読書の感動を豊かに綴る 他【新千葉新聞】
- 2024/12/17
- ニュース
新千葉新聞2024年12月17日発行
読書の感動を豊かに綴る
「青少年読書感想文県コンクール」
優秀賞や優良賞 地元から4人が入賞
「第70回青少年読書感想文県コンクール」(県教育研究会学校図書館教育部会、県高校教育研究会学校図書館部会、毎日新聞千葉支局主催)の受賞者が決まり、13日(金)、千葉市内で表彰式が行われた。
県内の小中高校生が出品した16万8,000点以上の中から、優良賞以上に選ばれた72人が表彰された。
各部門の最高賞である教育長賞5人と最優秀賞5人の計10人の作品は全国コンクールに出品される。
最終審査委員は、「読書店想文は感動文。どんなところに感動したか書いてくれるとうれしい」と話した。
君津地域の学校からは次の4人が優良賞以上に入賞した。
【小学校低学年】
◎優秀賞(3位にあたる4人)=藤野智晴(君津市立外箕輪小2年)「がんばるためのプレゼント」
【小学校中学年】
◎優秀賞(3位にあたる4人)=仲野希音(君津市立小櫃小4年)「あきらめた夢のつづき」
【中学校】
◎優良賞(10人)=重森悠成(木更津市立木更津第二中1年)「今自分にできることは」
【高校】
◎優秀賞(3位にあたる6人)=岡田結音(県立君津青葉高3年)
全ゲノム配列の解読報告
絹羅的な遺伝子発現データベースサイトを公開
DNA研究所等 ベンサミアナタバコ
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)は12日、名古屋大学、京都大学、国立遺伝学研究所と共同で実験モデル植物であるベンサミアナタバコの網羅的な遺伝子発現データベースサイトを公開したと発表した。
発表内容は次の通り。
ベンサミアナタバコは、植物病害に対する感受性が高く、病気にかかりやすいことから、植物病理学をはじめとして、様々な植物科学実験に最も広く用いられているモデル植物の一つである。
しかし、複雑な染色体構造を持つていることから、長らくゲノム全体の配列情報は明らかになっていなかった。
そこで、同クループは2023年にベンサミアナタバコの詳細な全ゲノム配列の解読を報告した。
同研究では、ベンサミアナタバコ植物の様々な部位や生育段階ごとのサンプルからRNAを抽出し、次世代シークエンサーを用いた、網羅的な遺伝子発現解析(RNA-seq)を行った。
この結果から、どの遺伝子がどの部位、どの生育段階でどれくらい働いているのか(遺伝子発現)を視覚的に表示するデータベースを構築した。
同研究の成果から、病気に強い作物の開発など、ベンサミアナタバコを用いた遺伝学的解析や分子生物学的研究の促進が期待される。
同研究成果は、ベンサミアナゲノム解析の国際コンソーシアムとも協力し、2024年12月3日付、国際学術雑誌『The Plant Journal』(ザ プラント ジャーナル)に掲載された。
新たな料金体制を発表
アクアライン 来年4月から開始
東京湾アクアラインで試験導入している変動料金制について、県と国土交通省、東日本高速道路(ネクスコ東日本)は4日、来年4月1日から開始の新たな料金体制を発表した。
自動料金収受システム(ETC)搭載の普通車の料金は、土日・祝日の上り線(川崎方面)で、400円~1600円、下り車線(木更津方面)で、400円~1000円になる。
社会実験は2026年3月末まで延長する。
県等が新たに決定した料金体系では、土日祝日の上り線で、午前O時~4時を400円(現在800円)、午前4時~午後1時を800円(同800円)、午後1時~午後7時を1600円(同1200円)、午後7時~午後8時を800円(同1200円)、午後8時~午前O時を400円(同600円)とする。
午後1時~午後7時は依然として交通が集中していることを踏まえ値上げした一方、交通分散のため、夜間から早朝を値下げとした。
下り線では、全時間帯で800円だった料金を、午前O時~午前4時は400円、午前4時~5時は800円、午前5時~7時は1000円、午前7時~午前O時は800円の変動制とする。
アクアラインの変動料金制は渋滞緩和を目的に、ETC搭載車を対象に、昨年7月に始まった。
導入から一年が経ち、県が8月に公表した分析結果では値上げ時間帯で導入前より渋滞による損失時間が減少した。
また当初と比べ、交通分散の効染が鈍化していることや、下り線でも交通が集中する時間があることが明らかになっていた。
私たちで将来をつくりませんか?
千葉県納税貯蓄組合総連合会会長賞
志学館中等部3年 石崎 京
勉強は好きですか?
勉強をたくさんしたいと思いますか?
勉強は必要だと思いますか?
今、中学校や高校で学んでいることは将来役に立つと思いますか?
私は全てに『はい』と答えます。
なぜなら第一に勉強が好きという理由もありますが、税金も関わっています。
私は先日、学校で税金について学びました。
その授業では、『もし教育のために税金が使われなくなってしまったら、私たちはどうなってしまうのか?』というテーマで話し合いをしました。
まず税金の種類について学びました。
日本には約五十種の税金があることを知りました。
次に日本が多くの税金を教育に使わなくなったらどうなるかを話し合いました。
私の班では、勉強ができる大とできない人の格差が生まれ、その差が将来に大きく関わるという意見が出ました。
就職ができなかったり、仕事に就けないことが原因で生活が送れなくなってしまったり、犯罪の増加により日本の経済が崩れてしまうこともあると考えました。
また、学校自体の経営も難しくなってくるという懸念もありました。
その中で私たちは教育にあてられる税金は日本の未来につながるものだと考えました。
では実際に、どのようなところで税金が使われているのか、私は家で調べました。
まず公立の小中学校の場合、教科書や教室にある実験や体育器具などの備品や教師の給料に使われています。
私立の場合は補助金という形で使われているそうです。
また宇宙開発や科学技術の研究にも税金が使われています。
全体としては5.4兆円、中学生一人あたり月々9万円を使っています。
私はここまで税金が使われていることを知り、驚きと同時に税金があってこそ私たちが教育を受けられていることに気づきました。
また地域の公務員として働いている方に税金についてお話を伺いました。
税金は日本の未来をよりよくし、発展させるためのものであり人材育成のために9年間の教育が築かれていると郭えてくたさいました。
またその方ならではの意見として、地域でたくさん働き地元をもっと盛り上げたいとのことでした。
私は様々な人の話や資料などを読み私たちにできることを考えました。
それは今を一生懸命楽しんで、全力で頑張ることです。
私の周りの環境はとても恵まれています。
家族がいて、家があって、3食食べれて、学校へ行けて、友達もいて、好きなこともできます。
だから勉強にもスポーツにも何事にも頑張ろうと思えます。
でも、自分が置かれている状況のすぱらしさに気づけなければ、自分が本当にやらなければいけないことが曖昧になってしまうと私は考えます。
なので学生のみなさん!一緒に勉強しましょう!
そして私たちのための社会を作りましょう。
私たちが少しでも税金について考兄たり、知るだけで、世の中は必ず変わっていくと私は信じています。