7月9日から佐賀へ移駐 他【新千葉新聞】
- 2025/4/17
- ニュース

新千葉新聞2025年4月17日発行
7月9日から佐賀へ移駐

佐賀駐屯地(仮称)へ8月中旬までに完了へ
陸上自衛隊木更津駐屯地 オスプレイ17機
陸上自術隊木更津駐屯に暫定配備中の輸送機V-22オスプレイ17機は今年7月9日に5年の期限を迎えるが、同日に佐賀市の佐賀駐屯地(仮称)を開設し、同機体を運用する輸送航空隊が木更津駐屯地から佐賀駐屯地(仮称)へ移駐することになった。
防衛省が15日(火)、木更津市の渡辺芳邦市長と鶴岡大治市議会議長に説明した。
木更津駐屯地での暫定配備期間は、1機目が到着した2020年7月10日から5年以内を目途としていた。
佐賀駐屯地は佐賀空港の隣接地に建設中で、6月末までに必要な施設が完成する。
17機の陸上自衛隊オスプレイについては、整備の所要などから、今年7月9日以降、木更津駐屯地から佐賀駐屯地(仮称)へ順次飛来させ、8月中旬までに全機の移駐が完了するが、その際、移駐の期間における訓練飛行は行わないことや、機体整備のための試験飛行は海上の空域で実施することを防衛省に確認したという。
渡辺市長は、「今年の7月9日をもって木更津駐屯地における陸上自衛隊V-22オスプレイの暫定配備は終了するが、同機体の移駐完了後においても、同機体は、定期機体整備のために木更津駐屯地に飛来することになる。引き続き、陸上自衛隊オスプレイをはじめ、自衛隊機の運用を注視するとともに、市民の安全・安心を第一に考え、基地対策に取り組んでいく」とコメントした。
熊谷俊人県知事も「木更津市と連携し、県民の安全・安心の確保に向けて対応を進める。国は今後とも木更津駝屯地におけるオスプレイの運用に対し、地元市に丁寧な対応を行ってもらいたい」とのコメントを発表した。
粗大ごみのリュース品

木更津市クリーンセンター 市民に無料提供
木更津市は、今月の第3土曜日・19日午前9時から11時まで、クリーンセンター(潮浜3-1)で《粗大ごみのリユース品提供》を行う。
同事業は、クリーンセンターに持ち込まれた粗大ごみの中で、修理等を必要としない再使用可能な家具(リユース品)を希望する市民に無料で提供することにより、使用済み製品の再使用を推進し、ごみの減量化や資源化を推進するもの。
毎月1回、第3土曜日の午前9時から11時まで実施しており、提供するリユース品がなくなり次第終了する。
なお、毎月1日に、当該月に提供するリユース品のカタログを市ホームページに掲載。
同事業の概要は次の通り。
▽対象は市内在住の人(転売などの営利を目的とせず、自ら使用する人)。
▽今回(令和7年4月)の提供品は30点(4月1日現在)で、トランポリン、ペットフェンス、ラタンラック、折りたたみコンパクトデスク、キックボード(子供用)、スプリングマットレス、本棚(木製)など。
▽1世帯当たり1品まで提供。
▽午前8時40分までに来場した人は、抽選で入場の順番を決める。
▽自己負担により運搬手段などを確保する。
注意事項やリユース品カタログなど、詳細は市ホームページで確認できる。
※市ホームページの「ページ番号で探す」に10213を入力して検索する。
問い合わせは市資源循環推進課(℡0438-36-1133)。
入館料を寄付

木わたくし美術館
木更津わたくし美術館(館長・中村儀介、木更津市貝渕)主催『千葉ゆかりの作家展』が3月20日から27日まで開催され多くの来場者が訪れ、好評を博した。
地元市の首長をはじめ作家たちと交流のあった人々も来場した。
開館8日間の来場者は245人で、入館料は、総額73,500円(1人300円)となり、中村館長はこの入場料全額を、15日「木更津市の文化・芸術の振興に役立ててもらいたい」と木更津市に寄付した。
市では美術品の保全に使わせてもらうとしている。
ゆうゆうステーション木更津

愛称募集で山城泰さんの命名を採用
木更津市老人福祉センター 愛称決定表彰式
木更津市老人福祉センター(市内十日市場)は、高齢者の「いこいの場」として、昭和50年(1975)にオープンし、今年開館50周年を迎えている。
市では多くの人に利用されている同センターの開館50周年の節目を記念して、利用者にとって同センターがさらに身近に感じてもらえ、親しまれるようにとの願いを込め、昨年12月から今年1月15日まで、「木更津市老人福祉センター愛称募集」を実施してきた。
全応募作品19件の中から、愛称検討委員会は、山城泰さん(市内在住)の作品、『ゆうゆうステーション木更津』に決定した。
名称の山来は~歳を重ねた方々が、軽い運動や頭を使うゲームをしたり、大きな声で歌ったり、風呂に入るなど、ゆうゆうとした気持ちで体をリフレッシュし、心身の健康を保てる場所でありたい~と願うもの。
山城さんは自身も同センターのジェット風呂の愛好者。
「私か広島から木更津に来たのが、同福祉センターが開館したと同じ50年前でした。このような記念すべき時に、私の愛称を選んでいただき本当に嬉しく思っている。これからも、同施設の所長さんや担当者のお世話になりながら、いろいろなことに利用し、何歳になっても、元気よく楽しみながら、ゆうゆうと過ごしたいと思っている」と話していた。
市では、同センター入り囗に『ゆうゆうステーション木更津』の看板を掲示し、今月10日には同センターで、渡辺芳邦市長や田中幸子副市長が出席して愛称決定表彰式を行った。
持続化補助金活用セミナー

木更津商工会議所 小規模事業者対象
木更津商工会議所/中小企業相談所、公益財団法人千葉県産業振興センター、千葉県よろず支援拠点主催「小規模事業者持続化補助金活用セミナー」が、5月9日(金)午後2時から4時まで、木更津商工会館(3階研修室)=木更津市潮浜1-17-59=で開かれる。
補助金初心者向けのセミナー。
受講無料、定員30人程度。
現在、参加軒募集中。
昨今の仕入価格や光熱費、人件費などの高騰に対して小規模事業者が業績を上げるためには、新たな販路開拓・商品闘発・新規事への取り組みや生産性の向上が必須になる。
小規模持続化補助金は、それらの取り組みをする際に、事業計画を策定し採択を受けることで50万~200万円の補助金(袖助率2/3)が活用できる可能性がある。
しかし、その採択率は50%前後になるケースも多いため、事前に制度概要の確認や計画く書の作成、申請方法(電子申請)などを準備する必要がある。
講師は、主催者である千葉県よろず支援拠点のサブチーフコーディネーターで中小企業診断士の森永逸二郎氏。
森永氏の前職は法人飛び込み営業で、約20年従事。2019年に企業診断士として独立し、現在は販路開拓支援、創業支援、専門学校講師などの業務に携わる。今年2025年から千葉県よろず支援拠点のサブチーフコーディネーターとして精力的に活躍している。
当日の持ち物はWi-Fiの繋がるパソコンと筆記用具。
申し込み方法は申込用紙に事業所名、所在地、電話番号、ファックス番号、参加者名を記入し、木更津商工会議所へFAX(0438-37-8705)で。
森川天太選手が出場

拓大紅陵3年 甲子園で軟式野球
甲子園球場で5月5日に開催される軟式野球の東西選抜チーム交流試合に、拓人紅陵3年の森川人太選手が、千葉からただ1人出場する。
交流試合は、毎年夏に開かれる全国高校野球軟式選手権大会が70回を迎えるのを記念して実施。
同大会は主に兵庫県明石市で行われ、今回のように軟式高校野球の全国規模の試合を甲子園で開催するのは初めて。
昨年の秋季大会などの成紋を参考に、全都道府県から選手を選抜し、東西28人のチームに分かれて対戦する。
拓大紅陵は、秋の関東大会で8強入りし、主将を務めた投手や遊撃手として活躍する森川選手が、メンバーに選ばれた。
167センチ、57キロ、右投げ左打ち。
内野の守備に自信があり、状況に合わせた打撃を心掛ける。
投手としては3種類の変化球を使い分ける打たせて取る投球が持ち味。
優勝した昨年の関東大会の準々決勝では、9回2死まで無安打無得点の快投を見せた。
遺児福祉基金

自転車商協木更津
千葉県自転車・軽自動車商協同組合木更津支部(支部長・高梨豊)は今月7日、木更津市遺児福祉基金に役立ててほしいと、2万円を基付した。
高梨支部長が、木更津市役所朝日庁舎のこども未来部こども政策課を訪れ、遺児福祉委の増進のためにと基付を行ったもの。
この寄付金は、放置自転車再利用収益金の一部を福祉にと持参したもの。
同市では、遺児福祉の増進を図るために、大切に使わせていただきますと感謝した。