長年にわたる教育功労 他 【新千葉新聞】
- 2020/8/21
- ニュース
新千葉新聞2020年8月21日発行
長年にわたる教育功労
元校長の小川、相川、鈴木、橋口氏
木更津市で伝達式 4氏に瑞宝双光章
内閣府賞勲局は令和2年4月1日付で、長年にわたる教育功労により木更津市内の小中学校元校長の4氏に高齢者叙勲を含む『瑞宝双光章』を授与した。
木更津市では8月19日午後、駅前庁舎8階の資料室において4氏に対し、栄典の伝達式を挙行した。
木更津市では渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、高澤茂夫教育長はじめ、教育部関係者などが出席して叙勲を祝した。
伝達式では渡辺市長が受章者それぞれに対し、教育行政等への多大な功労・尽力に感謝して伝達した。
受章者は家族などとともに出席し、「木更津市で20年以上務めさせてもらった。この受章は身に余る光栄」「たくさんの子供たちとの触れ合いは今も続いている。教え子たちはわたしの傷害の宝物です」など現役時代に思いを馳せ、同受章に感謝した。
受章した元校長は次の通り。(敬称略)
◎高齢者叙勲「瑞宝双光章」▽小川邦夫(88、元木更津第二中学校校長、君津市杉谷)、長男・雅儀氏が同席。
▽相川良二(88、元祇園小学校校長、袖ケ浦市横田)、妻・せつ子さんと息子・等氏が同席。
▽鈴木勝江(88、元畑沢小学校校長、富津市長崎)、娘・丸澤和代さんが同席。
◎死亡叙位・叙勲「正7位・瑞宝双光章」
▽故橋口武信(享年76・元木更津第二中学校校長、木更津市清見台東、令和2年4月23日死去)、妻・久子さんと、長男の嫁・京子さんが同席。
防衛省が説明
木更津市議会へ
木更津市議会(議長・近藤忍、議員24人)は8月31日(月)午後1時から、木更津駅前庁舎7階の市議会議場において、「基地政策特別委員会協議会」を開催し、防衛相職員から「築城自衛隊V-22オスプレイの当面の運用について」の説明を受ける。基地政策特別委員会委員長は永原利浩議員。
同内容については、去る18日に防衛相北関東防衛局から企画部長など12人が木更津市役所を訪れ、渡辺市長や市議会議長などに説明している。
市長に要望書
オスプレイ来るな
木更津市の住民団体、オスプレイ来るな いらない住民の会(代表・吉田勇悟)は19日、「オスプレイと木更津駐屯地に係る要望書」を、渡辺芳邦木更津市長に提出した。
要望書では、オスプレイの配備と定期整備基地を取りやめるよう国に要請すること、市民の安全・安心について、定期機体整備について、暫定配備について、その他の5項目を求めている。
「プロ志望届」
紅陵の林柊頼選手
日本高校野球連盟は19日、拓大紅陵高校の林柊頼選手(3年、外野手)が「プロ志望届」を提出したと、ホームページ上で公表した。
同選手は右打ち、右投げ、2年生の秋に関東大会に貢献。最後の夏は8打数4安打の活躍をみせた。強打の2番打者。
PCR検査センター設置
市町村圏事組が地域外来・検査センター
君津地域4市 運営の医師会を支援
新型コロナウイルス感染症の検査体制を強化するため、千葉県からの委託を受けて君津木更津医師会が運営する地域外来・検査センター(PCR検査センター)を、君津郡司広域市町村圏事務組合(木更津市)が、今月20日に設置した。
木更津市(渡辺芳邦市長)、君津市(石井宏子市長)、富津市(高橋恭市市長)、袖ケ浦市(粕谷智浩市長)の4市は地元自治体として、君津郡司広域市町村圏事務組合とともに、地域外来・検査センターを運営する君津木更津医師会を支援していく。
地域外来・検査センターの場所は、医師の診断によりPCR検査が必要であると判断された人が、混乱なく安全に検査を受けられるように非公開としている。
検査の流れとして、①感染の疑いのある人は、君津地域内(木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)の連携医療機関を受診する。(先ずは、電話で相談する)
検査の必要があると判断した場合、医師が「地域外来・検査センター」の予約をする。(個人での検査申し込みはできない)
指定された日時に、自家用車で地域外来・検査センターへ行く。(公共交通機関の利用不可)
②ドライブスルー方式で検体を採取する。
③検体検査は、民間検査機関が実施する。
④検査結果は、民間検査機関から医師会を通じて紹介元である連絡医療機関へ報告、連絡医療機関から本人へ連絡する。検査の結果は約1日間で判明し、陽性であった場合は、県所管の君津健康福祉センター(君津保健所)からの指示がある、(自宅待機)
富津で初の感染者2人
19日コロナ判明 60歳代の夫婦
県内で19日新たに46人の新型コロナウイルス感染が確認された。君津地域4市関係では、富津市で2人の感染が明らかになった。富津市の住民の判明は初めてで、県内全37市で感染す阿賀出たことになる。
富津市で1例目となる感染者は60歳代のアルバイト男性。8日発症、18日検査確定(陽性判明)。発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
2例目は60歳代の無職女性。8日発症、18日検査確定。発症2日前からの行動歴は自宅、医療機関。この2人は夫婦で、感染経路は不明という。
この日、県内では神崎町でも初の感染を確認。居住地別で感染者が最多だったのは市川市の8人。
県内の感染者累計は2578人に増えた。死者は58人で変わらず。君津地域は富津市がゼロから2人に増え、木更津市45人、君津市14人、袖ケ浦市12人は変わっていない。
18日の国内における新たな感染者は1047人。このうち大阪府が187人で東京都の186人を上回り最高だった。全国んぼ感染者累計は59461人、死者は5人増え1152人となった。
無観客で名曲コンサート
君津文化ホール 9月にユーチューブで配信
~今こそ、君津の街に音楽の灯を再び~君津市民文化ホール創立30周年記念事業『第13回明日を担う地元出身者達による名曲コンサート2020』が、8月29日(土)午後3時から君津市民文化ホール(中ホール)で開かれる。
音階は新型コロナウイルスの影響で、房総地域初の「無観客コンサート」として実施。
コンサートの様子は9月、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する。
主催=房総楽友協会
協力=房総ファミリア
後援=君津・木更津・富津・袖ケ浦各市教委、君津市文化振興財団、君津商工会議所、日本製鉄(株)東日本製鉄所君津地区、かずさエフエム(株)、(株)コンドー楽器、(株)河合楽器製作所。
「名曲コンサート」は、房総楽友会主催で2008年から毎年、地元出身の音楽家と市民を中心に開催のクラッシックコンサート。
今年は10人が出演。
「音楽の世界旅行~二胡と共に世界の名曲をジャズテイストで」と「ソロ&2台ピアノによる華麗なる響き」の2部構成で行われる。
オープニングでは「市民が歌う<上を向いて歩こう>リモート版in君津」が上映される。
出演者及び演奏曲目は次の通り。
◎1部「音楽の世界旅行~2胡と共に世界の名曲をジャズテイストで」、▽ピアノ&ヴォーカル=佐藤ゆか▽二胡=酒井和嘉子▽ベース=JeffCurry▽曲目=ふるさと、パプリカ、TheBose、リベルタンゴ、寳馬、他。
◎2部「ソロ&2台ピアノによる華麗なる響き」
▽近藤綾菜=ショパン「別れの曲」▽高梨郁=ショパン「協奏曲第二番第一楽章」▽伊東聖香=シューマン・リスト編曲「献呈」▽梶原直子=シューマン「協奏曲第一楽章」▽多田おい=ラヴェル「協奏曲第一楽章」(第二ピアノ=小野哲也・松本伸章)▽小野哲也・松本伸章=ルトスワフキ「パガニーニ ヴァリエーション」、ボルコム「<エデンの園>より”蛇の口づけ”」
房総楽友協会の所在地は君津市南久保3-5-10(事務局)。TEL0439-52-8600、TEL080-3152-8491(早川さん)。