられ、令和元年10月22日に八剱八幡神社と大神輿改修奉賛会は、木更津人の心意気であり文化財でもある大神輿を、後世に長く守り伝えるため、同改修事業に、奉賛金の協力を呼び掛けている。奉賛期間は令和3年6月30日まで。
改修事業の期間は、令和2年9月~令和3年6月、事業費は約1800万円をみこんでいる。
問い合わせは八剱八幡神社大神輿改修奉賛会(TEL0438-23-8881)。へ

有冨萌々子さん世界第2位

ヨハネス・ブラーム国際コンクール
日本勢が独占 ビオラ部門 木更津市出身
オーストリア南部ウェルター湖畔、ペルチャッハで5日、ヨハネス。ブラーム国際コンクールのビオラ部門の決勝があり、主催者によると、千葉県木更津市出身の有冨萌々子さん(24、ありとみももこ、ウィーン在住)が2位に入った。
1位はオランダ在住の近衛剛大さん(22、このえたけひろ)、3位は東京都出身の湯浅江美子さん(24、ドイツ・ミュンヘン在住)と、3位までを日本勢が独占した。
有冨さんは「ビオラらしい深くて柔らかい音を出す研究を続けていきたい」と喜びと抱負を語っていたという。
4日にわたって行われた声楽部門でも、森野美咲さん(31、岡山市出身、ウィーン在住)が一位に輝いた。
森野さんと岡山城東7高校の同級生で、伴奏を務めた木口雅人さん(31、岡山県高粱市出身、ウィーン在住)も最優秀ピアノ伴奏賞を受賞。新型コロナウイルスの影響で音楽活動は困難を強いられているが、森野さんは「久しぶりに観客の前で歌えた。同級生と受章できたのも、とても嬉しい」と話した。
南部ウェルター湖畔、ペルチャッハは、ブラームスが夏を過ごし作曲もしたゆかりの地で、同コンクールは今年で27回目。

県警の異動

木更津署・富津署
県警は7日秋の人事異動を発令した。地元関係の異動は次の通り。
◎警部
▽木更津署(成田国際空港署)工藤竜二、▽富津署(警務部警務課兼刑事部刑事総務兼浦安署)宮内健一郎、▽警備部(木更津署)山崎正人、▽いすみ署(富津署)伊藤陽一

一位に泉志眞子さん

木更津市文化協会 市民俳句大会高点句
k市荒図師文化協会(井野皆山会長)主催、令和2年文化祭事業、「第44回市民俳句大会」が6日(日)、中央公民館(木更津駅西口前、スパークルシティ6階・第7会議室)で開かれた。
今年はコロナ禍による様々な条件のなか、3密にならないよう参加者を少人数とし、26人で行われた。
出席者による互選(一般選)で5句、特別選者の鈴木秀郎さん、貝原靖湖さん、川合憲子さんの人が10句、主催者の井野会長が10句を選んだ。同点の場合は特別選者優先の上、受付順とした。
選句の結果、高点句1位には泉志眞子さん(日の出町)の句が選ばれた。
高点句(代表句)は次の通り。
▽1位(13点)=「酒蔵の閉じて久しき昼ちちろ」泉志眞子(日の出町)
▽2位(12点)=「秋やくや川に日暮れの色残り」川合憲子(太田)
▽3位(11点)=「秋刀魚焼く妻より寡婦として長し」氏家幸子(大久保)
▽4位(10点)=「東京が地図の折り目に終戦日」鈴木秀郎(貝渕)
▽5位(10点)=「過去未来箪笥に詰めて秋暮るる」坂本千惠子(君・君津台)
▽6位(9点)=「親しみの距離を保ちて鳳仙花」小原幸子(太田)
▽7位(9点)=「しきたりを半分守り盆用意」坂井芙美子(木更津)
(敬称略)

ブロック塀など出張点検

木更津市が安全点検 希望者は申し込みを
建築物防災週間(8月30日~9月5日)は、火災・地震・がけ崩れなどによる建築物の被害や人的被害を防止し、国民・市民らが安心して生活できる空間を各日するため、建築物に関連する防災知識の普及や防災関係法令・制度の周知徹底を図り、建築物の防災対策を推進していくことを目的としている。
木更津市では、同防災週間に伴い、戸建住宅の所有者を対象に、道路に面するコンクリートブロック塀などの出張点検安全点検)を実施する。
塀などの倒壊を防ぐためにも、この機会に安全点検をするよう呼びかけている。
器官は、9月23日(水)~同25日(金)。希望者は9月11日(金)までに電話又は窓口で申し込む。申込は建築指導課(朝日庁舎)TEL0438-23-8596、FAX0438-22-4736へ。

君津で新たに1人感染

5日発表のコロナ 30歳代の男性会社員
県は5日、君津市で男性1人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。同氏の感染者は17人に増えた。
男性は30歳代の会社員で、すでに感染が判明している2人と接触していた。発症は3日、検査確定(陽性判明)は、4日。発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
5日に県内で感染が確認されたのは10歳代から80歳代の男女28人。
6日は20歳代から90歳代の男女23人の感染が判明した。君津地域4市からは出ていない。
6日現在の県内における感染者数は計3211人、死亡は64人。木更津市47人、君津市17人、袖ケ浦市14人、富津市3人。

有害鳥獣駆除

木更津市が鳥など
木更津市は6日(日)、午前8時から正午まで「有害鳥獣駆除」を実施した。
猟銃を用いた駆除で、農作物の被害対策として行われた。
実施場所は、同市内全域で、対象鳥獣は、カラス、キジ、カモ、スズメなど。
問い合わせは、市農林水産課(駅前庁舎)TEL0438-23-8444。

江川運動場で中距離記録会

木更津市陸上競技会 出場者を15日から募集
木更津市陸上競技会は、11月14日(土)に開催する「第1回木更津市営江川総合運動場陸上競技場 中・長距離記録会」の出場者を今月15日(火)午前9時から募集する。締め切りは10月15日午後4時(木、当日消印有効)。
後援(予定)=木更津市及び木更津市教育委員会、特別協力=(株)オーエンス(江川総合運動場陸上競技場指定管理者)。
記録会は午前8時30分から受付が行われ、10時から競技が始まる。参加費は500円。
概要は次の通り。
【場所】
▽木更津市営江川総合運動場陸上競技場(〒292-0063、木更津市江川959-1)
【種目(1人1種)】
▽高校・一般男子=1500メートル、5000メートル
▽中学男子=1500メートル、3000メートル
▽高校・一般女子=800メートル、1500メートル、3000メートル
▽中学女子=800メートル、1500メートル
【参加資格】
▽かずさ4市(木更津市。君津市、富津市、袖ケ浦市)に在住・在勤していること
▽一般は2020年度(公財)日本陸競技競技連盟登録者又は学連登録者であること▽高校生は高体連登録者で学校長と保護者の出場承認を得た者
▽中学生は中体連登録者で学校長と保護者の出場承認を受けた者
▽個人登録者でも出場できる
【申し込み方法】
▽木更津市営体育施設ホームページの記録会申込ページより指定様式にて締め切り厳守で申し込む。記録会申込ページのファイル(指定様式)をダウンロードし必要事項を入力後、同ホームページより手順に従いお申込ファイルを添付し送信する。
送信後に必ず申込原本(申込一覧表)と参加費を江川総合運動場陸上競技場まで持参又は現金書留で郵送。
開催にあたっては、3密の回避、運動時を除くマスク着用、多くの人が頻繁に触れる箇所の清掃・除菌など、コロナの感染予防対策に万全を期す。
問い合わせは同陸上競技場へてTEL080-3739-6109(午後4時まで)。木更津市営体育施設ホームページのアドレス
http://www.kisarazu-sports.jp/

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