「いのち・こころ・からだ」他【新千葉新聞】
- 2022/5/18
- ニュース
新千葉新聞2022年5月18日発行
「いのち・こころ・からだ」
2・3年生が「性感染症」など学ぶ
木更津一中 助産師の性教育講演会
木更津第一中学校(校長・西克夫)では、12日(木)。「大切にしたい いのち・こころ・からだ」というタイトルで2,3年生と対象の性教育講演を行った。
講師の先生は、ファミール産院きみつに勤務されている現役の助産師の方で、1時間目に2年生、2時間目に3年生というように学年ごとに2時間展開の講話を行った。
最初は少しは恥じらいも見られた生徒たちだったが、講話の内容が深まるに連れて、真剣なまなざしになっていく様子が見られた。
2年生への講話のテーマは「二次性微について」。
「生命の誕生」や「LGBT(性の多様性)」、「デート・ヴァイオレンス」等、様々な内容をスライドとともに詳しい説明があった。
赤ちゃんの人形を抱く体験では、生徒たちはまるで本物の赤ちゃんを扱うかのように大切に抱き、実際の重さを感じていた。
また感想を発表する場面では「結構重かった」と口をそろえて話していた。
続いての3年生への講話のテーマは「性感染症について」。
その中で20人の生徒たちの協力のもと、コップと水を使用して性感染症の実験を体験した。
それぞれ水の入ったコップを持ち、その中で一つだけ水酸化ナトリウム洲溶液が入っている状態で、水を近くの友人と3回、交換を繰り返したが、最後にフェノールフタレン溶液を入れた際に色が変わり、生徒たちのすごく驚いている様子がみられた。
「知らないうちに感染している怖さを知った」と、体験した生徒が発表する場面もあり、今回の体験が非常に有意義になったことを物語っていた。
多感な時期を過ごす中学生たちが、自分や他社のことを理解し、互いの「命の尊さ」を改めて考える機会となった。
団体で拓大紅陵が優勝
相撲高校県予選 関東と全国大会へ
相撲の関東高校大会千葉県予選が4月30日、袖ケ浦高校相撲場で行われ、団体戦と個人戦で熱い戦いを繰り広げた。
リーグ戦形式で行われた団体戦には、拓大紅陵、専大松戸、市千葉、安房拓心の4校が参加。
拓大紅陵が3戦全勝と貫録勝ちし、3年ぶり13度目の優勝を飾った。
団体戦優勝の拓大紅陵は、伝統の全国大会「第106回金沢大会」(5月22日、石川県卯辰山相撲場)に出場する。
団体戦に出場した4校と、個人の各階級上位4人(無差別級のみ16人)が、6月11日(度)、12日(日)に群馬県桐生市相撲場で開催される「関東大会」に進出する。
拓大紅陵の結果は次の通り。
【団体リーグ戦】
▽拓大紅陵5-0安房拓心
▽拓大紅陵5-0市千葉
▽拓大紅陵4-1専大松戸
【個人戦】(最終順位)
▽65キロ未満級 ①佐々木真篤(拓大紅陵)
▽85キロ未満級 ①斉藤楱(拓大紅陵)
▽115キロ未満級 ②馳川魁人(拓大紅陵) ③関本秀二(拓大紅陵)
関口和真選手・木更津総合高校ハンマー投げ優勝
県高校総体陸上 古畑伸広が競歩3位
陸上男子の千葉県高校総体が12日~15日県総合スポーツセンター陸上競技場(千葉市)で開催され、計21種目で記録への挑戦が行われた。
君津地域からも精鋭多数が出場。
ハンマー投げで関口和真選手(木更津総合)が優勝=記録52メートル34=、500メートル競歩で古畑伸広選手(君津)が3位=記録23分13秒01=に入賞した。
各種目6位まで(走り高跳びと棒高跳びは6位6人、8種競技と5000メートル競歩は4位まで)の選手は全国高校総体出場を懸けた南関東大会(6月17~21日、カンセキスタジアムとちぎ)に進出。
関口選手と古畑選手も出場する。
なお、円盤投げでは横尾樹選手(成田)が50メートル01の千葉県高校新記録を樹立した。
この記録は昨年の全国高校総体なら3位に相当する。
総合得点では成田が7年ぶり38度目の優勝を飾った。
グラウンドゴルフ
21日桜井運動場で
「第30回木更津市スポーツ・レクリエーション大会(グラウンド・ゴルフ)」が、今月21日(土)午前8時30分から、同市内の桜井運動場で開催される。
同大会は今月14日(土)に開催予定だったが、雨天のため延期になっていた。
4市合計32人感染
県16日発表コロナ 県内は602人
県によると、君津地域で16日(月)、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津で14人、君津市11人、袖ケ浦市5人、富津市2人、4市合わせて32人確認された。
1週間前の月曜日・9日(木・37人、君・8人、富・9人、袖・22人、地域総数・76人)と比較すると、君津市のみ増え、他は減った。
増減人数は、木更津市が23人減、君津市3人増、富津市7人減、袖ケ浦市17人減、地域総数44人減。
16日現在における地元各市の累積感染者数がは、木更津市が8110人、君津市4083人、富津市1925人、袖ケ浦市3905人に増えた。
千葉県内では同日、602人緒感染が新たに判明。
感染者は前週の月曜日(982人)と比べ380人減少、1週間ぶりに1000人を下回った。
死者の発表はない。
新規クラスター(感染者集団)は1件確認された。