新型コロナ対策等可決 他 【新千葉新聞】
- 2020/8/29
- ニュース
新千葉新聞2020年8月29日発行
新型コロナ対策等可決
木更津市議会初日の本会議
「令和2年9月木更津市議会定例会」が27日(木)に召集され、補正予算4件、決算の認定1件、条例の締結3県、規約の制定に関する協議1件、教育委員会員の任命1件、固定資産評価審査委員の選任1件、人権擁護委員候補の推薦2件の計18件が上程された。他に陳情1件。
このうち、「令和2年度一般会計補正予算(第4号)」と議員発議の「基地対策関係施策に関する要望書について」が原案可決された。発議案は、陸上自衛隊のオスプレイ暫定配備などに関して、基地周辺住民や市民の生活環境の維持向上に向け、諸課題等の改善、解決等を要望するもので、防衛大臣や防衛局長、北関東防衛局長にあてて提出した。
一般会計補正予算(第4号)では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、感染予防のために必要な経費の増大や、経済的に大きな影響を受けている医療機関や事業者などに対し一刻も早い支援が必要な事業等、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億6538万3千円とした。
主な歳出事業(市独自施策)は、
▽君津中央病院企業団支援金給付金事業費・7821万2千円。
▽医療機関等支援金給付金事業費・2543万3千円
▽障害福祉サービス事業所支援金給付事業費・476万8千円
▽介護サービス事業支援金給付事業費・1543万8千円
▽地元産品から選ぶ敬老カタログギフト事業費・1億1924万円
▽幼稚園・保育施設等支援金給付事業費・255万円
▽児童養護施設支援金給付事業費・10万円
▽中小企業感染症対策支援事業費・1億円
▽中小企業感染症対策支援事務費・670万2千円
次回本会議は、9月1日、2、3、4、24日。開始時間は午前10時。最終本会議は9月24日(木)。
不交付団体は君津・袖ケ浦
国の普通交付税 木更津・富津は交付団体
地方自治体の財源不足を補うため、国から配分される普通交付税の2020年度の交付額が決まった。
千葉県内の市町村への交付総額は、1418憶円(前年度比2.3%増)となり、2年連続で増加。社会保障関係経費が増えたことなどが主な理由という。
自前の税収が豊かで、国から交付税を受け取らずに財政運営ができる「不交付団体」は、市川市、成田、市原、君津、浦安、袖ケ浦、印西の7市で、前年度と変わらない。
木更津市や富津市等は「交付団体」で、依然変わりはない。
敬老カタログギフト事業
木更津市は敬老会中止 77歳以上に地元産品
木更津sでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、例年開催している「敬老会」を、今年度は中止する。
その代わりに、「新しい生活様式」に対応した形で敬老の意を表す「オリジナル敬老カタログギフト事業」を実施する。地元産品を集めた同カタログを作成し、市内の77歳以上の高齢者に届けることを決めた。
ギフトを地元産品とすることで新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている地元事業者への支援を合わせて図ろうとするもの。
対象者は、敬老の日(9月21日現在)、住民基本台帳に記録され、今年度中に77歳に到達する昭和19年4月1日生まれ以前の人(約17000人)。
商品等は、市内事業者が生産、製造を行っている商品・サービスなど50種類以上(送料、消費税等込み5000円相当)。
今年の10月y通十(予定)に対象者あてにカタログを郵送する。
送付する申込書に希望商品を記載の上、事務局に返送する。
また市内では、同事業への参加を希望する市内事業者を。9月1日(火)から同15日(火)まで募集する。
同カタログギフト事業などについての問い合わせは、木更津市福祉高齢者福祉課、担当の金綱・加藤さんまでTEL0438-23-2695、FAX0438-25-1213。
農業・漁業振興、福祉等
木更津市議会9月定例会 個人質問内容③
「令和2年9月木更津市議会定例会」が27日(木)に召集され、9月24日(木)まで会期29日間の日程で開かれている。
一般質問(代表質問・個人質問)は9月1日から4日まで4日間行われ、計16人が登壇する。1日は代表質問(4会派・4人)、2日からは個人質問(12人)が行われる。質問者及び内容の続きは次の通り。(登壇順)
【3日】
◎神蔵五月議員
▽社会福祉の充実(ダブルケア<市の認識。相談窓口。今後の支援>)
▽防災対策の推進 地域防災力向上計画(地域防災力向上総合支援補助金制度の活用<補助金制度の概要。木更津市の地域防災向上計画。補助金制度の活用実績>)
▽協働のまちづくり(協働のまちづくり活動支援事業<現状。今後の活動について市が期待すること>)
◎斉藤高根議員
参加う農業振興(これからの農業施策<新しい時代の施策。着業者への考え方。新規就労者。農振農用地>、昨年の台風などの被害<現在の復旧状況>)
▽漁業振興(これからの漁業振興<組合員の減少。海産物の減少>、台風の置き土産<漂流物の処理>、行政のできること<漁業について出来ること>)
【4日】
◎竹内伸江議員
▽新型コロナウイルス感染症への対応(「sら棚に津城」構築に向けたデジタル化の推進<地域情報化。他>。感染拡大防止対策に伴う契約変更等<現状の対応。他>。コロナ禍での子育て支援<新政治への給付金。他>
▽がん対策(子宮頸がん<予防ワクチン接種対象者への情報提供。他>、がんの相談及び支援体制の充実<相談体制の充実。他>)
◎堀切俊一議員
▽新型コロナウイルス感染症への対応(学校現場の要望から<消毒作業等による本来の業務へのしわ寄せやそれに伴う時間外勤務増加の実態についてどのようににんしきしているか。他>)
▽地方公共交通(令和元年度第3回木更津市地域公共交通活性化協議会議事録から)
▽江川陸上競技場(利用状況から)
▽オスプレイの暫定配備(木更津駐屯地に関する協議会。他)