まちづくりの担い手誕生 他【新千葉新聞】
- 2025/6/13
- ニュース

新千葉新聞2025年6月13日発行
まちづくりの担い手誕生

一般財団法人KISALAB(キサラボ)設立
木更津に新たに 七月助成事業募集
木更津に新たなまちづくりの担い手『KISALAB(キサラボ)』が誕生、活動を開始する。
これは今年四月、木更津市内で地域活動や市民主体のまちづくりを支援する一般財団法人まちづくり支援財団KISALAB(キサラボ)」が設立され、初事業となる~令和七年度の「まちづくり助成事業」~の募集を7月1日から回始するもの。
KISALABは、これまで木更津のまちづくりを先導してきたかずさ青年会議所のOBや有志メンバーが中心となり、行政・企業・市民などそれぞれの役割をつなぐ「第3セクター」として新たに立ち上げた一般財団法人。
財団の名称「KISALAB」には、「木更津(KISARAZU)」と「実験室(LAB)」の意味を込め、未来の
まちを共につくるための”社会突験の場”でありたいという思いが込められている。
同法人設立の背景は、近年、地域社会が抱える課題は多様化・複雑化し、行政だけでは解決が雛しいテーマが増加している。このような現状を踏まえ、~地域住民の創意工夫による「オーガニックなまちづくり」の可能性に光を当て、市民の自発的な行動を支える土台~として設立された。
今月12日(木)午後3時30分から、木更津市役所駅前庁舎内で、KISALAB代表者(理事長)の内田愼一郎氏と事務局長の吾津松太郎氏による記老会見が行われ、同事業の概要などが紹介された。
内田理事長は、「これからの木更津は、地域の一人ひとりの知恵と行動によって育まれていく時代です。KISALABは、その挑戦を応援するために生まれました。『まちをつくるいという意志ある活動を、私たちと一結に育てていきましよう」と挨拶し、これからのまちづくりを地域みんなで考え、育てていく新たなプラットフォームとしてその第一歩を踏み出したことから、多くの関心・応募を歓迎するとした。
設立目的は、①木更津らしい持続可能なまちづくりの推進、②市民団体や地域活動の支援・育成、③第3セクターとしての中期支援機能の提供、④地域のウェルビーイングと公共性の向上。
初年度の取り組みとして、市民や地域団体の活動を後押しする2つの助成事業を実施する。初年度に助成業する事業数は、プレ事業型(市民活動チャレンジ助成)に約5件(予算により変動)、本格事業型(まちづくり重点助成)に約4件(予算により変動)を予定している。
支援内容など概要は、①プレ事業型(市民活動チャレンジ助成、最大20万円支援)。対象は新たに地域活動に取り組む団体や、小規模な実践的取り組みを支援、はじめの一歩を応援する。②本格事業型(まちづくり重点助成、最大50万円支援)。
継続性・波及性が期待される中長期的・広域的な取り組みを支援。
まちの未来を形にする活動を応援する。
募集要項は次の通り。(両事業共通)
▽対象団体=木更津市内で活動する市民団体、NPO、学校、自治会、任意グループなど(法人格不問)▽対象事業=環境、教育、子育て、福祉、スポーツ、防災、SDGS、地域活性化など
▽助成期間日採択後六か月以内に突施される事業
▽申請受付=令和7年7月1日~7日31日まで
▽提出方法=HPから所定の様式をダウンロードし、メールにて提出
▽審査方法=8月中旬予定の選考会にて、ヒアリング選考
▽採択発表=8月下旬の予定。
問い合わせ・申請先は一般財団法人まちづくり支援財団KlSALAB事務局、Eメール info@kisalabo.jp
役員は次の通り。(敬称略)
▽代表理事(理事長)=内田愼一郎(税理士法人かずさ合同事務所代表)
▽理事=加藤智生(医鯢法人社団鵬会高名清養病院理事)、林利江((有)ベアーズ代表)、和田啓(綜和熱学工業(株)代表取締役)、鶴岡慎一郎((株)協同建設代表取締役)、大森俊介(明工丸商事(株)代表取締役)、木内高茂茂(協友建機(株)代表取締役)、
▽理事・事務局長=吾津松太郎((株)アヅホンダ販売代表取締役)
▽監事=渡邉秀孝(かずさ総合法律事務所)、田中幸子(木更津市副市長)
▽評議員=廣部昌弘(木更津市教育長)、真板竜太郎(学校法人君津学園理事長)、平野文彦(君津信用組合理事長)、松岡邦佳(さつきの森法律事務所)、嶋津正和(嶋津司法書士事務所)
▽相談役=渡辺芳邦(木更津市長)
電話詐欺に注意喚起!

千葉県警本部 今月は年金振込月
千葉県警察本部では、「千葉県内で、電話de詐欺被害が多発しています!」と注意喚起、~STOP!電話de詐欺~を呼び掛けている。
「6月は年金振り込み月」でもあることから一層の注意を!
令和7年4月末時点で、県内における電話de詐欺の被害額は届け出のあったものだけで、前年同時期の約2.5倍にあたる約25億円にもなっている。
特に、親族などを騙る詐欺(オレオレ詐欺)や、市役所職員等を名乗った詐欺(迷付金詐欺)、さらに、警察官をかたり「あなたに犯罪の容疑がかかっている」などと電話をかけ、お金を騙し取る詐欺が急増している。
この手口では、警察本部や地元の警察署と電話番号の末尾が同じ《0110》の国際電話番号が使われていることが多く、事情聴取の名目で、SNSやLINEなどのビデオ通話に誘導し、相手(犯人)はニセの警察手帳を示して騙してくる。
詐欺にかからない「防犯対策」として、自宅の固定電話は、国際電話の着信ブロック(無料)や、迷惑電話対策機器を活用するなどの対策を。
また携帯電話については、『+』から始まる国際電話番号や、知らない番号からの着信には絶対に出ないようにしたい。
《電話de詐欺(特殊詐欺)》とは、電話やその他の通信手段を用いて、対面することなく、面識のない不特定者を騙し、架空または他人名義の口座に現金を振り込ませたり、現金を準備させて(タンス預金などを狙い)、受取りに来たりする手口の詐欺を言い、「オレオレ詐欺」「預貯金詐欺」「架空料料金請求」「還付金詐欺」等はその代表的なもの。
電話de詐欺の被害に遭わない一番の方法は「犯人と直接話をしないこと」。
犯人と話をしてしまうと、電話de詐欺のことを知っているつもりでも、犯人の巧みなことばに惑わされて騙されてしまう。
被害者の3割は「手口は知っていたつもりだが、騙されてしまった」と話す。
電話de詐欺相談ダイヤルは『0420-494-506』、県警察本部生活安全総務課『7043-201-0110』、「木更津署0438-22-0110」「君津署0439-54-0110」「「富津署0439-66-0110」へ。
2週連続増加

直近1週間コロナ
県は11日、新型コロナウイルス感染症の直近1週間(2~8日)の発生状況を発表した。
県内の定点医療機関(184施設)から報告された県全体の感染折数は233人。
1医療機関当たりの感染者数は前週の1.06人から0.21人増加して1.27人となった。
増加は2週連続。
年代別では50代が39人で最多。
全16保健所別では印旛が最も多く2.09人だった。
君津保健所管内の感染者数は1・83人。
前週の1.08人と比較する0.75人の増で、2週ぶりに増加した。
市民野球熱戦

壮年と2部夏季大会
木更津市野球連盟主催「市民野球大会」の結果昨報続きは次の通り。
【壮年大会】
◎1日実施
▽木更津マジナーズ4-0SONY GM&O
▽木更津絆6-2八幡台口イヤルズ
▽世界乃木更津11-10食事処おのでら(延長9回)
◎8日実施
▽木更津マジナーズ9-0食事処おのでら(5回コールド)
▽SONYGM&02-1木更津絆
【C級2部夏季大会】
◎1回戦
▽LITTLH BEARS4-2Crackcrs
▽高島モータース2-1木更津シリウス
▽バットボーイズー3-4デンジヤーズ
▽A・S・B8-3八幡台口イヤルズ
▽二階堂11-5DHNZAI
▽Cats cyc(不戦勝)-柴秀
▽クローズ(不戦勝)-GACCHA
精密測定技術を学ぶ

ポリテク君津 講座受講生を募る
千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター『ポリテクセンター君津』=君津市坂田428=では、在職者を対象に、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、短期閥の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、7月10、11日に開講する「精密測定技術」の受講生を募っている。
同講座は今年度、同じ内容で計2回、いずれも2日間ずつ開催される。
現在募集しているのは1回目で、2回目は1月14、15日に開かれる。
詳細は次の通り。
◎講応名=「精密測定技術」
◎こんな人におすすめ=測定業務にこれから従事する人、または現在従事している人
◎講習内容
▽測定と計測①トレーサビリティ②測定と検査③測定の重要性
▽測定誤差の要囚と対策①測定環境②寸法測定の誤差要因③各要囚の対策
▽長さ測定実習①測定器の構造・調整②測定器の選択③アッベの原理④測定実習⑤熱的影響による誤差の測定
▽まとめ
◎開講日=7月10日(木)、11日(金)
◎時間=午前9時10分~午後4時
◎会場=ポリテクセンター君津
◎使用機材=ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージなど
◎持参するもの=筆記用具、作業服
◎前提スキル等=特になし
◎受講料=8,000円(税込)
◎定員日10人
◎申し込み=必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
申込書は同センターのホームページからダウンロードできる
◎申し込み締め切り=6月26日(木)
申し込み及び問い合わせ先は訓練課(℡0439-57-6313、FAX同57-6386)。
その他のセミナーについてはQRコードで確認できる。