命を守る仕事へ決意固く 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2025年3月9日発行

命を守る仕事へ決意固く

第49回卒業生は女子49人、男子6人
君津中央病院看護学校 55人に卒業証書

国保直営総合病院君津中央病院附属看護学校(学校長・藤森基次)の「令和六年度卒業式」が7日、同校4階体育館(木更津市桜井)で厳粛に挙行された。
今年度の第49回卒業生は55人(女子49人、男子6人)。
式典には、同校を運営する君津中央病院企業団・田中正企業長、君津地域4市市長代表の高橋恭市富津市長、山本更子君津健康福祉センター副センター長、重城正義君津中央病院企業団議会議長、井上恵子県看護協会専務理事、君津地域四市の健康・福祉部関係者、君津中央病院企業団の病院関係者、学生の実習先の医療・福祉関係機関、保護者など多数が出席して卒業を祝った。
卒業証書授与では、卒業生一人一人が呼名され、代表の嶋田有里さんに藤森学校長から「卒業証書」と「専門士称号授与書(正看護師)」が授与された。
続いて成績優秀者に特別賞が授与され、▽嶋田有里さんに県知事賞、▽岩崎優奈さんに県看護協会長賞、▽青木七海さんに企業長賞、▽松田さくらさんに学校長賞が贈られ、真摯な学びを称えた。
藤森学校長は式辞で、入学一年目はコロナ禍真っ只中など、厳しい状況に触れながら、「切磋琢磨して見事に3年間学び続けた。これからも悩むことはたくさんあるだろうが、分からないことは自己判断しない。仲間や先輩が教え、支えてくれる」などと命を守る仕事であることを説き、長い人生で看護師として成長してほしい、などとエールを送り、門出を祝った。
田中企業長はじめ、高橘市長など来賓代表も、コロナ禍を乗り超えての卒業を祝い、指導者や家族の協力に敬意を表した。
在校生代表の露崎爽起さん(2年生)が「先輩の学ぶ姿勢を目量に、培われた本校の伝統を守り、発展させていく」などと送辞を述べ、卒業生代表の嶋田さんが、「多くの人々の支援・協力・指導により学び続けることが出来た。この学校の卒業生であることを誇りに、地域の人々に信頼される看護師になれるよう学びを深める」などと誓い答辞を行った。
卒業生は最後に卒業の歌『旅立ちの日に』を大合唱し、大きな拍手に送られ学び舎を巣立った。

入賞レシピを給食用に

きさらづ料理レシピコンテストの2品
保育園・小中学校で 地元産の食材使い

木更津市では令和6年度に実施した(きさらづ料理レシピコンテスト)の入賞レシピを給食用にアレンジして、保育園・小中学校の給食で提供する。
同コンテストは、地場産農林水産物・農業への理解と環境に配慮した食育を推進するため、地元産の食材の使用や食品ロス等の削減に繋がる料理レシピコンテストとして令和6年8月~12月に開催したもので今回の給食への活用は木更津市の農林水産課、学校給食センター、こども保育課が連携して実施する。
給食に提供される料理等は次の2点。
【木更津の海苔入りふくさ卵】
▽入賞レシピは凖グランプリの「木更津の海苔だし巻き」。
「ふくさ卵」とは、具が人つた柔らかい厚焼き玉子で、通常は豆腐や椎茸などを入れるが、今回はさらに新木更津魚業協同組合の「端切れ海苔(板海苔を成形する際に出る切り落とし部分)」を活用した。
▽提供日は今月11日(火)、桜井保育園とわかば保育園で、合計240食提供される。
【ジャージャー丼】
▽入賞レシピは準グランブリの「ブルーベリー・ジャージャー麺」。
ブルーベリーが苦手という児童生徒も食べやすいように、ブルーベリージャムを使用して、ほんのりブルーベリーのけ酸っぱさを感じられるように、また麺はきさらづ学校給食米に、あさりは豚肉にアレンジされている。
▽提供日は「食育の日」の今月19日(水)、給食センター配食校の市立小中学校10校で、合計約万5600食提供される。

第3の居場所の連携など

「かんでんち」報告会 地域の子どもたち

(昨報続き)去る2月28日(金)、木更津市中央にある一般社団法人「寛傳知(かんでんち)」で、「地域の子どもたちに関わる私たちの重なり方~学校との連携の可能性~」をテーマに掲げ、2024年度「つながるかんでんち」報告会が開かれた。
そのなかで、参加者20人ほどがグループに分かれ、「学校とこども第3の居場所の連携の可能性」というテーマでディスカッションを行った。
初対面の場合もあったが、それぞれの「かんでんち」のつながりを通じて、活発な意見交換の場となった。
最後にグループごとに報告が行われ、「不登校について様々意見が飛び交い盛り上がりました」「家庭的に困難を抱えていて、こういうところにまでたどり着かない子どももいる」「障がいを持つ子どもが地域の皆さんで見守ってもらった」などの話がでた。
最後にかんでんち理事の伊藤明子さんが「3年間色々なことがありましたが、かんでんちに集まり、応援してくださっている方々との出会いが宝物です。これからも地城の皆さんと一緒に成長していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶した。
代表理事の矢部さんは「来年度から、この活動に賛同し新たに支援してくださる企業・法人を探しています。もちろんワンディキッチンや子どもの見守りも含めご興味のある方はぜひご連絡いただきたい」と話している。
問い合わせ先は、一般社団法人かんでんち木更津市中央2-8-18、℡0438-25-6544
kandenchi0301@gmail.com

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