全国最高賞に菅野葵さん 他【新千葉新聞】
- 2025/3/4
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新千葉新聞2025年3月4日発行
全国最高賞に菅野葵さん

「税に関する絵はがきコンクール」8人入賞
木更津税務署と法人会 祇園小で表彰伝達式
木更津税務署(署長・鶴岡一雄)と、公益社団法人木更津法人会(会長・加藤智生)は2月28日、木更津市立祇園小学校(校長・福中義宏、児童数・584人)を訪回しで「税に関する絵はがきコンクール」の入賞者8人への表彰状伝達式を行った。
式典では同コンクールで全国最高賞の「東京国税局長長賞」に輝いた菅野葵さん(6年)に、表彰状と記念品が鶴岡署長から伝達された。
竹野さんの作品は同賞のほか「全国法人会総連会会長賞」など3つの賞も受賞し加藤会長、佐生知子女性部会長から表彰状と記念品が贈られた。
《税に関する絵はがきコンクール》とは、小学生への租税教育活動の一環として全国法人会が実施している「租税教室」で学んだ知識や感想を絵はがきで表現し、税に対する理解を深めるのが目的。
今年は全国で25万点の応募があり、東京国税局管内では東京都、神奈川県、千葉県、山梨県から約47,000点が寄せられた。
祇園小学校では昨年7月に6年生(102人)が木更津法人会による租税教室を受講した。
その際絵はがきコンクールへの応募が紹介され、同校から6年生に76人が出品した。
また木更津税務署管内の君津地域4市では、小学校九校から365点が出品された。
祇園小の表彰伝達式で鶴岡署長、加藤会長はぞれぞれに多くの応募に感謝し、「これからも税について関心を持ち続けてもらいたい」などと挨拶した。
菅野さんの作品は令和7年度に全国法人会が作成する啓発物資等に使用されることから、木更津法人会の名も全国に周知されることに。
菅野さんはい「賞をもらってびっくりしたが、嬉しいです」などと喜びを語り、「絵はがきの構成を考えるときにネットなどで税の用語などをたくさん調べ、様々なワードをデザインに盛り込み、~税金で未来を切り聞け!~と呼びかけましいた」などと工夫したことなどを披露した。
祇園小児童の入賞者は次の通り。
(全員6年生、敬称略)
木更津署長に遠藤幸安氏

県警人事異動 富津署長に嶋田智之氏
県警は3日に、第1次人事異動を発令した。
地元関係の異動は次の通り。(敬称略)
【警視】
▽木更津署長(生活安全部参事官兼刑事部参事官兼警務部監察官)遠藤幸安、
▽富津署長(千葉北署副署長)嶋田智之、
▽木更津署副署長(警備部理事官兼外事課国際テロ対策室長)永田直仁、
▽警備部参事官兼警務部監察官(木更津署長)金田新一、
▽総務部参事監兼広報県民課長(富津署長)庄村浩一、
▽警備部理事官兼警備部成田国際空港警備隊総務室付(木更津署副署長)君塚俊弘
新時代を切り開く人に

令和6年度第22回卒業証書授与式
木更津総合高等学校 647人が巣立つ
木更津総合高等学校(校長・真板竜太郎)の『令和六年度第22回卒業証書授与式』が、春めいた陽光の中、今月1日(土)に挙行され、647人の卒業生が、同校を巣立っていった。
式典では吹泰楽部が奏でる演奏とともに卒業生が入場。
始めに担任が1人ひとりの名前を読み上げると、生徒たちは元気に返事をして起立をした。
全員の呼名に続いて、総代を務める石川優芽さんが登壇し、学校長より卒業証書を受け取った。
今年度の『3か年皆勤賞』受賞者は、57人。
この賞は、該当する生徒だけではなく高校生活3年間、生徒を支え続けた保護者にも贈られる賞であり、代表の総代の生徒と母親がそろってステージに上がり、学校長より賞状が贈られた。
学校長式辞では、混迷を深める社会情勢に触れ、「皆さんが3年間で培った人間力と良心を如何なく発抑し、社会で愛され必要とされる、そして新時代を切り開いていく人財となることを期待しています」と激励の言葉が贈られた。
在校生代表送辞では、2年生の沖琉雅君が、憧憬する卒業生の様々な活躍を讃えた上で、「振り返ってみると、在校生にとってご3年生の皆さんは心から尊敬できる存在であり、この学校にとっても大きな存在でした。先輩方が旅立つ今、私たちには不安もあります。しかし、先輩方が築き上げてこられたこの木更津総合高等学校の伝統を引き継ぎ、更に発展させていきます。私たちを信じて見守ってください」と、卒業生の功績を引き継ぎ、次代を担っていく覚悟を語った。
卒業生代表答辞で、原颯汰君は、在校生、同級生、教職員、そしてこれまで自分たちの成長を温かい眼差しで見つめ支え続けてくれた家族に、それぞれ感謝の言葉を伝えると、最後に「何かに向かって全力で挑み、仲間と助け合いながら歩んでいく。そんな高校生活で培った精神を胸に、私たちは次のステージへ進んでいきます。これまでの3年間で得たものを大切にしながら、それぞれの道で、輝き続けていきます」と、未来へ踏み出そうとする決意を、堂々と述べた。
生徒たちの門出をより思い出深いものにするために、クラス担任が3年間撮り溜めた写真データを供出し、スライドショーを制作した。
職員室前には、2日前より設けられたフォトスポットのすぐ横に大画面モニターを設置し、卒業生に楽しんでもらった。