18日に千葉県の集火式 他【新千葉新聞】
- 2021/8/11
- ニュース
新千葉新聞2021年8月11日発行
18日に千葉県の集火式
24日に「東京パラリンピック」開幕
聖火「市町村の火」地元市の採火方法
熱戦が繰り広げられた東京五輪2020は8日(日)閉幕したが、今月24日には「東京パラリンピック」が開幕する。
地元からは、前回リオパラリンピックのボッチャ競技団体で銀メダルに輝いた、君津市出身の廣瀬隆喜選手が出場する。
また、パラリンピックの聖火「炬火(きょか)」(たいまつの火)は、12日(木)~20日(金)にかけ全国43道府県で、各自治体が「共生社会実現」の願いなどを込め、趣向を凝らして「市町村の火」として採火される。
千葉県では18日、県内全54市町村が、それぞれ独自の方法で採火を行った後、、「市町村の火」として、県の中心部に位置する市原市の市原スポレクパーク(市原市菊間775)で一つに集め、「千葉県の火」とする集火式が実施される。
集火した千葉県の火は、県民代表により千葉市奈井江聖火リレーを行う予定だったが、新型コロナウイルス感染っく大防止目的の緊急事態宣言が千葉県下に発令されているため中止。
千葉ポートアリーナ前広場で東京に向けて「千葉県の火」を送り出す「出立式(しゅったつしき)」を行う。
全国から集まった炬火は、『東京パラリンピック2020聖火』となり、24日の開会式で聖火台に点火される。
君津地域4市の炬火、採火方法は次の通り。(今後のコロナ感染拡大状況等により、変更・縮小される場合もある)
【木更津市】
午前9時過ぎから市役所駅前庁舎前広場での採火式では、千葉県指定オリ・パラ推進校の清見台小学校オリ・パラ寿司審委員の児童が事前にマイギリなどで起こした火を持参し、これを種火として採火する。
【君津市】
事前に市内の学校で起こした火を市役所に集合させ、それをもとに市役所前広場で採火を行う。なお採火式は無観客となる。詳細は検討中。
【富津市】
市役所での採火式では、市内の(株)JERA富津火力発電所の燃料「LNG(液化天然ガス)」を使用して採火を行う。(無観客で実施)
【袖ケ浦市】
袖ケ浦市総合運動場陸上競技場で、市内の小学6年生が「パラリンピックへの思い」を描いた絵540枚を集めて作成した「パネル」を背景に各校から1人ずつの代表児童と中学生2人がマイギリ式で火をおこし、採火する。
斉藤榛選手 拓大紅陵が準優勝
柔道団体で木総合勝ち進む 高校総体相撲80キロ級
全国高校総体(インターハイ)は8日、福井県でボクシング、長野県で柔道が始まるなど、4競技で熱戦が繰り広げられた。
高校体育連盟は同日、柔道で大会前に行ったPCR検査などの結果、新型コロナウイルスの陽性者や濃厚接触者が確認された8校が不出場となったと発表した。
男子柔道団体では、木更津総合(千葉県)が2回戦で、作陽(岡山県)に2-1で勝ち、3回戦でも、神戸国際大付属(兵庫県)に3-0で勝利した。
一方、7日には、相撲の個人体重別80キロ級準々決勝が行われ、斉藤榛選手(拓大紅陵)がおくりだしえ熊谷選手(東京・目黒日大)に勝ち、準決勝では山田選手(福島・学法福島)を降し、決勝に進んだが、鈴木愛斗選手(静岡・飛龍)の、おしだしで惜敗、準優勝となった。
なお、拓大紅陵は相撲団体決勝トーナメントに進出した。
市口選手と峰選手ソフト金
五輪・木総合出身
東京五輪2020は24日に閉幕したが、千葉県教育委員会によると、県生まれの選手、県の学校卒業者、県内の在住、在校、在勤や所属チームなど「県ゆかり」の18競技・56人が代表選手となった。
地元関係では、ソフトボール・金メダリストに、木更津総合高校出身の市口侑果選手と峰幸代選手が入った。
2人の大活躍に市民からも称賛の拍手が送られている。
日頃の練習成果を披露
小学生から一般まで119人の作品
イオンモール木更津で 千代倉書道教室小品展
『第14回千代倉書道教室(学生部・一般部)小品展』が、今月13日(金)~15日(日)の3日間、イオンモール木更津2階 イオンホール(木更津市築地1-4)で開かれる。
木更津市教育委員会、群鷗書人会後援。
しょうがくせいから一般までの受講生有志117人と講師2人、計119人の作品を一堂に展示する。
『第14回展企画」として、同書道教室主宰の千代倉桜崖氏と千代倉美和氏の近作も展示する。
千代倉桜崖氏は、祖父で木更津市名誉市民の千代倉桜舟に師事。
現在、群鷗書人会理事長。
毎日書道展審査会員。
日本詩文書作家協会評議員など役職多数。
展示会の時間は午前11時~午後6時(初日は午後3時から、最終日は午後4時30分まで)
入場無料
多くの来場を歓迎している。
出品者は次の通り。(敬称略)
16日おえんま様ご開帳
選擇寺のお盆行事「夜店」は出ない
木更津市中央1-5-6、選擇寺(せんちゃくじ、山本恵司住職)のお盆行事、「おえんま様ご会長」が、来る16日(月)午後2時~同6時まで行われる。
江戸の昔より年に一度、8月16日に「閻魔大王尊像」や「地獄極楽の絵図」を奉安し、厄除開運・家内安全など所願成就を願う。
新型コロナウイルスの影響で「夜店」は出ない。
また本堂には入れないが「おえんま様」はご開帳するため、本堂前よりお参りをしてほしいとしている。
御祈願法要はあり、2000円で御祈願も受け付けている。
祈願の内容は「厄除開運」「福徳円満」「家内安全」「無事成長」「正直成長」「罪障消滅」「身体清浄」。
「御祈願のお札」は授与される。
前もって申し込みをと。
お札はずべ手郵送で送られる。
問い合わせは選擇寺TEL0438-22-2293。
台風10号の接近で大雨
勝浦で土砂崩れも 木更津市では停電も
台風10号の接近で県内は8日(日)大雨となった。
県の同日午後5時のまとめでは、がけ崩れで勝浦市で住宅1棟が全壊し、睦沢町で1棟が半壊した。
勝浦市芳賀の国道297号では土砂崩れが発生し、通行止めとなった。
通りがかった軽ワゴン車が土砂に乗り上げたが、運転していた男性にけがはなかった。
いすみ市で床上浸水4棟、市原市、一宮町、睦沢町で各1棟の床下浸水があった。
木更津市で約310棟、銚子市で約210棟が停電した。
3日間で地元123人
7~9日コロナ感染 7日県は最多1075人
県によると7日から9日にかけ、君津地域では4市合わせて計123人の新型コロナウイルス感染が判明。
木更津市は9日現在の累積感染者数が1015人となり、1000人を突破した。
木更津市の9日の感染者は43人で、1日の感染者数としては2日の36人を上回り過去最多。
9日は他3市でも通の感染者が確認され、地域総数は79人となり、1日の69人を超えて過去最多とな田。(最多人数にクラスター関連は含まれていない)
日別の感染者数は7日が43人(木21人、君14人、袖7人、富1人)、8日は1人(木1人※千葉県保健所確認分)、9日79人(木43人、君18人、袖10人、富8人)。
袖ケ浦市は9日、根形保育園に勤務する20代の女性職員(市外居住)が感染したと発表した。
現在、君津保健所が濃厚接触者等についえ調査中であることから、同園は10日を救援j都市、きょう11日(水)以降の保育については改めて判断するとしている。
各市発表の新規感染者次の通り。
①年代別②感染経路別
【7日】
《木更津市》
①▽10歳未満2人
▽10代4人
▽20代7人
▽30代4人
▽40代2人
▽50代1人
▽60代1人
②
▽不明9人
▽同居家族7人
▽その他2人
▽高齢者施設等1人
▽職場1人
▽調査中1人
《君津市》
①
▽10歳未満2人
▽10代1人
▽20代4人
▽30代2人
▽40代2人▽50代2人
▽60代1人
②
▽不明10人
▽同居家族2人
▽職場1人
▽その他1人
《富津市》
①
▽40代1人
②
▽不明
《袖ケ浦市》
①
▽10代2人
▽20代2人
▽40代1人
▽50代2人
②
▽不明6人
▽同居家族1人
【9日】
《木更津市》
①
▽10歳未満5人
▽10代10人
▽20代16人
▽30代1人
▽40代6人
▽50代5人▽70代1人
②感染経路別
▽同居家族16人
▽不明16人
▽職場6人
▽その他5人
▽調査中1人
《君津市》
①
▽10代1人
▽20代7人
▽30代4人
▽40代2人
▽50代1人
▽60代2人
▽70代1人
②
▽不明12人
▽同居家族4人
▽その他2人
《富津市》
①
▽10歳未満1人
▽10代1人
▽20代2人
▽30代2人
▽50代1人
②
▽不明4人
▽同居家族2人
▽その他1人
《袖ケ浦市》
①
▽10代2人
▽20代1人
▽30代2人
▽40代2人
▽50代2人
▽60代1人
②
▽不明8人
▽職場1人
▽同居家族1人
地元4市の9日現在の累計感染者数は木更津sが115人、君津市424人、袖ケ浦市379人、富津市181人。
千葉県では9日、1人の死亡と952人の感染が判明。
同日現在の累積感染者数は57365人、死亡者h737人となった。
7日は過去最多となる1715人、8日にはp88人の感染が確認されている。