住宅メーカーと包括連携 他【新千葉新聞】
- 2023/1/14
- ニュース
新千葉新聞2023年1月14日発行
住宅メーカーと包括連携
移住・定住施策の推進へ6項目分野
木更津市が締結式 (株)ヤマダホームズと協定
木更津市は12日、全国で初めて(株)ヤマダホームズと「包括連携協定」を締結した。
市役所駅前庁舎で行われた締結式には、同社の代表取締役兼社長執行役員の松本英樹氏、法人企画部の佐藤栄記部長など関係者が来庁。
市側は渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、石井宏典企画部長、佐伯浩一経済部長などが出席し、敬意を表した。
締結式では、石井部長が協定に至るまでの経緯と概要を説明したあと、同社の松本代表取締役と渡辺市長が協定書に署飯、締結した。
松本代表取締役は、同協定が全国初であることに触れながら、「現在の社会情勢は全国規模で過疎化や人口減少が顕著だが、木更津市は子どもを含め人口増の傾向にあり、交流人口、移住・定住に関しても注目度が高く、将来展望として大いなる可能性を秘めている。当社の住宅産業部門においても木更津市に貢献できるところは沢山ある。今後木更津市と連携して様々なことにチャレンジしていきたい」などと期待を込め抱負を語った。
これに応え渡辺市長は同協定に感謝するとともに、現在市が進めているオーガニックなまちづくりについて紹介するとともに、「今協定により、互いが有するリソース(業務を達成するために必要な資源・人材・物資・財源など)を有効活用しつつ、市民サービスの向上、地域活性化などの取り組みを積み重ねていきたい」と挨拶した。
今後、木更津市では、移住・定住施策の推進にあたり、住宅メーカーならではの同社の支店を取り入れた情報発信や地域社会の活性化、健康増進に関すること等、6項目分野での包括協定を有効活用していく。
(株)ヤマダホームズは、家電量販店として知られる「ヤマダデンキ」の(株)ヤマダホールディングス100%出資のグループ会社で、主に新築注文住宅・分譲住宅・中古住宅販売・リフォーム・不動産賃貸事業などを手掛ける総合住宅メーカー。
今協定での主な連携事項は次の通り。
①情報発信に関すること。
▽木更津市が作成する移住定住PR動画の作成協力(産業振興課)。既に作成済みで、昨年11月より海ほたる、道の駅、三井アウトレットパーク木更津のチーバくんプラザ、市内各所のサイネージ等で活用・放映されている。
②地域社会の活性化に関すること。
▽移住定住の促進による地域経済の振興(企画振興課)
③健康増進に関すること。
▽ヒートショック予防など健康に重視した住宅の促進、健康増進に係る広報啓発(健康推進課)
④環境保全に関すること。
▽ゼロ・カーボンシティ実現の取り組み協力(環境政策課)
⑤地域の安心・安全に関すること。
▽空き家解消への取組(住宅課)
⑥その他両社が協議し、必要と認めること。
大学入学共通テスト
清和大学でも 今日と明日の2日間
約51万人が出願した大学入試共通テストが、きょう14日(土)と15日(日)の2日間にわたり、全国679会場で実施される。
実施主体の大学入試センターは、マスク着用や手指消毒、歓喜など新型コロナウイルスへの対応にとどまらず、問題流出や殺傷事件の再発防止にも神経をとがらせている。
試験時間中にスマホなどの電子機器類を使用したり、イヤホンを耳に装着などは不正行為とみなされる。
地元では清和大学が会場に。
6職種で経験者を募る
一般行政職や土木・建築・電気各上級
木更津市令和4年度 第3回職員採用試験
木更津市は「令和4年度第3回職員採用試験」を実施するにあたり、受験申込を2月9日(木)まで受け付けている。
今回の試験は『職務経験者』が対象。
試験職種は一般行政職上級A、一般行政職上級B、土木上級、建築上級、電気上級、社会福祉士の6職種。
一般行政職は25歳~45歳、土木職、建築職、電気職、社会福祉士は30~45歳の人が受験できる。
第1次試験が行われるのは3月5日(日)。
史が求める人物像は「人とのつながりを大切にする人」「自信を持って新しいことに挑戦する人」「木更津市に貢献した地という強い意欲と高い志のある人」。
多くの申し込みを歓迎している。
募集人員、受験資格は次の通り。
▽一般行政職上級A(職務経験者)=3人。
昭和63年4月2日から平成10年4月1日までに生まれた人(学歴を問わない)。民間企業や官公庁等での職務経験が直近5年中(令和5年6月30日時点)3年以上ある人。
▽一般行政職上級B(職務経験者)=2人。
昭和52年4月2日から昭和63年4月1日までに生まれた人(学歴は問わない)。
民間企業や官公庁等での職務経験が直近10年間中(令和5年6亜g津30日時点)6年以上ある人。
▽土木上級(職務経験者)=1人。
昭和52年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた人(学歴を問わない)。
民間企業や官公庁等での当該職種に関連する職務経験が直近10年中(令和5年6月30ン地位時点)6年以上ある人。
▽建築上級(職務経験者)=1人。
昭和52年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた人(学歴を問わない)。
民間企業や官公庁等での当該職種に関連する職務経験が直近10年中(令和5年6月30日時点)6年以上ある人。
▽電気上級(職務経験者)=1人。
昭和52年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた人(学歴を問わない)。
民間企業や官公庁等での当該職種に関連する職務経験が直近10年中(令和5年6月30日時点)6年以上ある人。
▽社会福祉士(職務経験者)=1人。
昭和52年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた人(学歴を問わない)。
社会福祉士の資格を有し、民間企業や官公庁等での職務経験が直近10年中(令和5年6月30日時点)6年以上ある人。
問い合わせは職員課へ(TEL0438‐23‐7467)。
詳細は市公式ホームページでも確認できる。
アドレス http://www.city.kisarazu.lg.jp/shisei/jinji/saiyo/1010931.html
高齢者にもアプリ配信中
木更津市が無償で タブレット端末貸与
木更津市では、令和4年11月1日から、新しいアプリの配信を開始した。
キアラ図師のホームページで発信している新着情報や、安心・安全メール、広報無線の内容など、暮らしに役立つ情報を届けている。
高齢者も、スマートフォンで、簡単に利用できる。
なお、アプリの使用を希望する場合には、市から無償でタブレット端末を貸し出すという。
貸し出しの対象は、世帯全員が、75歳以上の住民是非課税世帯で、スマートフォンやタブレット端末などを持っていない世帯。
史が貸し出すタブレット端末には、簡易な見守り機能として、48時間以上操作がないと、登録してある家族のスマートフォンに通知が届く安否確認機能や、登録してある家族に連絡をお願いする旨のメールをワンタッチで送信できる機能もある。
また、登録してある家族のスマートフォンとテレビ電話も可能なため、是非利用してほしいとしている。
問い合わせは市福祉部高齢者福祉課 TEL0438‐23‐2695へ。
レベル3(医療不可増大期)
県内12日コロナ感染 死者数は最多29人
県内では12日(木)、新たに6923人が新型コロナウイルスに感染し、29人が死亡したと発表した。
感染者数は前週の木曜日から3251人減少したが、死者数は過去最多を更新した。
累計感染者数は136万⑫27人で、年代別では20~29歳が一番多く1204人だった。
新規クラスター(感染者集団)は14件確認され、君津地域では富津市内の高齢者施設で5人が感染した。
県は同日、新型コロナウイルスの県内の感染状況について、医療逼迫や病床使用率上昇などを受け、これまでの「レベル2(感染拡大初期)」から「レベル3(医療不可増大期)」に移行したと発表した(同日付)。
感染症の警戒レベルは4段階で、レベル3は上から2番目に厳しい状況。
熊谷俊人知事は同日の定例記者会見で、ワクチン接種の検討やこまめな換気、症状がある際の出勤や外出控えなど、引き続き効果的な感染防止対策の再徹底を呼び掛けると共に、オンライン診療や陽性者登録センターも活用をと促した。