医療現場へ決意新たに 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年3月5日発行

医療現場へ決意新たに

2年間の課程を修了、准看護師に
木更津看護学校 21人晴の卒業

郷土の医療現場を担う看護師を要請する一般社団法人君津木更津医師会(会長・神田豊彦)立木更津看護学院(学校長・重城利國)の、令和3年度「第69回生卒業式」が3日、同校3階大会議室で挙行された。
今年度の卒業生は21人(女20人、男1人)。
同式典は例年君津地区4市代表、医療機関など多数の来賓や、保護者を迎え学院生の門出を祝っているが、一昨年来の新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的に、卒業生と在校生、医師会の神田会長・天野隆臣副会長、楽員の重城学校長、三枝奈芳紀・竹内修副校長、教職員の実が出席。
窓を開放、全員マスク着用、イスト椅子の間隔を空け、時間短縮、万全のコロナ防止対策を講じて実施された。
国家や効果演奏のあと、卒業証書授与式に移った。
重城学校長から「おめでとう」の言葉と共に一人一人に卒業証書が手渡され、在校生からのバラの花束も贈られた。
また2年間の学びのなかで成績優秀、他の学生の模範となる学院生への特別表彰は、各賞受賞者が呼名・紹介され、表彰状や記念品は教室で伝達された。
重城学校長は式辞で、昨年と同様の異例な式典に触れながら、コロナ禍の厳しい環境にも負けず強い意志で2年間学び遂げたことを称え、「これからは緊迫した医療現場に入っていくが、初心忘れず、人の命を預かっているという自覚を必ず持って、あたたかな也査しい心で患者様から信頼される看護師になってほしい」などと激励した。
君津木更津医師会の神田会長も、「オンライン授業や実習など苦労したことと思うが、無事卒業できたことは各人の努力のたまもの。プロの看護師として現場に立ったら、患者の話を丁寧に聞き取り、明るくあたたかな心で命を守る職務に励んでほしい」などとエールを送り、卒業を祝った。
辻手の祝電披露では、渡辺芳邦木更津市長や高橋恭市富津市長、ほか県医師会会長、看護協会長、木更津病院など多くのお祝いの言葉が寄せられた。
在校生代表の瀬川美香さん(1年生)が「先輩は私たちのお手本として、准看護師として日々の積み重ねが大切であることを示してくれました。コロナ禍の中で互いに励まし合い、切磋琢磨してきた先輩を見習い、たくさんの実習を経て、知識や技術を高めていきます」と誓い送辞。
卒業生大乗で答辞を述べた菊池志保さんは「学院、精製型のご指導や仲間の友情などのおかげで無事卒業できた」と、思いを込めた挨拶を行った。
卒業生から学院への記念品贈呈では「キャスター付きミラー」が贈られた。
最後に謝恩の歌、送別の歌は、コロナ禍で歌うことはせず、同学院の音楽講師・武田まゆみさんいより、卒業式定番ソング『旅立ちの日に』、『3月9日』(レミオロメン)、『カイト』(嵐)の局がピアノ演奏され、卒業生にエールを送り、式典を締めくくった。
同学院は昭和15年創立の伝統ある看護師養成校で、これまで3000人近くの准看護師を輩出しており、地域医療の担い手として重要な役割を担っている。
卒業式での表彰者は次の通り。(敬称略)
▽千葉県知事賞=関夏花
▽千葉県医師会長賞=菊池志保
▽山崎記念基金賞=別所梨里菜
▽君津木更津歯科医師会長賞=中田早紀
▽君津木更津薬剤師会長賞=小原彩夢
▽皆勤賞=石井瞳、小原彩夢、島浦海奈、鈴木花実、鈴木桂子、西江景子

県大会出場権をかけて

県高校野球連盟 地元校の初戦組合せ

千葉県高校野球連盟はこのほど、「第75回春季県高校野球大会地区予選」の組み合わせ抽選結果を発表した。
大会は4月8日(金)から長島茂雄記念岩名球場(佐倉市)や袖ケ浦市営球場など計10球場で行われる。
連合9チームを含む143チームが参加、8地区に分かれて県大会出場権をかけて戦う。
昨年の秋季県大会で8強入りしたチーム(木更津総合、拓大紅陵、八千代松陰、市原中央、習志野、市船橋、流通経大柏、千葉黎明)は予選が免除される。
第8地区(君津、市原地区)の会場は袖ケ浦市営球場とゼットエーボールパーク(市原市)。
14チーム・18校(君津、天羽・泉・生浜・京葉、志学館、袖ケ浦、市原八幡、翔凜、暁星国際、姉崎、君津青葉、東海大市原望洋、木更津、木更津高専、君津商業、市原・市原緑)が参加する。
第8地区の初戦組合せは次の通り。
【8日】
◎袖ケ浦市営球場
▽午前9時=翔凜‐市原八幡
▽正午=木更津‐木更津高専
◎ゼットエーボールパーク
▽午前9時=自我区間‐天羽・泉・生浜・京葉
▽正午=君津青葉‐姉崎
【10日】
◎袖ケ浦市営球場
▽午前9時=袖ケ浦‐翔凜と市原八幡の勝者
▽正午=君津‐志学館と天羽・泉・生浜・京葉の勝者
◎ゼットエーボールパーク
▽午前9時=東海大市原望洋‐木更津と木更津高専の勝者
▽午前11時20分=暁星国際‐君津青葉と姉崎の勝者
▽午後1時40分=君津商業‐市原・市原緑

私立高校入試2次募集

県学事課発表 暁星国際高校が実施

県学事課は2日、今春の県内私立高校入試(2022年度入学)の2次募集状況を発表した。
1日正午自店の集計で、全日制15校・19学科と、通信制2校・2学科が2次募集する。
募集人員はいずれも若干名。
全日制の試験は、9日(水)と10日(木)に行われる。
君津地域では暁星国際高校が実施する。
同校の2次募集詳細は次の通り。
◎暁星国際
▽普通科
▽男女共学
▽募集人員=若干名
▽願書受付期間=7日~9日
▽試験日=10日
▽合格発表日=11日
▽入学手続き期間=12日~15日
▽試験強化及び面接の有無=国数英、面接有り。

オスプレイ到着

木更津駐屯地に

木更津市は4日、午前11時29分頃、陸自V-22オスプレイ1機目(通算8機目)が理事木更津駐屯地に到着したと発表した。

木更津市で81人が感染

県発表3日コロナ 4市合計で178人

県によると、君津地域では3日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で81人、君津市42人、袖ケ浦市34人、富津市21人、4市合わせて178人確認された。
1週間前の2月24日(木・59人、君・34人、富・24人、袖・22人)と比べると、富津市以外の3市で増加。
富津市は2月25日以降、15人以下の日が続いていたが、7日ぶりに20人を超した。
同日現在における4市の累積感染者数は、木更津市が47487人、君津市2455人、富津市1200人、袖ケ浦市2099人となった。
千葉県内では同日、4004人の感染と21人緒死亡が新たに判明。
1日の死亡数としては2月23日の25人に次いで過去2番目の多さ。
感染者数が4000人を超えるのは2月24日(4058人)以来7日ぶり。

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