ゼロカーボンシティ実現へ 他
- 2025/4/18
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新千葉新聞2025年4月18日発行
ゼロカーボンシティ実現へ

再生可能エネルギーの導入など脱炭素化推進
木更津市が締結 (株)バイウィルと協定
ゼロカーボンシティの実現を目指し、木更津市は16日、(株)バイウィル(代表取締役社長・下村雄一郎、本社・東京都)と、『包括連携協定』を締結した。
市役所駅前庁舎・市長応接室での協定締結式には、下村社長、井上千春サステナビリィ事業本部等が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、川中幸子副市長他関係者が出席した。
下村社長と渡辺市長が協定書に署名して締結、記念写真におさまった。
木更津市では多様な主体と一体となって、将来にわたって活力溢れる持続可能なまちの創造に向けて「オーガニックなまちづくり」を推進している。
木更津市と(株)バイウィルは、「きさらづ地域循環共生圈」の創造に向けたこの取り組みを通して、地域内で創出されたカーボンクレジットを活用することで、地域の環境価値を高め、地域経済の活性化に寄与する取組について連携し、ゼロカーボンシティを実現するため、同協定を締結したもの。
今後は、この協定に基づき、公共施設への再生可能エネルギーの導入に際し、カーボンクレジットの創出による収益や、カーボンクレジットによるオフセットを域内で促進し、地域全休で脱炭素化を進めていく。
なお、(株)バイウィルとカーボンクレジット創出に取り組むのは県内では木更津市が初。
(株)バイウィルは、▽環境価価創出支援事業(クレジット創出)▽環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)▽脱炭素コンサルティング事業▽ブランドコンサルティング事業、などを通じて、より良い未来を切り拓いていくために躍進の企業。
同協定による主な連携事項は次の通り。
①オーガニックなまちづくり及びSDGsの推進に関すること、
②地域経済の活性化に関すること(カーボンクレジットの創出支援)
③環境保全に関すること(里山の再生、里海の活用)
④地域の脱炭素に関すること(再生可能エネルギーの普及促進)
⑤農林水産業の振興に関すること(農林水産業の振興)
⑥その他.両者が協議し、必要と認めること
夏野菜苗即売会と講習会

JA木更津市本店で
JA木更津市による「夏野菜苗即売会」と「夏野菜栽培講習会」が、あす19日(土)と20日(日)、JA木更津市本店構内(長須賀)で開催される。
【夏野菜苗即売会】は19日(土)が午前9時~午後2時まで、20日(日)は午前9時~正午まで。
両日とも雨天決行。
販売品は、君津青葉高校の生徒やトキタ種苗(株)が育てた、ナス、キュウリ、トマト、ミニトマト、ピーマン、シシトウ、とうがらし、かぼちや、接木ナス、接木キュウリ、接木大玉スイカ、接木小玉スイカ等合計4,500本。
そのほか、肥料、農薬、農業資材の販売も。
また農産物販売所「生活館」も両日営業する。
【夏野菜栽培講習会】は、19日(土)のみ。
午前10時~11時まで。
開催場所はJA木更津市本店2階大会議室。
夏野菜栽培の基本について、講師はJA木更津市営農推進課職員。
事前申し込み不要、当日直接会場へ。
農業とわたしたちのくらし

木更津市教委を訪れ、約1,500冊を
JA木更津市が寄贈 食農教育の教材本
JA木更津市(代表理事組合長・石渡肇)は16日、木更津市役所朝日庁舎に木更津市教育委員会の廣部昌弘教育長を訪問して、小学5年生を中心にした高学年用の食農教育に関する教材本『農業とわたしたちのくらし』の贈呈を行った。
これはJAバンク食農応援事業の一環で、JA木更津市では、2008年度(平成20年度)から贈呈しており、今回で17年目。
今年度は市内の小学校児童向け教材本1,440冊と、教師用指導書54冊を贈った。
贈呈式には、石渡組合長、善場稔常務理事、北見貴輝金融部長など4人が来庁。
木教委からは廣部教育長、曽田智生教育部長、亀田聡史教育部次長、上田真里学校教育課長など関係者が出席して敬意を表した。
木教委では毎年寄贈されている同教育本は、家庭科や総合的な学習でも有効に活用されていることを報告して感謝した。
石渡組合長は、児童たちが楽しんで使ってくれていることを知り、「農業に関心を持つきっかけになったら嬉しい」などと、一層の有効活用を願った。
書道展に6人が入選

NHK学園作品展 木更津市の国際書画会
令和7年度NHK学園『心をつなぐ作品展』~書道展、絵手紙展、絵画展・写仏展、写真展~が、5月12日(月)~18日(日)午前9時30分~午後5時30分(入場は終了時間の30分前まで。最終日18日は午後2時で終了)、東京都美術館(台東区上野公園)で開かれる。
今年で50周年を迎えたNHK学園生涯学習講座の四展合同開催。
このうち第38回書道展(学校法人NHK学園主催、文化庁・東京都・全日本書写書道教育研究会・公益社団法人企日本書道連盟・公益財団法人全国古美術振興会・NHK後援)の審査が展示に先駆けて行われ、毎回多数の入選者を輩出している木更津市の国際書画会(代表・川口馬林、貝渕)から一般、ジュニア合わせて6人が入選を果たした。
国際書画会の入選者は次の通り。敬称略。
普天間へ帰投

木更津駐屯地から
木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地で定期整備を完了した在沖縄米海兵隊所属の輸送機MV-22オスプレイ1機が16日、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)へ帰投した。
防衛省北関東防衛局から木更津市に情報提供があった。
同市によると、同駐屯地で整備を終えた米海兵隊オスプレイは9機目。
4週連続減少

直近1週間コロナ
県は16日、新型コロナウイルス感染症の直近1週閥(7日~13日)の発生状況を発表した。
県内の定点医療機関(188施設)から報告されたり全体の感染者数は390人。
1医療機関当たりの感染者数は前週の2.29人から0.18人減少して2.11人となった。
減少は4週間続。
年代別では50代が66人で最多。
全16保健所別では市原が最も多く7.00人だった。
君津保健所管内は前週(3.69人)より0.02人少ない3.67人で、2週連続の減少。
8校・7チームが出場

春季県高校軟式野球 初戦相手が決まる
「第73回春季県高校軟式野球大会」(県商校野球連盟など主催、朝日新聞千葉総局など後援)が今月26日(土)に開幕する。
決勝は5月10日(土)。
出場するのは8校・7チーム(拓大紅陵、木更津総合、八千代松陰、日出学園、市川、千葉商大付、千葉聾・筑波大付聴特)。
なごみの米屋ぴーちゃんフィールド大谷津野球場(成田市)と、国府台スタジアム(市川市。元国府台公園野球場。令和2年から整備工事を行い、今年4月1日にオープンしたばかり)の2球場で熱戦を展開する。
決勝は5月10日(土)午前10時から、なごみの米屋ぴーちやんフィールド大谷津野球場で行われる。
第72回大会の覇者・拓大紅陵は、大会3日目の5月3日(土・祝日)、なごみの米屋ぴーちゃんフィールド大谷津野球場での第1試合で千葉聾・筑波大付聴特-市川の勝者と対戦、2年連続14回目の優勝をねらう。
木更津総合は大会初日の26日、国府台スタジアムで行われる第1試合で千葉商大付と対戦する。
上位2チームは5月31日(土)から群馬県で開かれる関東大会に出場する。
初戦組み合わせは次の通り。
《4月26日》
◎国府台スタジアム
▽午前10時~「木更津総合」-「千葉商大付」
▽午後0時20分~[八千代松陰]‐「日出学園」
《4月27日》
◎なごみの米屋ぴーちゃんフィールド大谷津野球場
▽午前10時~「千葉聾・筑波大付聴特」-「市川」
《5月3日》
◎なごみの米屋ぴーちゃんフィールド大谷津野球場
▽午前10時~「拓大紅陵」-「千葉曹・筑波大付聴特-市川の勝者」