学校での顕著な活動等 他【新千葉新聞】
- 2024/3/12
- ニュース
新千葉新聞2024年3月12日発行
学校での顕著な活動等
木更津中央ライオンズクラブ教育奨励賞
受賞者を発表 団体等の活躍称えて
木更津中央ライオンズクラブ(会長・武藤義彦)はこのほど、木更津市の教育振興を図るため、「令和5年度木更津中央ライオンズクラブ教育奨励賞」として、賞状と額の授与を行った。
これは、毎年、学校生活において顕著な活勣をした木更津市内の小中学校の児童・生徒及び教職員を対象に授与されるもの。
今年度授与されたのは5部門で、
▽有益な研究、考察に中学校1校
▽優れた作品の制作に中学校1校、
▽秀抜した記録の樹立に中学校2校、
▽児童生徒の善行に小学校六校と中学校3校、
▽学校生活における顕著な活動に小学校5校と中学校13校
-の功績を称え、個人または団体に贈っている。
受賞者には、同ライオンズクラブの賞状及び額縁が、同市教育委員会まなび支援センター(所長・難波秀和)を通じて各校の受賞者(団体・個人)に贈呈される。
この日(2月21日)同センターを木更津中央ライオンズの武藤会長とゾーン・チェアパーソンの山村憲一氏が訪れ、賞状等を託した。
小中学校の受賞者は次の通り。
【小学校】
▽木更津第一小学校全校児童=あいさつ運動
▽木更津第二小学校運営委員会児童=集会や行事の企画や運営
▽東清小学校児童会=募金活動・地域清掃
▽西清小学校児童会=募金活動・挨拶運動
▽南清小学校運営委員会〈8人〉=児童会活動
▽1~6年清見台小学校ごみ拾い有志児童=地域の清掃活動
▽祇園小学校児童会=児童会活動
▽岩根小学校児童会=異学年交流活動・募金活動
▽高柳小学校図書委員会=読書活動
▽波岡小学校運営委員会〈5・6年生〉=児童会活動
▽鎌足小学校児童会=児童会活動
▽金田小学校児童会6年4人・5年4人=児童会活動
▽中郷小学校6年生14人=トウモロコシの栽培・PR活動
▽富来田小学校第6学年=富来田公民館の清掃活動
▽畑沢小学校児童会=児童会活動
▽請西小学校第6学年児童全員=ボランティア清掃
▽八幡台小学校児童会本部委員会〈8人〉=児童会活動
▽真舟小学校10周年企画委員会児童22人=「10周年を祝う会」の企画運営
【中学校】
▽〈木更津第一中学校〉女子柔道部生徒1人=支部総合体育大会個人戦、県総合体育大会個人戦優勝。関東大会個人戦出場。全国中学校柔道大会5位入賞
▽木更津第二中学校生徒会=清掃ボランティア活動
▽〈木更津第三中学校〉全校生徒職員=ICTを活用した活動
▽〈岩根中学校〉生徒1人=千葉県児童生徒教職員科学作品展科学工夫作品の部奨励賞。君津地方小中学生科学工夫審査会紅陵学院理事長賞。木更津市内小中学校科学工夫審査会金賞
▽鎌足中学校全校生徒44人=総合的な学習の時間における地域学習
▽金田中学校生徒会=自治的活動・あいさつ運動
▽富来田中学校生徒会=美化作業・リサイクル資源回収活動
▽太田中学校生徒会本部役員=生徒会活動
▽畑沢中学校女子バレーボール部=地域ボランティア活動への継統した参加、同中生活委員会=継統した校外清掃活動
▽岩根西中学校生徒会=生徒会活動
▽〈波岡中学校〉生徒1人=100メートルバタフライ全国大会出場。県総合体育大会100メートル、200メートルバタフライ優勝
▽清川中学校生徒会=生徒会活動。
「おこめのばうむ」販売
「きさらづ学校給食米」米粉を使い
うまくたの里で 新商品を開発PR
木更津市は、市内産有機股産物のPRを目的として、新商品の開発を同市の道の駅「木更津 うまくたの里」を運営する株式会社TTCに委託して、「きさらづ学校給食米」で出荷できない粒の小さなお米を活用し、上質な米粉を製造、使用したバウムクーヘン『おこめのばうむ』を閧発した。
木更津産のお土産品としてはもちろんだが、特別なお祝いの日にも使用できるように水引をイメージしたデザインになっている。
価格は1箱1,350円(税込み)で、好評発売中。
また、「1% For Children」に賛同し、「おこめのぱうむ」売り上げの1%が、オーガニック給食基金へ寄付される。
現在の販売場所は、道の駅「木更津 うまくたの里」のみだが、随時、販売場所は拡大していく予定という。
外国人とおしゃべりを
木更津市国際交流協会 国際交流サロン開く
~外国人と気軽におしゃべりしてみませんか~
木更津市国際交流協会(KIFA、会長・鈴木希依子)主催。
「国際交流サロン」が今月22日(金)午後6時30分から8時30分まで、木更津市民総合福祉会館(潮見1-9)の2階、第1・2研修室で開催される。
外国人との交流を目的に開かれるサロン。
国籍や年齢不問、誰でも参加可。
お菓子やポードゲームも用意される。
定員30人(先着順)。
参加費無料。
申し込みはKIFAへ電話(℡0438-38-6736、平日午前8時30分~正午、午後1時~5時15分)、及びメールで。
メールの場合は氏名(ふりがな)、電話番号、住所、国籍、「国際交流サロン参加希望」と明記する。
メールアドレス kifa@nifty.com
園芸科1期生29人巣立つ
新生君津高等学校 記念すべき卒業式
千葉県立君津高等学校(校長・谷裕之、君津市坂田)で去る5日。
「第51回卒業証書授与式」が行われた。
卒業生241人が教職員に見守られ、思い出深い学び舎を巣立った。
君津高校は3年前の令和3年度より上総高校と統合し、「新生君津高校」としてスター卜を切った。
その年の4月に園芸科に入学した生徒が3年間の課程を終え「君津高校園芸科1期生」として29人が卒業した記念すべき卒業式でもあった。
園芸科の生徒は1年時に週に1日、2・3年時には週に2日、君津市上にある上総キャンパスヘバスで向かい、農場実習など園芸科専門科目を学んできた。
卒業生が入学した3年前は、新型コロナ蔓廷防止のため学校行事や授業や部活動など日常の学校生活が制限されることが多かったが、その中でも工夫を凝らし文化祭・体育祭などの学校行事を成功させてきた。
谷裕之校長は、「皆さんは本当によく耐え忍び、頑張りました」と3年間の日々を回想しつつ、卒業生の苦労をねぎらった。
そして「学び続けること」や「挑戦を恐れないこと」の大切さを語り、厳しい社会情勢の中、生きていくために、創造力、忍耐力そしてコミュニケーション能力を身につけていって欲しいと激励した。
卒業生代表の古澤一眞さん(生徒会長)は「高校生活で制約もあったが、体育祭や文化祭などの行事や部活動をできる限り全力を尽くしました。また、進路実現のための受験勉強も、何気ない会話を通じ、友達と声を掛け合って乗り越えました」と充実した高校生活を振り返った。
今回は保護者、1・2年生在校生も参加し、6年ぶりの通常のスタイルでの卒業式であったが、最後に行われた全生徒・職員による「校歌斉唱」では、明るく高らかに歌い上げる声が体育館全体に広がり、従来の社会活動か戻ってきたことを改めて実感できた。
会場には園芸科生徒が実習で育ててきた花が飾られ、彩りを添えた。
式の後はそれぞれの教室で最後のHRが行われたが、各教室の廊下には、在校生によるオリジナルの手作り装飾・写真が飾られており、心温まる雰囲気の中、高校生としての最後の時間を担任・副担任の先生方、同級生と3年間の思い出を語り合い、別れを惜しんでいた。