高木桜花選手を激励 他【新千葉新聞】
- 2023/9/15
- ニュース
新千葉新聞2023年9月15日発行
高木桜花選手を激励
第4回ろう者サッカー世界選手権大会
日本代表邏手に 渡辺市長を表敬訪問
『第4回ろう者サッカー世界選手権大会』が今月23日からマレーシアで開催されるが、日本代表選手のメンバーとして高木桜花選手(拓大紅陵高校二年)が出場することから、13日(水)、高木選手が木更津市役所駅前庁舎八階に渡辺芳邦市長を表敬訪問し、世界大会出場を報告した。
市役所を訪れたのは、拓大紅陵高校女子サッカー部の高木選手、森章校長、齊藤篤教頭、女子サッカー部顧問の坂本美空教諭が来庁。
木更津市からは渡辺市長、健康こども部職員などが歓迎した。
先ず坂本教諭から高木選手のこれまでの選手経歴(昨年5月デフリンピック日本代表で出場、5ゴールを決めた)等が紹介され、今代表では日本代表副キャプテンとしての重責も担うことが報告された。
坂本教諭も日本代表のコーチとして参加する。
高木選手は、「副キャプテンとしてもチームをまとめ、自分自身も力一杯プレーしてくる」などと決意を述べた。
渡辺市長は、世界大会への出場を喜び。
「木更津市でも様々なスポーツ施設が整えられつつあり、たくさんの市民がスポーツを楽しんでいる。高木選手の活躍は子ども遠の目標になる」などと益々の活躍を期待して祝辞を述べた。
同世界大会は前回大会(2016年イタリア)から七年ぶりの開催(コロナ禍等で延期)で、デフサッカー男女日本代表が出場する。
同大会には男子24チーム・6グループ、女子10チーム・2グループが出場する。
日本はクループB(日本・ネパール・トルコ・イングランド・アメリカ)で、4チームと予選4試合を行う。
デフサッカーのデフ(deaf)とは、聞こえない、聞こえにくいなどの意味があり、基本ルールはサッカーと同じ。
ただし競技中、選手は補聴器を外すことが義務付けられており、選手同士はピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションをとることになる。
これからもお元気で
木更津市濾辺市長 100歳者を訪問
9月15日からの「老人週間」に因み木更津市では13日(水)午後、今年100歳を迎えた高齢者宅を市長などが訪問して「長寿のお祝い」を行った。
市長などが訪問したのは、木更津市岩根の山田美智子さん(100)。
山田さんは大正12年(1923)4月15日生まれ、大正・昭和・平成・令和と様々な時局を乗り越え、今年満100歳を迎えた。
7年前に夫(享年96)を亡くしてから現在は自宅で長女の和子さんと中学生のひ孫の3人で穏やかに暮らしている。
日常は杖も使わず、家の周りを散歩したり、庭の手入れもする。
「自分のことは自分でするし、留守番もしてくれるのでとても助かっています」と和子さん。
好き嫌いなく家族と同じものを食べ、テレビではクイズ番組などが好きだという。
山田さんには「木更津市からの祝い金、記念品」を渡辺市長が、国の「内閣総理大臣からの祝い状と銀杯」を君津健康福祉センター君津保健所地域福祉課・露畸多佳子課長が代理で贈呈した。
渡辺市長などが「これからもお元気でお過ごしください」などと挨拶すると、『お忙しいところきて下さってありがとうございます』と、笑顔いっぱいに、はっきりと御礼の言葉を述ぺた。
木更津市では令和5年度に満100歳を迎えた長寿対象者は30人。
それぞれに木更津市からの祝い金と記念品、内閣総理大臣からの祝い状・銀杯が贈られる。
女性南極調理隊員の挑戦
木更津商工会議所 SDGs推進特別講演会
木更津商工会議所では、第57次南極観測隊料理人の綿貫淳子氏を招いて、SDGs推進特別講演会を閧催し、『極限の地で大奮闘!女性南極調理隊員の挑戦!』~SDGsが生んだ大ヒット商品「悪魔のおにぎり」誕生秘話~を演題にした話を聞く。
参加費無料。
日時は10月19日(木)午後2時~3時30分、木更津商工会議所3階研修室(木更津市潮浜1-17-59)で開く。
募集定員は40人(先着順)。
講演概要は、
▽食品ロスと戦う南極生活、
▽「悪魔のおにぎり」誕生秘話、
▽食品ロスを減らすためにできること、
▽食の重要性とコミュニケーション活性化。
日本から14,000キロメートル離れた南極では、廃棄物に関する規定が厳しく、ごみは自国に持ち帰る必要があるため、南極観測隊の調理隊員は試行錯誤を重ね、食品ロスを出さない食事を編み出している。
今回、世界共通課題である「食品ロス削減」への取り組みや、帰りたくても帰れない異世界で「円滑な人間関係を築く方法について」模索する。
共催は君津商工会議所、館山商工会議所、富来田商工会、袖ケ浦市商工会、富津市商工会。
問い合わせは木更津商工会議所 中小企業相談所・関本さん℡0438-37-8700へ。
「土砂崩れ」は計5件
木更津市内の状況 台風13号の被害第2報
9月8日~9日に発生した台風13号に伴う木更津市内の状況等については当紙10日付で掲載(市の8日報告分)しているが、その後の台風の被害状況について、木更津市は13日に「第2報」を発表した。
数に変動があったものは次の通り。
避難所の避難者数は、渭見台公民館で9人が追加された。
13日午後4時現在の被害状況では、「冠水」が、真里谷4件、長須賀1件、新港1件、吾妻1件が追加され、合計12件に。
「倒木」が笹子1件追加で、合計2件に。
「土砂崩れ」は、道路法面の崩壊3か所、道路陥没1か所、公園法面の亀裂1か所の、計5件となった。
秋季県高校軟式野球大会
県高野連等主催 初戦組合せ決まる
県高校野球連盟など主催、朝日新聞千葉総局など後援「第64回秋季県高校軟式野球大会」の組み合わせが13日、決まった。
大会は今月25日(月)に開幕。
拓大紅陵、千葉商大付、市川、八千代松陰、千葉聾、木更津総合・日出学園・筑波大付属聴覚特別支援(合同チーム)の八校六チームが出場し、青葉の森球場(千葉市)、袖ケ浦球場、重兵衛スポークフィールド中台球場(成田市)の3球場で熱戦を縵り広げる。
決勝は袖ケ浦球場で10月2日(月)午前10時から行われる。
上位2チームは、10月24日(火)から埼玉県で開催される関東大会に出場する。
地元校の初戦組み合わせは次の通り。
【25日】
◎青葉の森球場
▽木更津総合・日出学園・筑波大付聴特-市川(午前10時~)
▽拓大紅陵-千葉商大付(午後零時30分~)
コロナ感染数
直近1週間の報告
県は13日、県内の定点医療機関(204施設)から直近1週間(9月4日~10日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者総数は5600人。
一医療機関当たりの報告数は27.45人で、前週の28.68人から1.23人減少した。
減少は4週ぷり。
年代別では10歳未満が1153人で最も多かった。
16保健所別の最多は市原保健所で40.55人。
次いで君津保健所が38.77人。
君津保健所は前週の50.62人より11.85人減少した。
アバンチュールが優勝
木更津市市民野球 C級1部夏季大会
木更津市野球連盟主催『市民野球大会』の「C級1部夏季大会(東日本軟式野球ブロック大会支部代表決定戦)決勝」が10日、市営球場で打われ、アバンチュールが延長戦の末に清見台Familyを9-6で破り優勝を決めた。
昨年同連盟に加入、同年の春季大会を制し、今年の入れ替えで1部(16チーム参加)に昇格したばかりのチームが強豪チームの頂点に立った。
常に上位で活躍、1部で優勝経験があるチームとの決勝とあって、試合前から円陣を組むなど気合の入るアバンチュール。
その勢いのまま2回に3塁打を放ち1点を先制して試合の流れをつかむと、3回にも2塁打と相手の中継不備で2点を追加。
このまま逃げ切るかと思われたが、7回で4対4の同点に追いつかれ試合は延長戦に突入。
延長戦では6、7回と不振だった打線が繋がり大量5点をもぎ取り、優勝を勝ち取った。
球場では、父親と一緒に勝利を喜ぶ子どもたちの姿が随所で見られた。
10日までに実施された、その他の試合結果は次の通り。
【C級2部夏季大会】
《3日》
◎準々決勝
▽Knlfe edge7-0木更津SARU(5回コールド)
※準決勝・決勝は17日に予定。
【壮年大会】
《3日》
①SONY GM&O10-3八幡台ロイヤルズ(5回コールド)
②世界乃木更津18-0木更津シリウス(3回コールド)
③木更津絆8-1酒(5回コールド)
《10日》
④木更津絆3-0食亊処おのでら
⑤木更津マジナーズ10-0世界乃木更津(6回コールド)
【C級1部秋季大会】
《10日》
◎1回戦
▽WINS(不戦勝)-New Days