韓国の食品会社が進出 他【新千葉新聞】
- 2025/5/11
- ニュース

新千葉新聞2025年5月11日発行
韓国の食品会社が進出

木更津市区内に建設中の工場が9月に操業
かずさアカデミアパーク 餃子等の製造開発
千葉県と地元四市が連携して産業集積を進めている「かずさアカデミアパーク」において、県は、韓国食品メーカー最大手の日本法人「CJ FOODSJAPAN株式会社」(東京都、代表取締役・金炳圭、キムビョンギュ)が進出し、木更津市区内に建設中の工場が、今年9月に操業を始めると発表した。
国内では同社初の自社工場となる。
同社は、韓国料理をベースにしたグローバルブランド「bibigo」で加工食品の製造、輸出入及び販売を行う会社で、日本国内における韓国風餃子(マンドゥ)の生産拠点となる新工場をアカデミアパーク内に建設している。
県企業立地課によると、同社は令和元年(2019年)7月に設立。
資本金6億4千万円、従業員数180人。
進出に向けては、2022年10月に申出書を提出し、2023年5月に協定書を交わした。
かずさアカデミアパーク(木更津市かずさ鎌足)内の研究九区画(かずさDNA研究所の南)の約4.2ヘクタールを購入し、昨年6月に工場建設に着手した。
事業所の名称は「CJ FOODS JAPAN株式会社 千葉工場」。
敷地面積は約42,395平方メートル、延べ床面積は約8,200平方メートル、投資額は110億円、冷凍加工食品など生産拠点として食品研究開発及び製造を行う。
佐賀駐屯地への移駐について

木更津駐屯地に関する 協議会合同会議
木更津駐屯地に関する協議会の「第6回定例会」及び木更津駐屯地に関する協議会部会の「令和7年度第1回合同会議」が、今月15日(木)午前10時30分から、木更津市役所駅前庁舎8階の防災室・会議室で開催される。
議題は、
▽陸上自衛隊V-22オスプレイの佐賀駐屯地への移駐について、
▽陸上自衛隊オスプレイの佐賀移駐後の協議会等の継続について。
木更津駐屯地における陸上自衛隊オスプレイの暫定配備については、今年7月9日に5年の期限を迎えるが、防術省は、同日に佐賀駐屯地(仮称)を開設し、同機体を運用する輸送航空隊が木更津駐屯地から佐賀駐屯地(仮称)へ移駐すると4月15日に説明している。
第7回カラオケ発表会

木更津市文化協会 多くの来場を歓迎
木更津市文化協会(会長・鹿島典子)のカラオケ部門(代表・曽根功)による『第7回カラオケ発表会』が今月16日(金)午前10時から(開場・午前9時30分)、君津市民文化ホールで開催される。
同発表会には、舞踊やコンガ演奏、社交ダンス、ベリーダンスなども参加する。
令和に響く昭和歌謡の数々も披露される楽しい会に、多くの来場を歓迎している。
入場無料。
問い合わせは、カラオケ部門事務局の細野みえ子さん(℡090-4942-1028)まで。
SCスタッフから学習

市・イオンモール(株)一三井不動産商業(株)
木更津市立西清小学校 2社が出前授業
木更津市・イオンモール(株)・三井不動産商業マネジメント(株)の3者で取り組む、『地域の未来をはぐくむSCスタップ学習プロジェクト』(4月21日始動)の全体スケジュールの第1弾、「両社による出前授業」が同プロジェクトの実践校・木更津市立西清小学校で9日(金)に実施された。(SCとはショッピングセンターの略)
出前授業は同プロジェクトの「こどもPR大使」を務める5年生2クラス31人を対象に行われ、両社の社員(同プロジェクトスタッフ)が来校して、▽PR大使の役割や期待するもの、▽両社が木更津市に出店してからの歴史や、これまで取り組んできたこと、今後の展望、▽両社の木更津市での役割や機能-などを紹介し、企業努力の一端を披露した。
児童達はスタッフの説明などに耳を傾け、「SCには何がありますか」「どんなものが便利でいいと思いますか」「どんなことが楽しめますか」などの問いに、グループ毎に話し合い、意見発表も積極的に行い、「みんなの生活がより良くなるように、木更津の魅力をたくさん見つけよう!」などと力強く申し合わせた。
この後「こどもPR大使」は今月28日には、一クラスずつ、それぞれのSCに出向き、商業施設内で来店客やSCスタッフに対しインタビューを行ったり、施設見学などを行う予定で、子どもからみた木更津市の魅力の発見を深めていく。
社会福祉にと

南清苑なごみ会
木更津南清苑なごみ会(代表者・小井土洋斗)は4月28日(月)、親睦会解散にあたり、残金35,000円を社会福祉事業に活用してほしいと、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄付した。
本土決戦体制下の房総半島

房総の地域文化講座 講師は栗原克榮氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第224回房総の地域文化講座」が、今月31日(土)午後2時から3時30分まで(受付午後1時30分~)、木更津市立図書館2階大会議室(木更津市文京2ー6-51)=木更津駅東口下車徒歩約10分=で開かれる。
今回は総会記念講演として、『本土決戦体制下の房総半島~住民動員・避難施策と県民の動向』をテーマにした話を聞く。
講師は栗原克榮氏(木更津市史編集部会委員)。
1944年(昭和19年)7月、サイパン島守備隊が全滅した直後、軍は本土での決戦を作戦上一つの選択肢として決定し、翌年1月には、本土決戦準備をおおむね秋には完成するとの方針を固めた。
軍は、房総半島が米軍の上陸地点となり、本土決戦の激戦地となると予測していた。
①。房総半島において、本土決戦準備はどのように進められていたのだろうか
②地域住民は本土決戦にどう組織されようとしていたのだろうか
③住民内部の加担・動揺・抵抗はどうだったのだろうか
そうした視点から、今から80年前に当たる1945年(昭和20年)の、房総半島における本土決戦休制に迫る。
会員でなくても受講できる(ただし事前申し込みが必要)。
受講料は非会員のみ400円(中学生以上)、会員は無料。
なお、図書館の無料駐車場を利用できるが、できるだけ電車やバスなど公共交通機関の利用をと案内している。
参加市し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長まで電話かメールで。
℡090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp