新千葉新聞2021年5月21日発行

新しい機械学習法を提案

「Fixstars　Amolifyハッカソン」で
木更津高専　越智優真君が最優秀賞

木更津工業専門学校（以下木更津高専）情報工学科の1年生が「Fixstars　Amolifyハッカソン」において最優秀賞を受賞した。
2021年3月から4月にかけて開催された「Fixstars　Amolifyハッカソン」で、木更津高専情報工学科1年の越智優真君が、東京大学大学院、東京工業大学、早稲田大学の学生を抑えて、「浅（くて広い）層学習小データでお手軽機械学習」アプリケーションを開発し、最優秀賞（賞金40万円）を受賞した。
同ハッカンでは、「Fixstars　Amolify」と呼ばれる数理的な組み合わせ最適化問題を解くためのクラウド基盤を用いたアプリケーション開発を競い合った。
越智君は、米Google、パデュー大学、カナダのD-Waveが報告した量子アニーリングによる機械学習モデル「QBoost」を発展させ、新しい機械学習の手法を提案した。
深層学習の学習部分を組み合わせ最適化問題に置き換えることによって、高精度克計算処理が軽い機械学習モデルになった-ことが好評価に繋がり最優秀賞に選ばれた。

現金書留封筒を大幅刷新

コロナで利用が増加

日本郵便は19日、現金書留用封筒を大幅刷新すると発表した。
2重構造を70年ぶりに見直して1重にし、封印の手間を少なくする。
1重でも現金が透けないようにした。
新型コロナウイルス感染拡大で観光総裁の中止や延期が相次いでいることを背景に、個人が現金を直接送れる現金書留用封筒は利用が急増している。
「現金封筒」は8月上旬ごろ、「大型現金封筒」は5月下旬ごろ、それぞれ変更して、いずれも1重にする。
価格は21円に据え置く。
原稿の2重構造の封筒は、在庫が無くなり次第、廃止する。
神野使用量が減り、コスト削減にもつながるという。
宛名を書くスペースも大きくした。
日本郵便によると、現金書留の利用は減少傾向にあったが、2020年度は前年度比4割増の2000万枚超となった。
年初には、お年玉の郵送も多かったという。

子どもの性教育を勉強

講師はのじまなみさん、君津で開催
かずさ青年会議所　無料セミナーへ参加を

子供への性教育を勉強しませんか？
無料セミナーを開催します！
一般社団法人かずさ青年会議所（理事長・池田恒）では、6月例会、『今　子どもたちに　伝えたい性教育』～いのちと愛と防犯　親から伝えるメッセージ～を、6月15日（火）午後7時～同9時まで、ハミルトンホテル上総（君津市中野4-6）で開催する。
講師は、とにかくあかるい性教育「パンツの教室」協会代表理事ののじま　なみさん（性教育アドバイザー）。
今回のセミナーの対象は、18歳以上の子供の性教育に関心があり、子どもの健全な生育を願う人（高校生不可）。
のじま講師は、子育てをする保護者に向けて、
▽幼児期から始める性教育の大切さ
▽保護者から我が子へ性教育を伝えることの意図や効果
▽幼児期から無理なく身につけることが出来る、性教育の視点から考える防犯への学び-等の話をする。
プロジェクターで講師をズーム画面に映しての講演となる。（講師は来場せず）。
対象の人であればだれでも参加できる。
募集人数は、ソーシャルディスタンス確保のため先着100人までとなっている。
早めの応募を歓迎。
のじま講師は防衛医科大学高等看護学院卒業後、看護師として泌尿器科に勤務。
子どもたちが危険な性の情報に簡単にアクセスできることに危機感を抱き、2016年、同協会を設立。
年間5000人以上のママたちに性教育の大切さを伝える。
著書もベストセラーになっている。
中3、小6、年長の3姉妹の母。
新聞、NHKなどのテレビ放送に多数出演している。
応募方法は、QRコードのアクセスし、詳細等も確認する。
問い合わせはかずさ青年会議所　総務広報委員会（委員長・松本吉嵩）。
kazusajc2021@gmail.com

「三日月神輿」を製作

日光東照宮の御霊宿す、コロナ収束祈念
ホテル三日月グループ　6月から木更津で展示

ホテル三日月グループ（本社・勝浦市）は、新型コロナウイルスの収束を記念して、日光東照宮の御霊（みたま）が宿った「日光東照宮分霊三日月神輿」を製作した。月
日に歓声報告の儀があり、月末まで日光東照宮　陽明門内の眠り猫の脇で一般公開している。

月から木更津の龍宮城スパホテル三日月で展示。
その後、夏休みには日光東照宮で再び展示し、今年度末頃にベトナムのダナン三日月ホテルに鎮座予定という。
神輿は、同社が日本文化の発信基地となる同ホテルを含むダナン三日月ジャパニーズリゾーツ＆スパの開業を目指すプロジェクトの一環として製作。
戦渦の歴史を有するベトナム人の心を癒し、世界平和を願うもの。
徳川家康を祀る日光東照宮の有名な三猿などの装飾を美しい色彩と意匠で再現している。

木・君で各任、袖2人

19日県発表コロナ　木・女子中学生も

県によると19日、君津地域では袖ケ浦市で2人、木更津市と君津市で各1にんの新型コロナウイルス感染が確認された。
木更津市は、市内公立中学校に通う女子生徒1人の感染が判明したと発表した。
検査確定は17日。
生徒及び学校関係者に農耕接触者はおらず、同校は感染防止対策を徹底したうえで、臨時休校措置はとらない。
県が発表した新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽10代児童・女生徒①その他②17日
【君津市】
▽40代会社員男性①不明②17日
【袖ケ浦市】
▽10代児童・生徒男子①同居家族②18日
▽40代自営業男性①不明②18日
地元4市の同日現在ん累計感染者数は、木更津市が520人、袖ケ浦市が206人、君津市が175人に増え、富津市73人は変わらない。
県内では132人の感染と1人の死亡が判明。
同日における県内の累計感染者数は35835人、死亡者数658人に増えた。
変異株感染者は新たに56人。