アトリエとして 生活拠点としてどちらも充実度100%

◇お宅紹介

全てが「調度良い」暮らし
美術家 水内貴英さん
(4人家族/ご主人・奥様・お子様2人)

インターネットで検索して見つけた1軒の家。
それが木更津移住のきっかけになった水内さん。
美術家として活動している水内さんが住環境に求めたのは、東京での仕事にも支障がない郊外であること、そして作品を創る制作スペースの確保だった。

水内さんが手掛ける作品は、絵画や写真から、様々な素材を使用した立体造形まで幅広い。
それらをイメージし、形にしていく過程には広めの作業場所が欲しかったため、予算範囲内の手頃な価格で出ていた房総エリアの物件が目に留まったそうだ。

結婚を機にタイミング良く出会えたこの一戸建てを購入、壁・柱・障子など昔ながらの味わいはそのまま活かし、玄関や部屋の床板は自らDIYをして手直し。
センスの良い家具や照明で和モダンテイストにまとめ、居心地の良い空間に仕上げた。

住み始めたばかりの頃は、独特の言い回しなど言葉がわからないことも多かったが、地域の方々が明るくサバサバと迎え入れ、とても親切にしてくれたので、すぐに馴染むことができたという。
わざわざ遠くに連れて行かなくても近くに海や山があり、木更津で誕生した2人のお子さんたちにとっても、のどかで良い育児環境だと感じているそう。

現在首都圏を中心に、台湾など海外でも多くのアートワークを行っている中で、公私ともに充実した時間を過ごせているのは、拠点を木更津に構えたことが大きいという。
アクアラインで結ばれた各所へのアクセスが非常に良いという点は、全国各地・世界にまでも飛び回る多忙なスケジュールへの負担を軽減している。存分に仕事ができ、そのうえで家族との時間も作れる生活は「最高!」と笑顔で答えた水内さん。
木更津生活での刺激やインスピレーションは、これからの作風や活動にも投影されてくるであろう。

天気の良い休日は、近くの海まで子供たちと釣りに出かけることも。釣りたての魚は絶品


古かった和室の畳を床板に張り替え。木目や黒、茶系のインテリアで統一感を出した温かみのある素材でまとめたダイニングキッチン。家族の時間が仕事への原動力にもなる
展覧会やワークショップの様子はHPでもご紹介
https://www.takahidemizuuchi.com/

きさこん編集部

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