希望溢れる15の春 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年3月8日発行

希望溢れる15の春

入学者選抜試験の合格発表が一斉に
7日午前9時から 県立高校で喜びの声

県内の公立高校で7日(月)午前9時から、2022年度(今年4月)入学者選抜試験の合格者発表が一斉に行われ、入学許可候補者に希望溢れる「15の春」が訪れた。
各高校及び中学校では当日受験校へ来校する生徒や保護者にはマスク着用や密にならないように、体調管理などへの協力要請を行ってきた。
木更津高校では午前9時、合格者の受験番号が張られた掲示板が設置されると、受験票を手にした生徒たちが食い入りように見つめ、「あった!」「やった!!」などとあちこちから小さな喜びの声が聞かれた。
ハグや感性などはないものの、マスク越しにたくさんの笑顔が見られた。
早々スマホで撮影し、家族や担任に報告する姿もあった。
袖ケ浦市立平川中3年の浦部幸輝さん(15)と長島禎友さん(15)は、「少し心配だったけど嬉しい。高校でも部活・野球をやりたい」「ホッとした。高校では文武両道を目指す」と宣言していた。
同行した母親たちも「コロナで大変でしたが一安心です」と笑みがこぼれた。
木更津第三中学校の七海由花さん(15)も、「自分なりに頑張ってきたので本当によかった、嬉しい。これまで入試のことだけを考えていたので、高校では将来のことや進路を見つけたい」と話していた。
木更津高校の普通科は募集定員224人のところ、424人が志願(2月21日現在)、倍率は1.51倍と狭き門となった。
同校理数科は定員40人のところ41人が志願(2月21日現在)し、倍率は1.03倍だった。
今年度の県下の志願状況(2月21日現在)は、全一世の募集人員125校・202学科、31320人、これに対し34637人が志願、平均倍率は1,11倍だった。
君津地方の7校・11学科では、募集人員1480人に対し、1508人が志願、平均倍率は前年度同率の1.02倍だった。
地元県立高校の合格者数など詳細は後日掲載。

学会等で顕著な成果

研究活動優秀賞とベストプレゼンテーション賞
木更津高専専攻科 受賞者7人を表彰

木更津工業高等専門学校では、専攻科生の研究発表の活性化を目的に、国内外の学会等において、研究発表等で顕著な成果を挙げた学生に「専攻科研究活動優秀賞」、特別研究発表会での優れた論文発表者には「ベストプレゼンテーション賞」を授与し表彰している。
今年度は、以下の7人が選出され、賞状と副賞が授与された。
【研究活動優秀賞 受賞者(2人)】
▽西村朋也(制御・情報システム工学専攻2年)=《時間創刊イメージセンサー及びリングビュー工学系を用いたトマトの品質評価》、第21回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会、2020年12月(優秀講演賞)、国内発表1件(受章業績)、国際会議1件
▽大橋夏樹(環境建設工学専攻2年)=《硝酸銀溶液噴霧法の原理を応用した煙火ぶるイオンマッピング方法の検討》、コンクリート工学年次論文集、第43巻、2021年7月(年次論文奨励賞)、国内発表3件(うち受章業績1件)
【ベストプレゼンテーション賞 受賞者(5人)】
▽奈良学(機械・電子システム工学専攻2年)=発表論文「データ銅貨を用いた太陽光型植物工場における細霧冷却効果の数値解析」
▽山口莉香子(機械・電子システム工学専攻2年)=発表論文「50オーム伝送線路内幅で構成した帯域阻止フィルタの小型化に関する研究」
▽瓜生太樹(制御・情報システム工学専攻2年)=発表論文「多周波フィルタ統合型アンテナ」
▽影山稚紘(制御・情報システム工学専攻2年)=発表論文「太陽光型植物工場における遠隔コントロール型空間H2O/CO2計測IoTシステムの開発」
▽苅米和樹(環境建設工学専攻2年)=発表論文「人工材ドレーンによる側方流動を対象とした残留変異を抑制する効果の実験的検討」

児童福祉関連の書籍を

木更津市立図書館 石川侑里氏が寄贈

石川侑里氏は今月1日、昨年に引き続き4度目の寄付として、児童福祉関連の書籍(3万円相当)を木更津市立図書館に寄贈した。
同氏は、任天プロフェッショナルコーチとして昨年まで木更津市内でコーチングの分野で活躍しており、社会貢献のいかんとして、子ども食堂等にも関わっていた。

5日に202人、6日に87人

県発表コロナ 5日に木更津市は104人

県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて5日(土)に202人、翌6日(日)に87人確認された。
地域総数が200人を超えるのは2月20日(201人)以来で13日ぶり。
1週間前と比較し、5日は2月26日(88人)より104人多く約2.3倍、6日は27日(204人)より27人減った。
市別の内訳は、5日が木更津市104人、君津市42人、袖ケ浦市40人、富津市16人で、各市とも1週間前の2月26日(木・45人、君・15人、富14人、袖・14人)より増加。
木更津市で1日の感染者が100人以上となるのは2月24日(100人)以来で19日ぶり。
6日は袖ケ浦市30人、木更津市29人、君津市21人、富津市7人。
1週間前の2月27日(木・58人、君・21人、富・9人、袖・26人)と比べ、袖ケ浦市のみ増えた。
行政機関関係では、木更津警察署に勤務する何れも40歳代の男性が5日に2人、6日に1人感染したと発表された。
6日現在の4市の累計感染者数は木更津市が4982人、君津市2536人、富津市1230人、袖ケ浦市2181人となっている。
千葉県内では5日に3584人が感染、15人死亡。
6日は3181人、10人死亡。
1日の感染者数が3000人を上回るのは6日で13日連続。
新規クラスター(感染者集団)は5日、6日共に各10件確認された。

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