老人福祉の向上を図る 他【新千葉新聞】
- 2024/12/8
- ニュース
新千葉新聞2024年12月8日発行
老人福祉の向上を図る
講師2人を迎え「脳若トレーニング」
木更津市シニアクラブ大会 功労者等を表彰
木更津市シニアクラブ連合会(会長・橋詰清、28クラブ・748人)主催、「第60回木更津市シニアクラブ大会」が六日(金)午後2時から木更津市民総合福祉会館・市民ホールで開かれた。
近年の超高齢化社会の進展に伴い、地域の高齢者による明るく住よい垉域社会づくりのための活動は、社会的にも大きな期待が寄せられている。
同大会は市内のシニアクラブの代表や関係者が一堂に集い、クラブの充実・発展、老人福祉の向上を図るもので約40人が参加した。
渡辺芳邦市長、伊藤昌宏福祉部長、鎌田哲也木更津市社会福祉協識会常務理事などの来賓を迎えた式典で、橋詰会長は、「木更津市民歌には、市民や我々シニアクラブが目指すものが歌い込まれている。個々が市民歌のように毎日を大切にして、仲間を増やし、楽しく活動しよう」などを呼びかけ、挨拶した。
来賓各氏も「人生百年の時代を迎え、健康に留意し、美味しく食事をとり、生きがいを持ち、人とのコミュニケーションを大切に、益々元気に過ごしてほしい」などとエールを送り、日頃の諸活動に感謝した。
続く表彰では、長年にわたり、役員などで同会の発展などに尽力した功労者二人に市長感謝状、単位クラブの活動に積極的に参加し、クラブの活動を盛り上げているクラブ員六人に、連合会会長表彰を行った。
最後に、フレイル予防やSTOP詐欺被害、会員増強、交通安全指導、クラブリーダーの育成など六項目の大会宣言を全会一定で採択し、木更津市シニアクラブの益々の発展を期した。
また「講話」では、森田知啓氏・神子眞由子氏を講師に迎え「脳若トレーニング」を行い、元気を保つ秘訣が伝授され、笑顔が広がった。
受賞者は次の通り。
( )は所属クラブ。
(敬称略)
【市長感謝状】
▽前原三代子(真舟朋の会)、▽狛正彦(活寿会)
【シニアクラブ連合会会長表影】
▽岩附玲子(太田恋の森)、荒木弓夫(真舟白寿会)、大隅香津夫(桜井北部福寿会)、佐藤富子(シニアクラブ岩根若木会)、原さくら(活寿会)、木下源章(シニアクラブ大久保松柏会)
年末犯罪の発生に備え
凶器を持ち女子職員に現金要求を想定
JA木更津市真船支店 金融防犯訓練実施
木更津市農業協同組合(代表理事組合長・石渡肇、以ドJA木更津市)は、6日(金)午後4時から、木更津警察署の協力をりて、JA木更津市貝船支店(支店長・鈴木勝也)で「金融防犯訓練」を
実施した。
これは年末を迎え、金融機関を狙った犯罪等の発生が懸念されることから、強盗事件を想定した防犯馴練を実施し、日頃の防犯マニュアルの総点検と、職員それぞれが自らの役割などを再確認し、防犯意識の高揚を図るなどを目的に毎年閧催しているもの。
同訓練には石渡組合長以下役員、本支店の役職員など30人以上が参加し、いざという時に備えた。
訓練では、~木更津笥生活安全課の警察官扮する、顧客の女性(来店客)一人がいるところに、男性2人の犯人が客を装って入店し、窓口の女子職員の手をつかみ凶器(ナイフ)を示して現金を要求。
もう一人が営業室内に入り職員から現金を強奪して逃走する~というもので、犯人逃走後、男性職員がカラーボールを持ち、投げて追跡する~などを行った。
この間約2分。
訓練終了後、同課による講評が行われ、顧客の保護・安全確認を最優先に-など、様々な留意点が示され、参加者はメモを取りながら熱心に傾聴した。
続いて「さす股の取扱い要領」の講習も行われ、~犯人と対峙するときには1メートル以上間隔をとること、胸に厚手の本などを当てて対応する(命を守る行動)、さす股は向かい合っているときは顔を狙う、後ろからの時は足を狙って倒す。
全員が一度は実際にさす股を手に収り、使い勝手を確認する~などが指導された。
木更津署による講評内容は次の通り。
①人命保護第一(顧客・職員共に)、
②日頃の訓練の重要性(個々の役割分担、カラーボールの投げ方、非常警報装置の設置場所や正常に作動するかの確認など)、
③通報で駆け付けた警察官への迅速で正確な情報提供(犯人の服装、上着は脱いでしまう可能性も大きいので特に下半身、ズボンや靴など。顔や言葉の特徴)、
④防犯カメラが正常に作動するか、操作も出来るようにしておく。
県警では、県下で即、情報を共有できるシステムを導入しているので、防犯カメラの映像は最重要なものとなる、など日頃からの防犯意識の大切さを説いた。
石渡組合員は、「年末を控え、本日の訓練を有効に生かし、職員皆が防犯意識を高め、お客様に安心・安全な木更津農協であることを示してほしい」などと挨拶、木更津署の協力に感謝した。
年末特別警戒の陣中見舞
警察署管内金融機関防犯連絡協議会
木更津警察署に カップ麺504食
木更津警察署管内金融機関防犯連絡協議会(会長・平野文彦君津信用組合理事長、会員数62)は5日、年末年始特別警戒陣中見舞いとして木更津警察署にカップ麺504食を寄贈した。
平野会長が、木更津警察署員の年末年始の防犯活動に対する激励と慰労を兼ねて、木更津署を訪問、「昼夜勤時に暖をとり、英気を養ってほしい」と金田新一署長に贈呈した。
金田署長は署員を代表してお礼を述べるとともに、「厳重な警戒に努め、平穏な市民生活の維持を図りたい」と話しでいた。
アジサイ復活に向けて
木更津市吾妻等 卯田造園が無償植替え
あじさい通りのアジサイ復活に向けて、昨秋、木吏津市役所の全面協力で9か所へ、アジサイを移植しました。
開花を楽しみにして、吾姿、新宿等のボランティアや「あじさい通りを美しくする会」の会員らが、水やりや雑草取りを実施してきましたが、今夏の異常気象により、一か所を残して、すべて枯れてしまいました。
そんな状況を聞いて、同市伊豆島の卯田造園代表の卯田寛氏が、11月末に、無償で全てのアジサイを植え替えてくれました。
来年こそは、美しい「あじさい」を皆で見ることが出来るよう願ってやみません。
(あじさい通りを美しくする会・一会員)
10日に電子納税の相談会
君津信用組合本店
木更津税務署では。今月10日(火)、電子納税(ダイレクト納付)に関する『相談会』を君津信用組合本店(木更津市潮浜3-3)1階ロビーで開催する。
ダイレクト納付は、e-Taxによる簡単な操作で事前に届け出をした預金口座から、口座引き落としにより納付する方法。
金融機関の窓口に出向かなくても、会社や自宅のPC会社や自宅のPCから納税できる大変便利な電子納税の手段。
相談員は、木更津税務署職員が務める。
時間は、▽午前10時~正午、▽午後1時~3時まで。