希望あふれる15の春 他【新千葉新聞】
- 2025/3/5
- ニュース

新千葉新聞2025年3月5日発行
希望あふれる15の春

入学者選抜試験の合格者発表が一斉に
4日午前9時から 県立高校で喜びの声
県内の公立ぬ校で4日(火)午前9時から、2025年度(今年4月)入学者選抜試験の合格者発表が一斉に行われ、入学許可候補者に希望あふれる「15の舂」が訪れた。
木更津高校(校長・永井良美、同市文京)では午前9時、合格者の受験番号が貼られた掲示板が設置されると、厳しい寒さの中、受験票を手にした生徒たちが食い入るように見つめ、「あった!」「やった!!」などとあちこちから喜びの声が聞かれた。
ハグや歓声など、マスク越しにたくさんの笑顔が見られ、早速スマホで撮影し、家族や担任に報告する姿もあった。
なかには孫の合格発表を見に来ていた祖母が、携帯で”サクラが咲いた”と電話する声が響いた。
木更津第一中3年の岩井柚羽さんと内野夏希さん(15)も揃って合格、笑顔で喜びを分かち合い、岩井さんは「嬉しい、高校では大学に向け勉強と部活(卓球)を頑張ります」と話し、内野さんは「友だちをたくさんつくって遊びたい」と受験勉強から解放された安堵感をにじませていた。
母親と来校した林杏風さん(君津中3年)は、「安心しました。高校では大学進学の勉強と部活(バレーボール)を頑張りたい」と高校生活に夢を馳せていた。
同校では、合格者には同会場で、早速入学手続きの書類等が配布されていた。
木更津高校の普通科は募集定員280人のところ、356人が志願(2月14日確定)、倍率は1.27倍、同校理数科は定員40人のところ、62人が志願し、倍率は1.55倍と狭き門になった。
今年度の君津地方の全日制7校・11学科(前年度比40人減)の志願状況(2月14日確定)は、募集人員1440人に対し、1461人(前年度比124人減)が志願、平均倍率は1.01倍たった。
特別賞に25点選ぶ

令和7年春季全国火災予防運動実施
木更津市消防本部 防火ポスター展
「守りたい 未来があるから 火の用心」(令和6年度全国統一防火標語)を合言葉に、3月1日~7日まで、「令和7年春季全国火災予防運動」が展開されている。
同運動の一環としで、木更津市消防本部(消防長・石井和成)では市内の小学2年生~6年生が描いた「防火ポスター展」を開催している。
今年度はJR木更津駅、金田バスターミナル、イオンモール木更津に設置されているデジタルサイネージ(電子看板)で、特別賞25点が放映されている。
また特別賞と佳作25点、合計50点は市公式ホームページでも展示されている。
2日(日)午前11時から、イオンモール木更津1階サウスアトリウムで特別賞25点の表彰式が行われた。
式典には渡辺芳邦市長、廣部昌弘教育長、細野暢消防団長、平井秀幸危険物安全協会長、平野文彦防災協会副会長などが出席、特別賞受賞者に表彰状授授与を行った。
席上、渡辺芳邦市長は、火災予防に関心を持ってもらい、素晴らしいポスターがたくさん出品されたことに感謝し、家の周りに燃えやすいモノを置かない、住宅用火災報知器の設置率はまだ82%であること、昨年市内では57件の火災が発生し、3人が亡くなった・・など様々なが例を紹介して、「皆さんが描いてくれたポスターを見て多くの市民の皆さんが火災予防に関心を持ってくれると思う」などと、挨拶した。
またこの日、イオンモール木更津L駐車場で「消防広場にが開催され、消防車両の展示、煙体験ハウス、こども消防車による放水休験、子ども防火衣の着装体験、はしご車試乗体験など多くの親子連れなどで賑わった。
特別賞入賞者は次の通り。
特認校送迎用バス運行に

弁護士法人岡野法律事務所(広島市)
木更津市にふるさと納税 木更津っ子育む
弁護上法人岡野法律事務所(代表社員・岡野浩巳、広島市)は2月17日、木更津市に対し地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用した寄付を行った。
木更津市では、同法律事務所の意向に沿い、【地域一体となって、未来を担う「木更津っ子」を育む」事業として、きさらづ特認校児童送送迎バスの運行にに活用させてもらうとしている。
『きさらづ特認校児童送迎用バス運行事業』について、きさらづ特認校は、地域の自然や文化を活かした「特色ある学校づくりにを推進するもので、農業体験やスポーツ・文化・ICTなどの教育活動、地産地消による安全な学校給食の提供を行っている。
一定条件のもとに、通学区域外からの転入学を認めており、児童の通学手段として、市街地・域外からのスクールバスの運行を行っている。
なお、企業版ふるさと納税は国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して、企業が寄付を行った際に、寄付額の最大九割が法人関係税から税控除される制度。
叶川氏に栄え

従六位を追贈と
内閣府賞勲局は2月28日、叙位叙勲の受章者を発表した。
地元関係では、去る2月1日に死去した、元木更津市議会議長、叶川秀雄氏(享年97)=木更津市清見台=に従六位を追贈すると発表した。
同氏は昭和54年から通算4期16年間、市議を務めた。
箏やバイオリンの演奏で

岩根みどり幼稚園 ひなまつり会開く
学校法人みどり学園岩根みどり幼稚園(理事長・副長・平野貴、園児259人)で3月3日、恒例の「ひなまつり会」が、同園ホールで開かれた。
この日は特別ゲストとして、箏奏者の溝口雅楽百さんと山田雅楽理さん、高橘雅楽加さん、バイオリニストの倉貫志寿子さんを招き、「ひなまつりコンサート」を実施した。
コンサートで園児たちは「年少」「3歳児と年中」「年長」の3グループに分かれて、およそ30分間、それぞれの年齢に合った童謡やアニメソング、《うれしいひなまつり、夕焼けこやけ、チューリップ、はとぽっぽ、サザエさんのテーマソングほか》などが演奏されると大きな声で一緒に歌い楽しんだ。
また箏とバイオリン合奏で『花は咲く』や『春の海』が演奏されると真剣に聞き入っていた。
平野園長は「幼児期に、本物をみたり、聞いたり、体験したりすることで、情操を育むことを大切にします」などと話し、同コンサートも20年以上続けられているという。
太田山の桜の開花予想

郷土博物館金のすず 講師は白澤健太氏
木更津市郷土博物館金のすず(太田2-16-2、太田山公園内)では今月16日(日)、地域学講座「木更津風土記」《太田山公園の桜の開花予想~みんなで遺伝子を調べて桜の開花を予想しよう!~》を集会室で開くにあたり、受講者を募集している。
同講座は木更津とその周辺城(西上総)の歴史・民俗・自然などを様々な分野から学習する地域学講座で、郷土文化を見つめ直す機会にするとしている。
時間は午後1時30分から3時まで。
今回は、日本を代表する花の一つである「桜」の開花時期を迎えるに際し、太田山公園の桜の開花予想を簡単な実験で予想する。
併世て、鎌足桜を含めた桜の概要についても話を聞く。
講師白澤健太氏(公益財団法人かずさDNA研究所 植物ゲノム・遺伝子研究室長)。
白澤氏は農学博士で研究分野はライフサイエンス/ゲノム生物学。
著書に『「染井吉野」のゲノムを解読して分かったこと、できるようになること』理科資料じっきょう(実教出版)、共著(白澤健太、江角智也、板井章浩、磯部祥子)に「ソメイヨシノにおける開花間近の花器官のトランスクリプトームからみた桜の開花予測」Frontters in Plant Scicnce 13:802203.-がある。
募集定りは40人(先着順)で市内在住・在勤・在学の人優先。
受講料無料。
申込方法は市ホームページのLOGOフォーム(QKコード)から、または電話で(0438-23-0011、午前9時~午後4時30分受付)。
※10日は休館日のため除く。
