人形たちにありがとう 他【新千葉新聞】
- 2024/5/14
- ニュース
新千葉新聞2024年5月14日発行
人形たちにありがとう
勝代表が珠洲市へ鯉のぼり一式寄贈
木更津ひな会 高蔵寺で人形感謝祭
南房総初夏の風物詩「第38回人形感謝祭」が11日(土)午前11時から、木更津市矢那の坂東第三十番霊場平野山高蔵寺(高倉観音、宮寺光明住職)で厳かに執り行われた。
木更津ひな会(代表・勝忠男)主催、一般社団法人日本人形協会、高蔵寺などが後援。
長い歴史を有するこの人形感謝祭は、子ども達の健やかな成長を見守り、厄払いなどの役目を果たし、押し入れなどで眠っている人形たちを敬い、感謝して供養するもの。
毎年全国のトップを切って開催されており、この日は、地元君津地域四市や県内外から、思い出多いひな人形・武者人形・兜・鎧、ぬいぐるみ等々、当日持参も含めて約3,000体が供養された。
遠く仙台からの参拝者は実家(木更津市内)に預けたあったひな人形や武者人形などを供養した。
法要には地元選出の森岳県議、高蔵寺の長谷川茂筆頭檀家総代、檀家役員、一般参拝者等約50人が参列した。
法要に先駆け勝代表(87)は、~東日本大震災で保育園が津波被害を受け、雛人形も流されたが園児は無事だった。ひな人形が子ども達を守った。その後同園にひな人形を寄贈した~などを披露して、「能登半島地震の被災地・珠洲市へ鯉のぼり一式を寄贈して子ども達の無事成長と地域の復興を応援したい」と挨拶。
同寄贈を仲介した森県議に目録を手渡した。
宮寺住職は「人形は人の化身。心あり命あり魂がある。時には身を投じて子ども達の命を守り、厄を祓ってくれた。たくさんの思い出に感謝しながら心を込めて供養したい」などと人形感謝祭の意義に触れながら、多くの参列に感謝した。
地元出身の和太鼓奏者・鈴木淳一氏(47)による「能登半島地震供養太鼓弌般若心経を諞い込んだ『供養感謝太鼓』が力強く打ち鳴らされる中、参拝者は順次焼香を行い、人形たちに感謝と労いの思いを捧げた。
この人形感謝祭は来年も5月中旬に高蔵寺で実施される予定。
夜間通行止め
木更津東IC~横芝
NEXCO東日本市原管理事務所(市原市)、東京湾アクアライン管理事務所(木更津市)では、首都圏中央連絡自動車道(以下圏央9)松尾横芝インターチェンジ(以下IC)から木更津東ICにおいて、舗装補修工事、構造物の点検等を行うため、夜間通行止めを実施している。
期間は5月13日~同22日(水)各日午後8時から翌朝5時まで。
荒天時は予備日に順延する。(予備日は五月二十三日~6月三日)
また、圏央道と直結する銚子連絡道路(千葉県道路公社管理)についても、横芝光ICから流入した車が松尾横芝ICから一般道に流出できないため、通行止め(流入禁止)となる。
圏央道 内外回り、市原鶴舞IC~木更津東ICも5月13日~同17日(金)。
予備日は5月20日~同24日。
通行止め区間内にある休憩施設については、圏央道 高滝湖パーキングエリアは、各日午後7時30分~翌朝5時まで閉鎖される。
このエ事等を行う区間は片側一車線であり、実施に当たって通常の車線規制では施工が出来ないことから、交通量が少ない平日の夜間に通行止めを行い、工事を集中的かつ効率的に実施する。
被覆アーク溶接技能
ポリテク君津 セミナーの受講者募集
千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター『ポリテクセンター君津』=君津市坂田428=では、在職者を対象に、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、6月26日、27日に開講する、溶接・熱処理技術分野「被覆アーク溶接技能クリニック(板材溶接繝/実技のみ2日コース)」の受講生を募集している。
同コースは今年度内に5月、6月、11月、1月の計4回、何れも2日間ずつ同じ内容で行われる。
今回はその2回目。
詳細は次の通り。
◎対象者=被覆アーク溶接作業(手溶接)にこれから従事する人、または現在従事している人
◎目標=被覆アーク溶接に係る実技講習を通して、被覆アーク溶接の技能向上および問題解決技法を習得する
◎講習内容
▽被覆アーク溶接の知識、溶接条件
▽下向き、立向き、横向き溶接(板材)
▽製品の評価方法(外観検査、曲げ試験)
▽問題点の把握と解決手法
◎使用機材=被覆アーク溶接機、安全保護具、器工具一式、溶接継手曲げ試験機
◎開講日=6月26日(水)、27日(木)
◎時間=午前9時10分から午後4時まで(6時間×2日間の12時間)
◎会場=ポリテクセンター君津
◎持ち物=筆記用具、作業服(長袖)、作業帽(またはヘルメット)、安全靴 ※保護具は貸与もできるが、なるべく普段使用しているものを持参してほしいとしている
◎前提スキル等=特になし
◎受講料=15,000円(税込)
◎定員=10人
◎申し込み=必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
申込書は同センターのホームページからダウンロードできる
◎申込締切=6月12日(水)
申し込み及び問い合わせは訓練課へ(℡0439-57-6313、FAX同57-6386)。