木更津を元気にと願い 他 【新千葉新聞】
- 2020/9/1
- ニュース
新千葉新聞2020年9月1日発行
木更津を元気にと願い
夏の思い出に「安心安全祈願花火」
木更津市サプライズ 2回目の花火打ち上げ
木更津市の中の島公園で29日(土)夜、夏の終わりに木更津市のさらなる発展を祈るサプライズ花火が打ち上げられた。
8月15日(土)に続く2回目の「安心安全祈願花火」で、色とりどりの大輪が夜空を彩り、コロナ禍で木更津港まつりをはじめ、多くのイベントや地域行事が中止となって停滞ムードの木更津の街を明るく照らした。
主催は「つながろう木更津応援プロジェクト」(会長・野口義信木更津市観光協会会長)。
今回の花火は、「夢空間グループ」(代表取締役・吉村和夫)と「株式会社アセットコーポレーション」(代表取締・瀧田尚人)がスポンサーとなり、新型コロナウイルスで気持ちが落ち込んでいる中でも、地域に元気と活力を与え、また、短い夏休みを過ごした子どもたちへ、少しでも楽しい思い出になるように、早く普通の生活に戻れることを祈願し、花火を打ち上げたもの。
当日は午後8時から約30分間、約420発の花火が打ち上げられ、木更津の夜空に大輪の花が次々と咲き、思いがけない花火に市民らは歓声をあげ見入っていた。
当日は、コロナ感染防止の「3密」避けるため、前もって市民に知らせず、実施数時間前に、防災無線で「花火の打ち上げ」が市内放送された。
なお、「つながろう木更津応援プロジェクト」は、新型コロナウイルスの早期収拾を願い、地域の活力を維持する取り組みを行うことで、市民に希望と元気を届けることを目的に設置されたプロジェクト。
高柳小の教育振興にと
木市教委に寄付 (有)前田工業が100万円
木更津市高柳の有限会社前田工業の前田利弥代表取締役は8月31日、木更津市教育委員会を訪問して、高柳小学校の教育振興などの活動に役立ててもらいたいと、100万円の寄付を行った。
同日午前9時前に、木更津市役所朝日庁舎の教育長質を訪れた前田社長は、「子供や孫(現在4人、うち1人は6年)たちが高柳小にお世話になり、おかげさまで元気に成長できています。今年はコロナ禍で子供たちは長い休校、短い夏休み、楽しい行事もほとんどできないでいます。子供達との楽しい思い出となる事業や、長期化するだろうコロナ対策などに役立ててもらいたい」と感謝の思いと共高澤茂夫教育長に手渡した。
高澤教育長は、貴重な浄財の寄付に深く感謝するとともに「高柳小学校の校長などと連携を取り、子どもたちのために有効活用させていただきます」などと挨拶した。
木更津教育委員会では、教育長のほか、岩埜伸二教育次長などの出席して敬意を表した。
人数制限の協力要請を
県コロナ対策本部 9月末まで維持と
県の新型コロナウイルス対策本部は、8月25日、感染が続く状況や国の方針を踏まえ、県内イベントに人数制限を設ける協力要請を、9月末まで維持すると発表した。
維持する要請内容は、屋内では定員の半分以下で上限が5000人。屋外は5000人以下。できるだけ、人と人同士の距離を、2メートル以上離れて確保する-としている。
県展は今年開催中止に
県と県美術会 来年度に延期決定
県と県美術会(辻本大雲会長=袖ケ浦市、神谷紀雄理事長)は、9月26日から県立美術館(千葉市中央区)で開催予定だった「第70回記念千葉県美術展覧会(県展)」を、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今年は中止し、来年度に延期することを決めた。延期は初めて。
県美術会代表は、「第70回という節目の展覧会であり、苦渋の決断である。出品者は力を蓄え、来年に期してほしい」と話している。
県展は、日本画や洋画、工芸、書道、彫刻の5部門で、2000点を超える作品を展示。会員の力作のほか、県民からの公募作品も加えて、多様な表現を競う県内最大級の展覧会。
同展は例年千葉・県民芸術祭参加で、千葉県教育委員会・千葉市・千葉市城行く委員会後援。
福祉チャリティゴルフ
木市・社会福祉協議会 今年度は大会中止
木更津市社会福祉協議会(会長・滝口君江)では28日、「木更津市福祉チャリティーゴルフ」令和2年度大会を中止すると発表した。
今年度第4回大会を開催するため、準備を進めていたが、国内および木更津市内で新型コロナウイルスの感染が拡大する状況において、参加者、関係者の健康面や、毎年、事業所などに協賛金や景品提供などで協力を頂いている中で、現在の経済環境が大変厳しいことなどを考慮して、令和2年度は大会開催中止を決定したもの。
問い合わせは、木更津市社会福祉協議会・高木事務局長(TEL0438-25-2089)。
君津で男性2人の感染
29日のコロナ判明 県内は30数人で推移
県発表によると、君津市で8月29日、いずれも50歳代の無職男性と会社員男性の新型コロナウイルス感染が確認された。ともに感染経路は不明。
無職男性は8月5日に発症、同28日検査確定(陽性判明)。発症2日前からの行動歴は「自宅、医療機関。
会社員男性は8月25日発症、同28日検査確定。発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
県は両男性について、農耕接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行っている。
県内における29日の新型コロナウイルス新規感染者は、10歳代~80歳代の33人、30日には10歳未満~80歳代の39人に新規感染が判明した。
県内8月30日現在の感染者累計は、計3033人で3000人を超え、死亡者は計62人。
君津4市は、君津市が2人増え(8月29日判明分)16人。
木更津市47人、袖ケ浦市14人、富津市3人は変わっていない。
「ツール・ド・ちば」中止
自転車で走る大会 木更津市を発着地
全国のサイクリストを千葉に迎え、人情溢れる房総路を自らの体力と気力で走ることを目的に『ツール・ド・ちば2020』が、10月10日(土)と11日(日)、木更津市を発着地に、君津市・富津市・鴨川市などを会場に開催される予定だったが、中止となった。
これは、スピードを競わずに、交通法規と大会規定を守り、乾燥した人を賞する大会で9月6日(日)まで参加者を募っていた。
健康な人で、自らの体力・気力に合わせてコースを選び、小学5年生以上ならだれでも参加できる(ただし中学生以下の参加は保護者の伴走が必要)大会だった。
◎コース内容
▽1日目=木更津市-君津市-鴨川市-君津市-木更津市(約111キロメートル)、▽2日目=木更津市-富津市-君津市-君津市-木更津市(約88キロメートル)
問い合わせは実行委員会事務局(千葉日報社内)TEL043-221-4477へ。
木更津産米コンクール
市とJA木更津市食味分析 出品者を募集
木更津市と木更津市農業協同組合(山口嘉男代表理事組合長、以下JA木更津市)主催・共催、《令和2年度「木更津米」食味分析コンクール》が10月27日(火)、JA木更津市本店2階大会議室で開かれる。
同コンクールへの出品者を9月14日~10月16日まで募集する。(土日祝日は除く)
木更津市では昨秋、コメの食味にこだわった国内最大規模の「第22回米・食味分析鑑定コンクール・・・国際大会いn木更津」を、かずさアカデミアホールで開催し、全国から5000を超える出品があり、その中の「国際総合部門」で木更津産米が初の「金賞を受賞し、木更津産米が高く評価された。
木更津市やJA木更津市では、この国際大会を契機として、高品質米に対する生産者意識の高揚や、木更津産米に対する消費者の意識を高め、さらなる木更津産米の付加価値向上・ブランド化・販路拡大などを目的に、同コンクールを開催知るもの。
審査(募集)対象米は令和2年木更津産うるち米・玄米2キロを出品。
参加対象者は、木更津市に住所を有し、木更津市内で米を栽培している人。
参加品種は1経営体1品種1点で3品種以内。水分は13~16%を厳守。受付窓口はJA木更津中郷経済センターまたは、富来田掲載センター。
第一審査(10月19ン地位までに)は、全出品検体を対象に、静岡精機(株)の食味計測器により、玄米を数値分析し、点数を上位15検体が10月27日の最終審査(食味官能審査)に進む。なおい経営体の出品米が2点以上、上位15検体に入った場合は、上位の1検体に限り最終審査を行う。
最終審査では、外観、香り、味、粘り、硬さの5項目で評価し、最優秀賞1点、優秀・優良・美味しいお米賞など15点を選出、11月27日に静岡県で開催予定の「第22回国際大会」へ出品する。
多くの参加を案内している。
問い合わせは、木更津市農林水産課(野村さん、手島さん)TEL0438-23-8445へ。