ブルーベリーのPRを 他【新千葉新聞】
- 2022/7/5
- ニュース
新千葉新聞2022年7月5日発行
ブルーベリーのPRを
4年ぶり開催の全国産地シンポジウム
講演やパネルディスカッション 木更津から全国へ
木更津市制施行80周年記念事業~第22回全国産地シンポジウム《2022ブルーベリーin木更津》~が、7月1日(金)~2日(土)かずさアカデミアホールで開催された。
4年ぶりの全国シンポジウム。
今大会テーマは、『ど根性栽培』で地方創生!木更津から全国へ!!。
木更津市での開催は、第12回大会(2006年)以来2回目。
主催は、一般社団法人日本ブルーベリー協会及び、2022ブルーベリーin木更津大会実行委員会(両会会長・江澤貞雄)。
初日、正午からの開会式には、浜田靖一衆議院議員、千葉県知事代理・穴澤幸男副知事、渡辺芳邦木更津市長、郡健次関東農政局生産部長、田中幸子木更津市副市長、高橋浩・森岳県議、県農林水産部、重城正義木更津市議会議長、同市議、石渡肇JA木更津市代表理事組合長、木・袖農業委員会等々、多数の来賓を迎え開会。
オープニングは、富来田小学校児童によるブルーベリーの歌『青い鈴の音』の合唱が披露され、開会を祝した。
この歌は東京都から昨年3月に木更津市に移住したシンガーソングライターで現在農業も行う稲田明氏の作詞・作曲。
開会式典で江澤会長は全国からの参加者を歓迎し、「今後も同大会を更なるステップの足掛かりとして、ブルーベリーの魅力を国内外に発信し、多くの仲間と共に活力ある地域を育てていきたい」と力強く決意を語り、木更津市をはじめ多くの企業・団体などの支援協力に感謝した。
来賓各氏もブルーベリーの魅力に触れながら、更なる活動の展開を期待して祝辞を述べた。
続くシンポジウムでは、渡辺芳邦市長が「オーガニックシティと木更津産ブルーベリー」を演題に特別講演を行い、木更津市が取り組むオーガニックなまちづくり、その根幹をなす豊かな大地の力を最大限活用した無農薬の「ど根性栽培・ブルーベリー」の可能性をPRした。
「基調講演」は齋藤紀子千葉商科大学人間社会学部准教授が「『ど根性栽培』によるブルーベリー観光農園事業がめざす地域活性化」をテーマに、~学生たちと取り組んだソーシャルビジネスが引き起こすソーシャル・イノベーション~の紹介を行った。
「パネルディスカッション」では、瀬沼健太郎木更津市産業・創業支援センター(らづ-Biz)長をコーディネーターに、4人のパネリストが、江澤会長らの指導のもと取り組んだ、ブルーベリー栽培の課程と成果の事例発表を行った。
初日、ロビーでのブルーベリー関連商品の紹介・販売も賑わいを見せた。
パネリストと発表事例は次の通り。(敬称略)
▽飯田喜代子(ブルーベリーのらり・くらり、木更津市)=農福連携で地域貢献と侯工賃の実現。
▽鈴木秀雄(フルーツ街道夢牧場園主、木更津市)=後継者、夢をつなぐ観光農園。
▽和泉知己((株)アークス、キングフィールズゴルフクラブ経理部長、市原市)=名門ゴルフ場にブルーベリー1000本植栽、安全・安心美味しいブルーベリーをお客さまへ。
▽金澤史典=東京からの移住者、ブルーベリーで新規就農・夢のセカンドライフ。
木更津基地の戦後史
房総の地域文化講座 講師は栗原克榮氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第100回房総の地域文化講座」が、今月24日(日)午後2時から3時20分まで(受付は午後1時30分から)、木更津市中央公民館(アクア木更津B館 3階 )の多目的ホールで開かれる。
テーマは『木更津基地の戦後史~昭和30年代までを中心として~』、講師は栗原克榮氏(木更津市史編集部会委員)。
木更津港北部の埋め立て地に1936年(昭和10年)に作られた木更津海軍航空隊の基地は、敗戦後、アメリカ軍に接収された。
米軍基地が気火おこす諸問題が社会問題化し、1954年(昭和29年)には米軍の基地各町要求に対し反対運動が展開される。
このような戦後の木更津基地をめぐる歴史を、行政文書や当時の新聞記事などから具体的に明らかにする。
会員でなくても受講できる。
受講料400円(中学生以上。非会員のみ。会員は無料)。
非会員は事前申し込みが必要。
受講者にはコロナ感染防止策としてマスク着用などの協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは同会の筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までEメールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
アドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
民間事業者の提案募集
木更津市連携事業提案制度創設 ノウハウ等活かす
木更津市では、民間事業者が有するノウハウ・アイデアを更に活かし、市民サービスの向上や地域課題の解決に資するため、「木更津市連連携事業提案制度」を創設する。
市制施行80周年を迎える節目の年に、100周年を展望した持続可能なまちづくりに向けて、「オーガニックなまちづくり」の基本理念に基づき、新たな仕組みとして創設するもの。
同市は民間事業者からの提案を募集するが、対話申込期間は7月4日から9月15日まで。
募集参加資格は、提案を事業化する場合に実施主体となる意思がある事業者等。
募集は2種類で、①市が解決したいテーマを提示し、そのテーマに対するアイディアを受付
②フリー提案型で、事業者の自由な提案を広く募集。
テーマ設定型よりも自由度の高い提案を受け付ける。
募集対象事業は、
▽市が行う全ての事務事業等
▽原則、市に新たな財政負担を生じないもの
▽市民サービスの向上や行政の生産性の向上につながるもの。
同市においては、東京湾アクアラインの通行料金引き下げが延長される中、相次ぐ企業の立地やパークベイプロジェクトの進展等、民間活力の参入により、新たなにぎわいの創出や地域の活力が向上している。
一方で、全国的に進行する人口減少・少子高齢化や老朽化する社会のインフラへの対応に加え、収束のみえない「新型コロナウイルス感染症」への対応や昨今の物価高騰による地域経済への影響が懸念されるなど、同氏を取り巻く環境は様々な課題に直面している。
同市では、”まずは対話を!”と、民間事業者の提案を待っている。
問い合わせは同市企業部オーガニックシティ推進課TEL0438-23‐8049へ。
木総合と紅陵など出場
高校軟式野球千葉大会 初戦組合せ決まる
「第67回全国高校軟式野球選手権千葉大会」(県高野連軟式部など主催)は、今月18日(月・祝)開幕、袖ケ浦球場と成田大谷津球場(成田市)及び第1カッター球場(習志野市)の3球場で行われる。
参加するのは拓大紅陵、木更津総合、市川、日出学園、千葉聾、筑波大付聴特、千葉商大付、八千代松陰の8校。
試合が順調に消化されれば、決勝は同25日(月)に行われる。
優勝校は、8月に埼玉県で開催される南関東大会に出場する。
このほど組み合わせが決まり、地元2項は初日18日(月・祝)に成田大谷津球場で初戦を迎える。
木更津総合は午前10時からの第1試合で八千代松陰と、拓大紅陵は午後0時30分からの第2試合で千葉聾と対戦する。
2日は41人、3日は59人
県発表コロナ 県内は953人感染
県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者は4市合わせて2日(土)に41人、翌3日(「日)に59人確認された。
1週間前のお案児曜日と比較すると、2日は6がつ25日(16人)から25人増、3日は同16日(36人)から23人増と、両日とも大幅に増加した。
各市の感染者数内訳は次の通り。
▽2日=木更津市18人、君津市8人、富津市・8人、袖ケ浦市7人、地域総数41人。
1週間前の土曜日・6月25日と比べ、木更津市、君津市、富津市は何れも8人増、袖ケ浦市1人増、地域総数25人増。
▽3日=木更津市25人、君津市16人、富津市10人、袖ケ浦市8人。
地域総数59人。
1週間前の日曜日・6月26日と比較すると、木更津市は6人増、君津市8人増、富津市9人増、袖ケ浦市変わらず、地域総数23人増。
地域総数が50人を上回るのは5月31日(62人)以来、富津市の10人以上は5月20日(14人)以来。
3日現在の4市の追啓感染者数は木更津市が8858人、君津市4490人、富津市2096人、袖ケ浦市4378人となっている。
千葉県内では2日、998人が感染。
前週の土曜日(555人)から約1.8倍に増え、15日連続で前週の同じ曜日を上回った。
新規クラスターは1件発生。
死者はなかった。
3日は953人が感染。
前週の日曜日(548人)から約1.7倍増え、16日連続で前週の同じ曜日を上回った。
死者はなかった。
児童・生徒等38人合格
木更津商工会議所 珠算能力検定試験
日本商工会議所、木更津商工会議所主催、「第225回珠算能力検定試験(1~3級)」がこのほど木更津商工会館で行われ、木更津s珠算協会所属の児童・生徒等が受験、38人が合格した。
合格者人数の内訳は、1級が3人、2級16人、3級19人。
合格者は次の通り。
()は年齢と所属塾。