住民同士のつながり築く 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2025年2月9日発行

住民同士のつながり築く

テーマは『~つながろう木更津~』共に生きる
市民総合福祉会館 きさらづ福祉まつり

「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる福祉のまちづくり」の実現に向け取り組んでいる社会福祉法人木更津市社会福祉協議会(会長・滝口君江)共催の「第17回きさらづ福祉まつり」が8日(土)午前10時~午後2時35分まで、市民総合福祉会館で開催された。
同まつり実行委員会(実行委員長・桜木昭)主催、木更津市・千葉県共同募金公木更津市支余後援。
今年度のテーマは『つながろう木更津』。
オープニングセレモニーでは太田中学校合唱団による歌声が披露され、『校歌』や『翼を下さい』『旅立ちの日に』県中学アンサンブルコンテストで金賞をとった曲など5曲を歌い、出席者から大きな拍手が送られた。
式典には、田中幸子副市長(市長代理)、永原利浩教育民生常任委員会委員長(市議会議長代理)、小島直子袖ケ浦市社会福祉協議会会長、伊藤昌宏木更津市福祉部長などの来賓を迎え開会。
挨拶で、滝口君江木更津市社会福祉協議会会長は、市民の福祉向上のため、地区社協・自治会・民生委員児童委員・ボランティアなど多くの地域住民の協力に感謝するとともに、「木更津市の地域福祉活動計画の基本理念「ともに考え、ともに語り、ともに支え合う地域の福祉」のもとネットワークを活かし一層の活動推進への協力を願い挨拶した。
来賓を代表して田中副市長・永原市議会委員長も、~様々な厳しい社会環境であるが、市民の皆さんの福祉向上に力を注いでいさだい。関係者の皆さんの更なる理解と協力を頗う~などと日頃の活動に感謝し同まつりの開催を祝した。
続いて、長年にわたり地域福祉の増進に献身的に尽力した功労者などへの表彰・感謝状の贈呈と、保護司会・更生保護女性会主管の「第74回社会を明るくする運動 千葉県作文コンテスト」の木更津市選考会入賞作品表彰式も行われ、最優秀賞を受賞した小学生と中学生が作品の朗読を行い、感銘を与えた。
式典に続く「講演・ライブ」では、歌手の小沢綾子さん(君津市出身)が『みんなでつながろう』を演題に「筋ジスと闘い歌う」を掲げ、病気について語り感銘を与えた。
同会場の中ホールロビーには各種福祉団体の出店コーナーも設けられ、館外の集いの広場では模擬店などのほか「餅つき」等も行われ、盛況を博した。
表彰者等は2面に掲載。

縫い続けた針に感謝

木村順誠住職が針技上達祈願も同時に
木更津市成就寺 厳かに「針供養会」

2月8日の「事始め」に囚み、木更津市富士見の満足山成就寺(第51代住職・木村順誠)で8日(土)午前10時から、恒例の「針供養会」が厳かに執り行われた。
またこの日は同寺院が創建されて以来、599年目に当たる。
この「針供養会」は、100年以上前の大正時代から行われており、昭和6年(1931年)1月に境内に「針供養塔」が建立されて以来、毎年供養塔前で行われ、今年で94年目。
今年も午前10時からの《古針奉納供養》には、日頃から仕事で針を使用している人や、趣味などで針仕事を楽しんでいる人など30余人が参集して、住職の読経が流れるなか、硬いものを縫い続けて折れたり曲がったりした針を、供養塔に収めたり、柔らかな豆腐やこんにやくに刺して、感謝の思いを表した。
法要を前に木村住職は、「針一本にも命あり、心あり、今ここに生きていることに感謝して、お陰様の心で精進しましよう。また能登半島地震での多くの犠牲者のご冥福、被災者に心からお見舞いを申し上げたい。木更津の地から思いを届けましよう」などと挨拶、参拝者の無病息災、多幸も合せ祈念した。
毎年参拝に訪れている木更津市立中央公民館和裁講座・みずわ和裁(講師・青木真弓)の受講生等も、「今年も新しい気持ちで、少しでも上達するように参拝させていただきました」などと話し、折れた針の労をねぎらっていた。

テーマ 自分らしく生きる

トランスジェンダーの立場から話す
講師は西原さつき氏 金田中で講演会

木更沛市立金田中学校(校長・佐久間正哲、生徒数・114人)では、今月3日(月)に講師として、タレントで女優の西原さつき氏を招きし、『自分らしく生きる』をテーマに講演会を行った。
西原氏は、自身がトランスジェンダーであることから感じた「自分らしく生きること」や「お互いの違いを認め合うことの大切さ」、「困ったときのSOSの出し方」などを中心に話をした。
西原氏自身が思い悩んだことや自身をカミングアウトしたことなどの話に、生徒たちは皆、真剣に耳を傾けていた。
講演の中で西原氏が話した「自分と人を比べないこと」、「自分にとってのコンプレックスは、自分の個性になること」、「自分の気持ちに素直になると気持ちが楽になり、毎日が楽しくなったこと」といった言葉に、生徒たちは感銘を受けていたようだ。
参加した生徒たちからは、「自分にとってのコンプレックスも、自分らしさや個性と捉えることができることを知れて良かった」、「自分らしく生きるって、かっこいいことだと思った」、「これからも生きていく上で多くの人に出会うと思うけれど、誰に対しても差別なく公平に接していきたいと思った」といった声が聞かれた。

地域福祉への功労称えて

きさらづ福祉まつり 会長表彰や感謝状

第17回きさらづ福祉まつり席上での表彰者や作文入賞者等は次の通り。
(敬称略)

新千葉新聞

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