災害時、電動車両の支援 他【新千葉新聞】
- 2021/7/1
- ニュース
新千葉新聞2021年7月1日発行
災害時、電動車両の支援
同社から電気自動車「エレモ」寄贈
木更津市が協定締結 HW ELECTRO(株)と
木更津市(渡辺芳邦市長)は6月24日、HW ELECTRO(エイチダブリュー エレクトロ)(株)(代表取締役・簫偉城、シィオウ・ウェイチェン、本社・東京都江東区)と、「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結した。
これは大規模災害等が発生した場合、または発生する恐れがある場合に、同社から移動可能な電動車両等の支援について協力をもらうもの。
市役所駅前庁舎市長応接室で行われた協定締結式には、HW ELECTRO(株)簫(ショウ)代表取締役、高橋智行常務執行役員、一般s田団法人日本防災教育振興中央会の宿谷征司事務局長などが来庁、木更津市からは渡辺市長、田中幸子副市長、伊藤浩之総務部長、植野博総務部次長など関係者が出席。
渡辺市長と簫代表取締役がきょうt隷書に署名して締結した。
席上、簫代表取締役は、「災害時等に木更津市の円滑な災害応急対策に尽力できることは当社の誇りであり、協力を惜しまない」などと挨拶。
渡辺市長は「一昨年の台風被害等では避難所の電源確保が最大の課題だった。本協定であ防災施策がより強固なものになり、市民に安心を届けることも出来る」などと感謝した。
続いて同ビルの地下1階の駐車場に会場を移し同協定締結を記念して、HW ELECTRO(株)から「電気自動車・ELEMO(エレモ)200」1台が木更津市に贈呈された。
ELEMOは、同社が製造・販売するオリジナルの多様と小型電気商用車(2.5トン規格)で、今年7月からの販売開始に先駆け木更津市に寄贈されたもの。
同車両は100%EV(電気自動車)で、温室効果ガス排出量の削減や、ガソリン車と比較して燃費も格安。
移動電源としても活用できるほか、荷台には(一社)日本防災教育振興中央会監修の、避難所と腕必要な救急用品や備品類などが搭載されている。
平時には市役所朝日庁舎で業務に使用するほか、各種イベントや防災訓練等では展示公開し、同車両の有効性等も市民にPRする。
木更津市では同車両の寄贈を受け、寄贈式席上で同社に感謝状を贈呈した。
アクアコインの利用促進
JID GROUPポイント20%還元キャンペーン
君信・会議所・木更津市 地域経済活性化に
お金の地産地消!を目的に、君津信用組合・木更津商工会議所・木更津市で取り組んでいる、電子地域通貨『アクアコイン」の利用促進を図る~アクアコイン×JID GROUPポイント20%還元キャンペーン~が、7月1日~令和4年3月31日まで実施される。
同キャンペーンは、「アクアコイン」の取り組みに賛同した、JID GROUP(JIDホールディングス(株)、及び日本賃貸保証(株))から、~アクアコインの活用による地域系ざくぃの活性化に役立ててほしい~と今年4月27日に採納された2000万円の寄付金(当紙既報)を原資に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている地域の店舗・事業者を応援するもので、ポイント分と合わせた総額1億2000万円の消費を喚起する。
同キャンペーンの実施に伴い、利用できる店舗も増えており、最寄りのセブン銀行ATMでチャージの上、でひアクアコインを利用して欲しいと呼びかけている。
▽キャンペーンの概要は、アクアコインで支払いをしたユーザー(利用者)に対し、支払額の20%分をポイント還元する。ただし、ポイント上限は
1か月あたり5000ポイント(5000円分)。ポイント還元は厳禁チャージしたコインでの支払いのみ対象(ポイントでの支払いは対象外)、キャンペーン期間中はチャージ時のポイント付与は行わない。
▽対象となる支払いは、アクアコイン加盟店での支払い。公金の支払いや、切手、商品券など換金性の高い商品の購入には使用できない。
▽対象期間は、今年7月1日~令和4年3月31日まで。ただしポイント還元額が2000万円に達した時点で終了となる。
▽ポイント還元日は、月末締め、翌月15日に還元。
また同キャンペーンに合わせ、『新たに市民となった転入世帯向けアクアコイン1000ポイント付与事業」も同時開催する。
これは同期間中に、木更津市に転入届を行った世帯を対象に、窓口で1000ポイントが付与されるQR[コードを配布するもの。
ただし転入世帯が20200世帯に達した時点で期間中でも同キャンペーンは終了する。
今年6月20日現在、アクアコイン加盟店舗は689店、インストール数(起動回数)は16800件、利用金額は6億472万円。
木更津市への新規転入世帯は、平成30年度2548世帯、令和元年度3741世帯、令和2年度3930世帯で、年々増加している。
アクアコイン及び、両キャンペーンについての問い合わせは、木更津市産業振興課(駅前庁舎)TEL0438-23-8460。
大切にしたい自分・体
助産師の夏村真奈巳さんを講師に学ぶ
畑沢中学校 性教育講演会を実施
木更津市畑沢中学校(校長・上田真里、生徒数・348人)では6月24日(木)に、助産師の夏村真奈巳さんを講師として招き、『性教育に関する講演会」を実施した。
同後援会は、「自他の声明を尊重し、心身ともに健康である生徒を育てること」「制についての正しい知識を得ることで自分の行動に責任を持ち、正しい行動選択ができるようにすること」を目的に、「大切にしたい自分・こころ・からだ」と題し、3年生を対象に行った。
夏村さんは、命の始まりから生まれるまでの過程を説明する中で、「命は自分で決めて自分で覚悟をして生きるためにうまれてくる」「今、ここにいることを大切にしてほしい」と優しく生徒たちの心に訴えた。
さらに、性に関する情報に振り回されないようにする子tの大切さや、性感染症の蔓延について、生徒がより分かりやすいよう、実験を交えての説明が続いた。
講演会後に生徒たちが書いた感想文には、「私が今、生きていることにとても感動し、涙が出そうになった」「命をかけて生んでくれたことに感謝したい」「将来のために正しい知識を身につけることは大切なこと」「これからは自分だけでなく、相手や周りの人のことを考えて行動したい」など、自他を大切にし、正しい行動選択をしていきたいという前向きな感想が多く寄せられた。
同講演会を企画・運営した切替智子養護教諭は、「子どもたちは幸せな人生を送ってほしい。そのためにも性に関する正しい知識を身につけることは大切なことである。1,2粘性にもこのような機会を是非つくってあげたい」と、今後の指導について熱く語った。
地元3日間で27人感染
県発表コロナ 木更津市で市立中生徒も
県によると、君津地域4市では、26日(土)、28日(月)、29日(火)の3日間で系27人の新型コロナウイルス感染が新たに確認された。
木更津市では26日、市内公立中学校に通う男子生徒1人の感染が判明。
同校の生徒及び学校関係者に濃厚接触者はおらず、臨時休校措置はとらない。
新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路③検査確定日
【26日】
◎木更津市・3人
▽男子中学生②同居家族
▽30代男性①会社員②不明
▽50代男性①無職②不明
◎君津市・5人
▽40代女性①自営業②不明
▽70代男性①会社員②不明
▽50代男性①自営業②同居家族
▽10代女子①児童・生徒②同居家族
▽30代女性(無症状)①アルバイト②その他
◎富津市・1人
▽30代男性①会社員②不明
◎袖ケ浦市・1人
▽30代男性①会社員②不明
※県内・108人感染、1人死亡
【28日】
◎木更津市・4人
▽60代女性①介護関係者②高齢者施設等
▽20代女性①無職②不明
▽50代男性①会社員②不明
▽60代女性①アルバイト②不明
◎君津市・3人
▽30代女性①無職②不明
▽80代女性①無職②病院
▽10代女性①アルバイト②不明
◎富津市・2人
▽30代男性①会社員②不明
▽30代男性①会社員②不明
◎袖ケ浦市・1人
▽20代女性①会社員②不明
※県内・121人感染
【29日】
◎木更津市・5人
▽20代男性①会社員②不明
▽80代男性①無職②高齢者施設等
▽10代男子①児童・生徒②その他
▽30代女性①自営業②不明
▽40代男性①自営業②不明
◎君津市・1人
▽10代男子①児童・生徒②不明
◎袖ケ浦市・1人
▽40代男性(無症状)①会社員②不明
◎県内・92人感染、1人死亡
29日現在の感染者累計は木更津市が686人、袖ケ浦市が270人、君津市260人、富津市126人。