ゴミを捨てない心育む 他【新千葉新聞】
- 2025/5/16
- ニュース

新千葉新聞2025年5月16日発行
ゴミを捨てない心育む

5月30日は、「ゴミゼロ」の日
地元4市日程 5月25日(日)に
5月30日は「530」の語呂合わせで「ゴミゼロ」の日。
ゴミゼロの日は、1970年(昭和45年)代に愛知県豊橋市の市民から広かった運動をきっかけに、愛知県豊橋市が「530運動環境協議会」~ゴミを拾うことでゴミを捨てない心を育む~ことを目的に制定した。
その後1982年(昭和57年)1月に、関東地方知事会の空缶対策推進委員会によって定められた。
例年5月30日を中心に、各自治体では、《きれいなまちづくり》のため、「市内一斉ゴミゼロ運動」などと銘打ち、自治会ごとに市民が協力して、地域全体のごみ拾いや下水道の清掃、公園内の樹木や街路樹のなど剪定等、犯罪防止、住みよい生活環境づくりなどを目的に、普段目の届かない場所を重点的に実施している。
今年は5月月30日当日が、金曜日で平日であることから、前倒しで5月25日(日)に実施する自治体が多い。
君津地域4市では5月25日(日)午前に実施する。
また、木更津市は、令和5年10月より、ごみ拾いSNS「ピリカ」と連動した、木更津市専用の見える化ページを開設した。
使い方は、アプリをQRコードからダウンロードし、拾ったごみの写真を撮る-活動の記録を投稿-見える化ページに反映される。
SNSピリカを使って「楽しくごみ拾い!!」~オーガニックシティ木更津”ごみゼロプロジェクト”~と銘打ち、ごみを拾って、写真を撮って投稿! 木更津市で拾われたごみの数や参加人数が見える化される! 「ありがとう」などのコメントが送りあえる! などとごみゼロ清掃をする際に活用してほしいと説明している。
ごみゼロ運動は散乱ごみを集める清掃で、家庭のごみや刈り取った草を入れて出すことはできないボランティア清掃であるため、市の所有地または管理する道路・道路側溝・公園などが清掃対象場所。
市から「可燃ごみ(紙、プラスチック)」と「不燃ごみ(瓶・缶・鉄製品等)」用のボランティア清掃袋が用意される。
問い合わせは市生活環境課(クリーンセンター内)℡0438-36-1432。
にぎわい創出の拠点に

「日本賃貸保証株式会社(JID)」が移転
木更津市中央に新本社社屋が完成
国内で初めて賃貸保証事業を手掛けたパイオニア企業「日本賃貸保証株式会社(JID)」の新本社社屋がこのほど、JR木更津駅西口で東京湾に面する木更津市中央3-4-23に完成した。
新本社社屋は「THE Rejuve Port KISARAZU(リジューブ ポート木更津)」で、敷地面積は約3076平方メートル、鉄筋コンクリート十二階建て、延べ床面績は約9,675平方メートル。
12階建ての2~3階には、外観にルーバーを付けたJIDグループのオフィス、4~11陪(64室)が賃貸マンションになっている。
(大和ハウス工業設計・施工)
活性化を意味する「Rejuve」と木更津の港「Port」を合わせて名付けられた。
鳥居崎公園や中之島公園が近くにあり、同社の理念「公平で公正な社会づくりに貢献する」のもと、かつて賑わっていた駅西口周辺を再び活気づけようと、本社を同市羽鳥野から移転した。
先ごろ行われた竣工式典で梅田真理子JID社長は、「開放的で豊かな自然環境の下で仕事をしようと、15年ほど前に東京・日本橋から木更津市羽鳥野へ移転した。
その後、縁があって訪れた木更津に役立てないかと考え、本社を移転して官民連携で木更津港の賑わいを創出する《みなとまち木更津再生プロジェクト》に協力することにした。
完成を契機に駅西口と木更津港が注目され、多くの人々に聞かれていくイメージを持ってもらえると嬉しいです。
新本社でのイベントや会合などを通じて千葉県や木更津市の魅力を発信していきます」とコメントを寄せている。
また、木更津市の渡辺芳邦市長は、JIDの日頃より雇用の創出や多方面への寄付など木更津市の発展に多大なる貢献を賜り深く感謝申し上げるとした上で、「今後木更津港付近は富士見通りの再整備、駅前新庁舎および吾妻公園文化芸術施設の整備が進む。更に貴社の開設により、駅周辺や木更津港といった中心市街地の活性化につながります」とJIDの新本社開設へのお祝いと発展を祈念する挨拶を行った。
餅投げや菓子投げなど

あす楽しい催し JIDイベント
日本貨貸保証株式会社(JID)は、あす17日(土)午前11時~午後3時、本社移転記念イベント「JIDGROUPフェスタ」を同社屋外駐車場特設会場(木更津市中央3-4-23)で開催する。
(株)ヤツルギ魂、木更津みなと囗子ども食道協力。
内容は次の通り。
▽ヤツルギショー(午後0時30分~)。
みんな大好きヤツルギー(木更津発のご当地ヒーロー・鳳神ヤツルギ)。
息を飲むアクションシーンを目の前で!ヒーローたちの勇敢な戦いを応援しよう!
▽マジックショー(午後1時30分~)。
木更津拠点で全国を巡る個性的なマジシャン。
子どもからお年寄りまで、笑いと不思議を届ける。
▽餅まき・菓子まき(午後2時30分~)
▽フードコーナー。
木更津みなと口こども食堂やキッチンカーが地元の食材を使用した美味しいフードメニューを提供する。
このほか ヨーヨー釣りやゲームコーナーもあり、子どもも大人も一緒に楽しめる。
また、きさポンも来場する。多くの来場を歓迎。
駐車場は用意していないため、車で来場の際は近隣のコインパーキング等の利用を案内している。
なお、当日は大きな音や賑やかな声が響くことがあることから、近隣住民には理解を求めている。
問い合わせは同社へ(℡0438-38-5844)。
西上総文化会報第85号

三友社書店と多田屋書店で販売中
西上総文化会発行 会員の論考等多彩
西上総文化会(会長・八田英之)は、このほど『西上総文化会報第85号』を発行した。
同会は昭和27年に設立された文化団体で、会員は木更津市を中心に君津市、富津市、袖ケ浦市などの郷土史愛好者によって構成されている。
今号は会員の論考等としては、河野良怛氏「小川述堂翁碑の碑文から見た嶺田楓江、重城保の交遊圏」、上総行氏「請西藩大野家について(3)」、諏訪貞夫氏「木更津市下鳥田下部「阿弥陀堂」の仏像・仏具等の調査についてに、麦野ゆたか氏「ニンニクの言伝え」、加瀬降氏「嘘か眞か木更津案内」、今葷倍みのり氏「会友、故大網克子女更への追悼詩」と多彩。
この他に鬼形むつ子氏の俳句「上総春秋(Ⅱ)」や、やながわ短歌会の作品も載り、文芸欄も充実している。
会報は1冊1,500円で三友社書店(木更津市文京、℡0438-22-2760)、多田屋書店(木更津市富士見、℡0438-23-6211)で販売している。
なお、同会は現在、会員集中、問い合わせは事務局の川俣公男氏(℡0438-27-1877)まで。
8週連続減少

直近1週間コロナ
県は14日、新型コロナウイルス感染症の直近1週間(5~11日)の発生状況を発表した。
県内の定点医療機関(181施設)から報告された県全体の感染者数は123人。
一医療機関当たりの感染者数は前週の0.88人(前迦の発表時点では0.86人。後に0.88人に修正した)から0.20人減少して0.68人となった。
減少は8週連続。
年代別では60代と80歳以上がそれぞれ17人で最多。
全16保健所別では夷隅が最も多く2.00人だった。
君津保健所管内の感染者数は0・67人。
前週の0.75人と比較すると0.08人の減で、3週連続で減少した。
拓大紅陵は白鷗大足利と

関東地区高校軟式野球 初戦組み合わせ
31日(土)から群馬県(高崎市城南野球場など3球場)で開かれる、「第73回春季関東地区高校軟式野球大会」(関東地区高校野球連盟軟式部主催、朝日新聞前橋総局など後援)の組み合わせが決まった。
前回の覇者で2年連続18回目出場の拓大紅陵は、31日に西毛総合運動公園野球場で午前9時から行われる第1試合で、白鷗大足利(栃木県)と対戦する。
白鷗大足利は、拓大紅陵が前回の決勝で対戦した相手。
拓大紅陵はこの試合で完封勝ちし、初優勝(千葉県勢として24年ぶり)を飾っている。
出場チームは、開催県の群馬県と東京都から各3チーム、千葉、神奈川、埼玉、栃木、茨城の5県から各ニチームの計16チーム。
千葉県から出場するのは先の県大会優勝の拓大紅陵と準優勝の日出学園。
30日(金)に高崎市城南野球場で開会式があり、31日から試合が始まる。
決勝は6月4日(水)午前10時から同球場で行われる。
準決勝へ進出

C級2部春季大会
木更津市野球連盟主催「市民野球大会」の『C級1部春季大会』1回戦1試合、『C級2部春季大会』2回戦~準々決勝計9試合、壮年大会計4試合が11日までに、市営及び江川第1球場で行われた。
『C級2部春季大会』は準々決勝4試合全てが行われ、準決勝進出チームが出揃った。
5月11日の結果は次の通り。
【5月11日】
《C級1部舂李大会》
◎1回戦
▽木更津マジナーズ9-0木更津市役所(5回コールド)
《C級2部春季大会》
◎準々決勝
▽木更津Mets3-2JHTS
▽DRUNKERS5-0ソニーGM&O
▽スターレーン8-5ツーカーズ
《壮年大会》
▽食事処おのでら3-1木更津シリウス
即実践で激変した私の人生

木更津市倫理法人会 横地伸泰氏講話
木更津市倫理法人会主催「経営者モニ一ングセミナー」が、あす17日(土)午前6時から7時まで(受付・開場5時40分)、拓人紅陵高校11階(木更津市桜井1403、駐車場完備)で開かれる。
講師は法人レクチャラーの横地仲泰さん。
テーマは『即実践で180度激変した私の人生-倫理指導の威力-』。
参加無料(朝食会参加・500円)、誰でも参加できる。
多くの来場を歓迎している。
事務局℡047-334-2145。
オオキンケイギクの駆除

木更津市内各地 回覧等で呼びかけ
特定外来生物に指定されている「オオキンケイギク(大金鶏菊)」という植物について、木更津市内各地では、黄色い花をつけ始める5月頃から目撃情報が寄せられている。
オオキンケイギクは北アメリカ原産の多年草。
日本に定着したのは明治中期。
観賞用・緑化用として持ち込まれた。
しかし、繁殖力が強く強健で、在来の野草(河原などの草地に生えるツツザキヤマジノギク、カワラサイコ、カワラナデシコ等)等を駆逐してしまうため、今では各地で駆除活動か行われている。
環境省では、これ以上人の手で拡げないようにするため、平成18年2月、「特定外来生物」に指定した。
黄色い花が咲くのは5~7月頃。
花びらの先端は不規則に4~5つに分かれている。
草丈は50~70センチ。
葉は細長い楕円形で両面に毛がある。
木更津市環境政策課(クリーンセンター内)では、土地所有者(管理者)は敷地内に生えている場合、日頃から駆除の協力をお願いします~と広報や回覧で呼びかけている。
駆除を行う際には更なる拡大防止のため、以下の方法でお願いしている。
また今月25日(日)のゴミゼロ運動で可燃として出す場合も同じ対応となる。
◎駆除時期=花が咲き始めの5月上旬頃から実施すると一番よい。
満開の頃にはたくさんの種ができている。
◎駆除方法
▽刈り取らずに根から引き抜く。
※オオキンケイギクは多年生、根こそぎ駆除すること。
同じ場所で翌年も続けて抜き取ると効果的。
▽除去した植物は丈夫なピニール袋に入れ、密封して種を落とさせない。
▽袋の中で枯らしてから可燃ごみとして出す。
オオキンケイギクについての詳細は、市ホームページ「オオキンケイギクについて」(QRコード)で。
問い合わせ先は市環境政策課(℡0438-36-1443、平日午前8時30分~午後5時15分)。