交通法令の順守を意識 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年8月30日発行

交通法令の順守を意識

千葉県内交通死者数は全国ワースト1位
木更津警察署管内 物損事故は増加

木更津警察署(署長・金田新一)管内(木更津市・袖ケ浦市)の、今年7月末現在の交通人身事故は258件(前年比39件減)、死亡事故死者数は3人(前年比同数)。
同署交通課によると、管内の交通人身事故発生件数は減少しているものの、けが人などのいない交通物件(物損)事故が増加している。
物件事故は、行楽客の多い土曜・日曜日などに集中して発生。
中でも買い物客などによる車両駐車時のドアの開放事故が顕著である。
海風の強い地域でもあることから、車両駐車時や、降車時には隣の車両との問隔等に特に注意したい。
人身事故や物件事故では、信号無視、一時不停止、横断歩行者等妨害などの違反を伴うものが散見されることから、運転手は交通法令の順守を改めて意識してほしい-と注意を促している。
また自転車利用者には、自転車ヘルメットの着用を呼び掛けている。
自転車利用者が被害に遭うケースでは、頭部への負傷が致命傷となることが多く、頭を守ることで、被害が軽減される。
面倒だと思わず、命を守る手段として、ヘルメット着用が日常的・当たり前となるように、地域・家庭でも周知したい。
さらに依然として「飲酒運転」による事故も多く発生しており、泥酔状態で運転していた悪貿なケースもあった。
「飲酒運転をしない・させない・許さない」という意識の醸成を強く訴えたい。
9月21日~30日は「秋の全国交通安全運動」が実施される。
秋口は日没が早まることから、夕暮れや夜間における交通事故、特に歩行者・自転車乗車中の事故の増加が懸念される。
早めのライト点灯や反射材の活用、飲酒運転根絶、自転車等の安全利用などの重点目標に基づいて、交通安全意識の醸成を図っていく。
因みに県内の交通死亡事故死者数は七月末現在81人(前年比15人増)で、全国ワースト1位の不名誉な状況を継続している。
木更津署では現在、交通死亡事故撲滅を期し『けんちゃんのアサガオの種』プロジェクト(6月12目付当紙既報)を展開中で、金田署長は毎朝アサガオの鉢に水やりをしながら、きれいに咲いたアサガオの花を愛で、交通事故ゼロを願っている。

民間の力を行政に!

令和6年度木更津市連携事業提案制度
木更津市が公募 民間事業者の提案を

民間の力を行政に!
木更津市では「令和六年度木更津市連携事業提案制度」の公募を開始する。
木更津市においては、今年度よりスタートした「第3期オーガニックなまちづくりアクションプラン」において、「オーガニックなまちづくり」が新たなステージに踏み出す重婆な視点として、環境・社会・経済の統合的な向上を図りつつ、多様化する地域課題の同時解決を目指す「きさらづ地城循環共生圏」の創造を掲げ、これまで以上に域内外様々な主体との連携・共創した収り組みを進めていくこととしている。
今回、民間事業者が有するノウハウーアイデアをさらに市の施策に活かすことを目的として、昨年度に引き続き、「木更津市連携事業提案制度」に基づく公募を開始する。
公民連携により、地域課題の解決や市民サービスの向上など、効率的な事業の実施につなげていくことを目的に、次の2種の類型に区分して民間事業者提案の募集を行う。
①テーマ設定型=各事業担当課において、公民連携により解決したい課題を抽出し、あらかじめ特定するテーマ等について、捉案の募集を行うもの。
《令和六年度設定テーマ》
▽木更津駅前広場等公共案内看板(デジタルサイネージ)を活用した情報発信事業
▽ゼロカーボンシティ実現に向けた下水処理場の脱炭素化事業
▽使用済み紙おむつの資源化推進事業
②フリー提案型=民間事業者が認識する地域課題の解決に向けた取り組みなど、まちづくりを推進するため、民間事業者の自由な提案を広く募集するもの。
今後の主なスケジュールは次の通り。
▽対話申込期間日=8月28日~11月1日(金)
▽対話期間=9月2日(月)~11月29日(金)
▽提案書等の受付=12月2日(月)~12月10日(水)
▽審査=12月中・下旬
▽審査結果通知=12月下旬
詳細なな公募要項などは市公式HPを参照。
問い合わせは市企画部オーガニックシティ推進誄℡O438-23-8049。

金融教育動画コンテスト

(一社)日本金融教育支援機構主催
龍宮城三日月で中・高生に参加を

一般社団法人日本金融教育支援機構主催、金融教育ワークショップ「第2回FESコンテストへの道in千葉県木更津市」が、9月8日(日)午後1時~3時30分まで、昨年に続き、龍宮城スパホテル三日月(木更津市北浜)で開催される。
「FESコンテスト」とは、中高生を対象にした金融教育動画コンテストで、同機構が「人生の選択肢を増やす金融教育を」を理念に、~小学生がお金について学ぶためのショー卜動画を中高生か制作し、そのクオリティを競うもの。
~大学生が運営し、中高生が小学生に教え、小学生が学ぶ~という関係性の中で、すべての若者が金融について学びを深めることを目的に開催されている。
同コンテスト「千葉県地区大会」への参加者は、千葉県在住・在学の中学生・高校生。
『お金の8つの力』(使う・稼ぐ・納める・貯める・備える・贈る・借りる・増やす)から、テーマを一つ選択して、小学生が学べるコンテンツを1分以内の縦型動跏作品(45秒~60秒以内)で制作して応募する。
ワークショップの参加対象は、中学生・高校生。
保護者同伴可。
(当日参加の中高生の家族は小学生も参加可)
ワークショップ参加老には、当日限りのプール無料券が提供される。
多くの参加を案内。
問い合わせは日本金融教育支援機構℡03-6674-1435。

4週ぶり増加

直近1週間コロナ

県は28日、県内の定点医療機関(200施設)から直近1週間(19~25日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者報告数は2,010人。
一医療機関あたりの平均患者報告数は10.05人で、前週の7.81人(前週発表時点では7.84人。のちに修正された)から2.24人増加した。
増加は4週ぶり。
年代別で最も多かったのは50代で295人。
次いで40代が256人。
全16保健所別の最多は夷隅で19.60人。
君津保健所管内は前週の7.85人より8.77人増の16.62人で、3週ぶりに増加した。

子ども司書養成講座

木更津市立図書館 中・高校生を募集

木更津市立図書館開館95周年記念事業(第2弾)として、新規事業「子ども司書養成講座めざせ!Kisa Lbrarian(キサライブラリアン)!」を開催する。
司書(Librarian)の仕事には、図書館資料の選択・貸出、読書案内、調べもののお手伝いなど、様々な種類がある。
この講座では、そんな司書の仕事や図書館のしくみなどを8回の連続講座で楽しく学び、地域や学校で読書の楽しさを伝える子ども司書(中学生・高校生)を養成する。
5回以上の講座に出席した参加者には、「木更津市子ども司書Kisa Librarian認定証」を授与する。
開催日時は、9月28日(土)~11月16日(土)までの毎週土曜日、各日午前10時~11時30分まで。
場所は木更津市立図書館(文京2-6-51)。
講師は図書館職員、対象は市内の中学校・高校に通う生徒(同市内在住の中高生も対象)。
定員は8人(先着順)。
受付は9月1日午前9時から。
窓口・電話・オンライン申請で。
同図書館は℡22-3190。

4会派・4人が質す

木更津市議会 代表質問の要旨①

「木更津市議会9月定例会」は29日(木)に招集された。
一般質問(代表質問・個人質問)は3~6日の4日間にわたり各日午前10時から行われる。
代表質問で4会派・4人、個人質問で十4人が質問に立つ。
質問要旨は次の通り。
【代表質問】
《3日》
◎「羅針盤」近藤忍識員
▽人口施策(人口増への対策〈死亡者増加の原因、出生率向上の対策、保育行政の充実策、公園児童館の整備、ほか〉、地域偏在の解消〈調整区域での開発、空き家対策の展開、農村部の居住促進>)
▽財政課題(財政計画の課題〈今年度予算の評価、前年度決算の評価、ほか〉、各種計画の現状〈橋梁等の長寿命化、公共施設の再配置、ほか〉)
◎「自由民主クラブ」斉藤商根議員
▽財政(一般会計の伸び〈増加の要因、ほか〉、地方創生臨時交付金、基地に関する交付金や袖助金〈国有提供施設等所在市町村助成交付金の減少、ほか〉、農業予算の推移〈予算の伸びない理由〉、金田地区の検証〈検証結采〉)
▽人口増加に向けた土地活用(農地の活用)
▽DX デジタルトランスフォーメーション(これまでの取り組み、ほか)
▽農業(農業振興)
◎「公明党」佐藤修一議員
▽安心・安全でいきいきとした暮らしづくり(孤立集落、災害時の情報発信、今後の避難所運営、ほか)
▽子どもを育む環境づくり(学校でのリサイクル、プラスチックごみの削減、ほか)
▽まちを支える人づくり (文化財価値の保存・伝統継承)
▽まちの快適・うるおい空間づくり(霊園の今後、原動機付自転車)
▽構想の実現に向けて(きさらづPRの推進、財政)
《4日》
◎「新栄会」座親政彦議員
▽地域活性化施策(木更津市第二次観光振興計画〈二年問の取組実績と評価、次期計画策定の考え方〉)
▽子どもを育む環境づくり(子育て支援の充実〈子育て支援センター、きさチルアプリ〉、保育の充実〈保育士の現状、ほか〉)
▽防犯対策(防犯カメラ〈犯罪件数と発生場所、今後の増設に対する考え方等〉)
▽教育行政(小・中学校のペーパーレス化、学校給食)

新千葉新聞

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