ブルーベリー圉が開園 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2025年7月15日発行

ブルーベリー圉が開園

木更津市観光ブルーベリー園協議会
11園がオープン 児童も合唱で祝う

木更津市観光ブルーベリー園協議会(会長・江澤貞雄、会員・11園)のブルーベリー園が今月12日(土)に一斉にオープンした。
同協議会に所属するブルーベリー農園では、江澤会長が提唱する「ど根性栽培」を実施しており、無農薬・有機栽培で育てられた美味しい。
完熟の大粒ブルーベリーを味わうことができる。
オープン初日を記念して、エザワフルーツランドで「開園まつり」が実施され、特設ステージでのオープニングセレモニーが行われ、渡辺芳邦市長など多くの来賓が出席し、オープンを祝った。
また、地元の富来田小学校児童3年生17人が、ブルーベリーに夢をのせた歌『青い鈴の音』を大合唱してセレモニーに華を添えた。
この歌は東京で音楽活動をしている稲田明さん(3年ほど前に同地区に移住し、無農薬の米作りに挑戦している)作詞・作曲のもので、富来田小が全校で歌い継いでいる。
江澤会長は日頃からブルーベリーに対し市を挙げての応援に感謝し、「我々協議会は木更津市の奥座敷とも言われている自然の宝庫であるこの地を日本一のブルーベリーの観光地にしたいとの思いで活動している。各園では、様々な工夫を凝らし景観づくりにも力を入れている。ブルーベリー園のいろいろな表情も楽しんでほしい」などと挨拶、多くの来場を歓迎した。
渡辺市長など来賓代表も、木更津市が進めているオーガニックなまちづくりを代表する無農薬・有機栽培の木更津市のブルーベリーを絶賛するなかで、各園の益々の繁栄を祈念して祝辞を述べた。
横浜から来園したという家族4人(30代夫婦と幼児2人)は「昨年初めて来園し、美味しさに魅せられ3回も来た」と話し、千葉市からの女性グループ(3人)は、「また来たい」と完熟の実を摘みながら笑顔が広がっていた。
同園には早生(わせ)品種から中生(なかて)晩生(おくて)など30種類以上約1,500本が栽培されており、9月上旬まで様々な味を楽しめる。
オープニングセレモニー出席軒は次の通り。
(順不同)
▽渡辺芳邦市長、廣部昌弘教育長、小宮一則観光協会長、三上和俊市議、佐藤修一市議、鹿島良行木更津駅長、鴇田宏富来田地区まちづくり協議会会長、曽我井祐明富来田商工会会長、白木克也富来川中校長、高橋一成馬来田小教頭、川崎修吾(株)菜の花の里取締役、道の駅うまくたの里施設長)など多数。
観光ブルーベリー園は次の通り。
◎摘み取り料金=大人(中学生以上)1,500円、子ども800円、三歳未満無料
▽ベリーの森(中尾、℡0438-30-5077)
▽ブルーベリー園かがやき(笹子、℡090-7948-8402)
▽プルーベリーマリヤファーム(真里谷、℡090-2163-3841)
▽孫の手くらぶブルーベリー園(矢那、℡090-3210-2198)
▽フルーツ街逆夢農煬(真里谷、℡0438-53-8120)
▽ブルーベリー園のらり・くらり(真里谷、℡080-8434-1212)
▽エザワフルーツランド(真里谷、℡0438-53-5160)
◎直売のみ
▽ぬますぐり農園(真里谷、℡080-5026-1925)
▽ブルーベリーファームノムさん(真里谷、℡0438-73-2117)
▽オーガニックブルーベリーファームKANAHAMA(真里谷、℡080-7120-2323)
◎自社用
▽ベアーズ(中里、℡0438-23-7776)

金色に輝く大神輿舞う

「木更津ばやし」や「獅子舞」も奉納
八剱八幡神社の例祭 暑さの中威勢良く

上総木更津鎮座・八剱八幡神社(宮司・八剱隆)の例祭が12日(土)と13日(日)、天候に恵まれたなか執り行われ、金色に輝く関東一の大神輿(重さ約1.5トン)が、木更津駅周辺の市街地を渡御・本舁(ほうよ・かつぎあげ)された。
大神輿は担ぎ枠が2本しかなく、神輿に拠ぎ手の背中を見せないように向かい合わせで担ぐ「木更津担ぎ」という独特の批ぎ方で行われた。
同人神輿は東京・深川の鶴岡八幡宮、浅草の鳥越神社の神輿と並んで「関東三大神輿」と呼ばれている。
2目目の13日は、仲片町(同市中央3丁目)では、子供神輿を小学校高学年の子どもが担ぎ、獅子を台に乗せて低学年の子どもが担いで町内を回った。
同日午後3時30分からは、県指定無形民俗文化財の「木更津ばやし」が、木更津ばやし保存会(会長・平井秀幸)により仲片町公会堂で披露された。
囃子(はやし)・昇殿(しょうでん)・神田丸(かんだよる)・鎌倉(かまくら)・四丁目(しちょうめ)の五曲を、笛や太鼓、鉦(かね)に合わせ踊る。
白狐の舞、笑の舞、怒りの舞、おかめの舞、ひょっとこの舞のユーモラスなしぐさに会場はなごみ、思い出に残る夏の祭りを堪能した。
日本武尊の妃・弟橘媛の袖が祀られているという吾妻神社では、本堂前で「獅子舞」を本納。
小原俊郎吾妻区長の木遣りと共に雄と雌の獅子が舞い始め、その後、神社総代会長、青年会会長と続き、神礼本殿前で三度獅子が舞った。
雄と雌は分かれて各家庭と陸上自術隊を回るなど町内で獅子舞を披露して回った。
小原区長は陸上自術隊の隊員に協力してもらい、盛大に祭を終えることができたと語った。
この2日間で大神輿が奉舁された場所は十か所。
それぞれの町内には大神輿の御加護にあやかりたいと、多くの見物大が訪れ、見守った。
2日目の午後5時10分からは、この大神輿を神社に納める「宮入り」で、神輿が神社に帰る際、氏子総代らが裃(かみしも)の正装で行列を作り、市内新田の鈴市商店前より出発。
神社までの約200メートルをパレード、祭りの華として練り歩き、沿道を埋めた多くの見物客から盛んな拍手が送られた。
午後6時30分に還御祭が執り行われ、神恩に感謝する1日を無事終了、古式ゆかしく祭礼を終えた。

御霊の安らかなれと

有害鳥獣特別駆除隊が駆除鳥獣類慰霊
木更津猟友会 徳蔵寺で「獣魂祭」

木更津猟友会(会長・古藤覺)の有害鳥獣特別駆除隊(隊長・石井徳亮)主催『令和7年度獣魂祭』が、6月29日(日)午後2時から、木更津市矢那の『徳蔵寺(住職・吉田耳人)」で厳かに執り行われた。
これは会発足以来毎年行われている恒例行事で、例年田畑を荒らし、農作物や家畜等にも被害を及ぼし駆除された、鳥獣類の冥福を祈っているもの。
供養祭には、石井隊長以下隊員、来賓として渡辺芳邦市長、大岩房之経済部長、農林水産課職員など合計30人ほどが参列した。
法要では住職の懇ろな読経の流れる中、参列者は焼香を行い、駆除された鳥獣類の御方の安らかなることを祈り、隊いの作業の安全・地城住民の安寧を願った。
吉田住職は、地元住民の安寧や農作物保護などのために活動している隊員に深く敬意を表し、「我々生きとし生けるものは皆、他の命を戴き生きている。やむなく駆除された鳥獣類の命に感謝して、御儒を弔うことは尊いこと。本日は駆除された鳥獣類の御霊を弔うとともに、危険な業務である隊員の皆様の作業の安全と無事を願い祈祷させてもらった」等と挨拶、祈祷した御札が授りされた。
木更津猟友会は、袖ケ浦市と木更津市を一つのブロックとして活動しており、設立は平成14年頃で「銃、くくりわな、箱わな」を用いて両市内全域でイノシシやアライグマ、キョンなどの捕獲活動を行っている。

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