初期消火・避難・通報 他【新千葉新聞】
- 2022/1/15
- ニュース
新千葉新聞2022年1月15日発行
初期消火・避難・通報
木更津消防署員が指導、水消火器で訓練
鎌足中学校 火災発炎型の避難訓練
木更津市立鎌足中学校(校長・佐々木伸司、全校生徒・38人)では、火災発炎型の「避難訓練」を1月6日に実施した。
木更津消防署清川分署、エノモト防災の協力のもと、消化・避難・通報の総合訓練として行った。
火災報知機を作動させ、火災を知らせるサイレンを鳴らしたままで、生徒への緊急放送と非難を指示し、119番へ通報連絡、水消火器による消火訓練を実施した。
緊張感の中で実際の火災を想定しての避難訓練を行うことができた。
木更津消防署員から「初期消火・避難・通報」の3つを同時に行うことの大切さを教えられ、職員の自覚を促された。
実際の火災のときには、生徒の避難はもちろんのこと、職員による現場確認や初期消火、避難指示や119番通報などは、誰もが出来るようにならないといけないという。
実際に遭遇した際には連携、分担して「初期消火・非ねん・通報」を迅速、かつ確実に行うことを心がける必要があることを学んだ。
今回は、水消火器による消火の訓練も行ったが、来年度の自衛消火訓練は消化ホースを持ち出しての放水訓練を実施する予定であるという。
多額の寄付で「紺綬褒章」
君津中央病院にNPO法人と共に寄付
木更津市で伝達式 日本賃貸保証(株)等2社に
令和2年9月に、君津中央病院(病院長・海保隆)に「感染症対策等に役立ててほしい」と、2000万円を寄付した日本賃貸保証(株)(代表取締役・梅田真理子、木更津市羽鳥野)及び、1000万円を寄付した特定非営利活動法人Standard Opinion Society(理事長・井坂泰志、木更津市羽鳥野)がこのほど、それぞれ紺綬褒章を受賞したことに伴い、君津中央病院企業団(企業長・田中正)を組織する君津地域4市を代表して、木更津市役所で13日、伝達式が挙行された。
木更津市役所駅前庁舎8階市長応接室で行われた伝達式には、両社の梅田代表取締役と、井坂理事長が来庁。
君津中央病院企業団の田中企業長、海保病院長、小島進一事務局長、亀田陽一庶務課長、木更津市からは、中央病院運営協議会会長の渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、鶴岡賢一健康こども部長などが出席して祝意を表した。
席上、渡辺会長が長引くコロナ禍で、地域医療の要である君津中央病院の医療は逼迫しているが、住民の健康を守るため医療従事者を中心に日々頑張ていることなどを報告し、「両社から送られた貴重な財源は医療従事者をはじめ、病院全体への大きな活力になっており、有効活用させていただいています」などと感謝の言葉を述べ、両社の益々の発展を祈念した。
続いて渡辺会長から両社に『紺綬褒章』が伝達され、記念撮影を行った。
両社は、賃貸契約に必要な「連帯保証人」を入居者・契約者に代わり、引き受けるなどの業務を行っている。
『紺綬褒章』は、公益のために資材を寄付した人(個人500万円以上、団体は1000万円以上)に国が贈っている。
木材シンポ中止に
かずさ地区木材組合
かずさ地区木材組合は、今月28日(金)に東京ベイプラザホテル(木更津市)で開催予定だった「千葉県産木材活用シンポジウムin木更津」を、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止すると発表した。
高崎氏に栄え
瑞宝単光章受章へ
内閣府賞勲局は11日、去る12月10日に死去した、木更津市文京、元木更津市立中郷小学校長、高崎繁雄氏(97)に瑞宝単光章を授与すると発表した。
同氏は木更津市の文化財等に造詣が深く保護にも力を尽くした。
1位村野5段
日将連木更津支部
日本将棋連盟木更津支部の令和4年1月練成会が9日、同市菅生の道場で開かれ、真剣な対局が展開された。
結果は次の通り。
▽1位=村野達郎5段
▽2位=中村勉3段
▽3位=渡辺英雄5段
▽4位=三輪従七3段
『犀』作品展
千葉信金中央支店
洋画グループ『犀』の「2022年第15回作品展示会」が1月5日~同31日(月)、千葉信用金庫中央支店(木更津市中央1-4-6、木更津駅西口徒歩3分)で開かれている。
時間は窓口業務時間内の午前9時~午後3時。
会員4人による小品、約14点を展示している。
出品者は新井康平、岩埜せつ子、里地芳美、中村竹子さん。
来店した際に、作品を見てもらいたいとしている。
地元3市で41人感染
13日県発表コロナ 県内は633人
県によると、君津地域では13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに41人(無症状含む)確認された。
最多は君津市で18人、次いで木更津市13人、袖ケ浦市10人。
富津市は出ていない。
君津市で1日の感染判明sysが15人を超えるのは22人だった昨年8月30日以来。
富津市の新規感染者ゼロは今月1日以来。
各氏における新規感染者の年代別内訳は、
▽木更津市=20代6人、10歳未満・10代・60代各2人、50代1人
▽君津市=40代5人、10代・20代各3人、10歳未満・30代・60代各2人、80代1人
▽袖ケ浦市=10歳未満・20代・90代以上各2人、10代・30代・40代・50代各1人。
地域全体では20代が最も多く11人。
13日現在の4市の累計感染者数は木更津市が1807人、君津市848人、袖ケ浦市709人に増えた。
富津市434人は変わらない。
千葉県内では633人の新規感染と、1人の死亡が確認された。
1日の新規感染者が600人を上回るのは608人だった昨年9月8日以来で、死者は昨年11月22日以来となる。
前期選抜試験の志願状況
県学事課が発表 地元の私立高校入試
県学事課は12日、今春の県内私立高校入試(2022年度入学)の前期選抜試験の志願状況(速報値)を発表した。
全日制53校の募集人員12655人(前年度比13人増)に対し、53415人(同2021人増)が志願、倍率は4.22倍(同0.15・増)となった。
11日午後5時時点で集計したもの。
このうち全日制で志願者が確定した21校では、5386人の募集に対し、25783人が志願、倍率は4.79倍だった。
前期試験は17日(月)から順次始まり全一世のうち14校で後期選抜試験が行われる。
君津地域全5校の志願状況は次の通り。
①学科②男女共学③募集人員④志願者数⑤倍率⑥試験日⑦合格発表日
【拓大紅陵】
①普通②共学③360人④913人⑤2.54倍⑥1月17日・18日・19日⑦1月26日
【暁星国際】
①普通②共学③60人④※36人⑤0.60倍⑥1月17日・25日⑦1月21日・28日
【志学館】
①普通②共学③165人④1362人⑤8.25倍⑥1月19日・20日・21日⑦1月27日
【翔凜】
①国際②共学③160人④※325人⑤2.03倍⑥1月17日・18日、2月3日⑦1月20日、2月4日
【木更津総合】
①普通②共学③640人④※1167人⑤3.39倍⑥1月17日・18日、2月5日⑦1月21日、2月8日
(※の高校の願書受け付け締切は、志願状況の取りまとめをこなった1月11日以降となっている<受付前含む>)