基地対策に関する要望書 他【新千葉新聞】
- 2022/8/25
- ニュース
新千葉新聞2022年8月25日発行
基地対策に関する要望書
田中木更津副市長 北関東防衛局へ届ける
木更津市の田中幸子副市長は22日(月)午前10時に、防衛相北関東防衛局(埼玉県)を訪問し、渡辺芳邦木更津市長名での「基地対策に関する要望書」を、浜田靖一防衛大臣及び扇谷治北関東防衛局長に宛てて提出した。
また、米空軍横田基地に配備されているCV-22オスプレイの飛行停止に伴う、陸上自衛隊V-22オスプレイの今後の対応等について、米側から情報収集して内容や機体の安全確認に関して情報提供を求めるとともに、市民の安全・安心の確保の観点からも、安全な運用に万全を期すよう田中副市長から北関東防衛局の坪倉企画部長へ口頭で要請した。
「基地対策に関する要望書」(5項目)の内容は次の通り。
①基地運用の影響に伴う基地周辺住民への配慮について(飛行訓練に伴う騒音や振動の対応。格納庫前のエプロンや洗機場で行っている点検等に係る騒音の対応)
②基地周辺地域の施設整備等について(まちづくり支援事業や江川総合運動場拡張整備事業など民生安定施設整備事業等の推進に協力をいただいているが、今後も、基地周辺地域の振興につながる事業の推進に最大限の配慮を願う)
③特定防衛施設周辺整備調整交付金について(平成29年2月から日米オスプレイの共通整備基盤として木更津駐屯地において米海兵隊MV-22オスプレイの定期機体整備が開始され、今後、整備期待数の増加が見込まれている。
また、令和2年7月10日から陸上自衛隊V-22オスプレイの暫定配備が開始され、現在、9機の陸上自衛隊V-22オスプレイが本格的な飛行運用を行っており、基地周辺住民の負担も大きくなっている。
最終的には17機の陸上自衛隊V22オスプレイが暫定配備される計画である。
さらに基地周辺住民の負担感が大きくなることが予想されることから、市では民生安定事業を推進するための財源確保が課題となってくることから、交付金の増額を行うこと)
④オスプレイの飛行運用について(潮干狩り場は、オスプレイの場周経路下にあることから、潮干狩り客が不安を抱くことがないように時間帯等を考慮したり、駐屯地周辺で集客イベントを実施する場合は、オスプレイの飛行運用における周辺住民や観光客等への配慮を行うこと)
⑸安全対策の徹底及び迅速な情報提供について(万が一、オスプレイの事故等が派生した場合、速やかにしの状況を市に報告するとともに、原因究明を行い、再発防止に万全を期すること。
また、日本国内に挽浴びされている日米オスプレイに限らず、オスプレイの事故に関する情報については、迅速かつ詳細な情報提供を行うこと。
さらに、航空機から発生する低周波音による影響について、当該分野の技術動向などの収集状況について情報提供を行うこと)
木総合と紅陵
高校野球順当勝ち
秋季県高校野球大会予選が23日、県総合SC野球場等で行われた。
地元の高校(木更津総合、拓大紅陵)の結果は次の通り。
【23日Z)
◎代表決定戦
▽木更津総合16-1県船橋(5回コールド)
▽拓大紅陵11-6千葉工
ドローン使いプログラミング
木更津市教委 教職員研修を実施
木更津市教育委員会は、今年7月に、産官学8者で締結した「木更津市におけるプログラミング学習に関する連携協定」に基づき、ドローンを使ったプログラミングの「教職員研修会」を実施した。
8月5日(金)に、木更津市立南清小学校の体育館を会場に、ドローンとIpad各10台を使って行われた。
講師は、連携協定を締結したCoderdojo木更津の島野勝弘氏、小宮直人氏の2人。
研修は希望制で、当日は31人の教職員が参加した。
3人から4人のグループで、Ipad上でプログラミングを行い、ドローンを操作した。
画工で行うプログラミング学習のモデルケースの一つとして、先生方は手ごたえを感じていたようだ。
各教職員コンピュータ研修は前記の研修を含め、Googleの研修など、計6講座を実施、述べ241人が参加した。
総合首都圏進学フェア
来春の受験生対象 木更津市民会館で
中学、高校入試を来春に控えた受験生を対象に、県内最大規模の総合進学相談会「首都圏進学フェア2022in千葉・木更津海上」が、今月28日(日)午前11時から午後3時まで(最終入場午後2時迄)、木更津市民会館で開かれる。
入場無料・予約不要。
NPO法人親子進路応援センター主催。
君津地域4市はじめ、千葉県内の公立、私立高校を中心とした計27校が出展。
各学校のブースで入試担当者が面談形式により進学相談に応じるほか、学校案内や入試関係資料を配布するなどして情報を提供する。
参加校は次の通り。
▽千葉県公立高校=姉崎高校、天羽高校、安房高校、市原高校、市原緑高校、市原八幡高校、木更津高校、木更津東高校、君津高校、君津青葉高校、君津商業高校、京葉高校、袖ケ浦高校、館山総合高校
▽千葉県私立高校=市原中央高校、鴨川令徳高校、木更津総合高校、行英国際高校、志学館高等部、翔凜高校、拓殖大学紅陵高校、千葉県安房西高校、東海大学付属市原望洋高校、成田高校、明聖高校、わせがく高校
▽国立高等専門学校=国立木更津工業高等専門学校
なお、新型コロナウイルス感染防止対策のため、会場内のマスク着用をお願いする。
問い合わせは同センターへ(TEL047-447-7859)。
4市合計で288人が感染
県23日発表コロナ
県によると、君津地域で23日(火)新型コロナウイルスの感染者が新たに木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市合わせて計288人確認された。
前日(80人)は2桁だったが、再び3桁に転じた。
各市の新規感染者数は木更津市が134人、君津市58人、富津市50人、袖ケ浦市46人。
前週の火曜日と比較すると、富津市が同数、その他の各市、地域総巣の何れも減った。
減少人数は木更津市が7人、君津市3人、袖ケ浦市20人、地域総数60人。
前週の同じ曜日を下回るのは2日連続。
23日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が15985人、君津市8575人、富津市4259人、袖ケ浦市8225人。
千葉県内では同日、18人の死亡と5732人の感染が新たに判明。
感染者数は前週の火曜日から885人増え、2日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。
新規クラスター(感染者集団)は計13件発生。
全国の強豪相手に熱戦
四国でのインターハイ 地元選手の成績
7月から四国地方で行われている「インターハイ」には君津地方からも精鋭多数が参加、全国の強豪相手に熱戦を展開している。
地元選手の成績は次の通り。