水道イノベーション賞 他【新千葉新聞】
- 2024/8/29
- ニュース
新千葉新聞2024年8月29日発行
水道イノベーション賞
検査業務における障がい者雇用を評価
特別賞を受賞 かずさ水道広域連合企業団
公益社団法人日本水道協会が実施している「水道イノベーション賞」において、かずさ水道広域連合企業団の取り組みである「水道事業広域化に伴う官民連携による雇用の共創と働き方改革~水質(管末)検査業務における障害福祉サービスの活用と推進~」がこのほど、『特別賞』を受賞した。
この賞は、公益社団法人日本水道協会が、さまざまな工夫をもって課題の克服に取り組んでいる会員を表彰し、その取り組み事例を紹介することにより、日本の水道界が新たな取り組みに着手する気運を高めることを目的として、平成ニ六年度に設置したもので、県内事業体の受賞は初めてとなる。
また、水道事業における障がい者雇用への取り組みとして、法定業務である水質(管末)検査業務での協力作業は全国初となる。
君津地域四市(木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)広域化における水道事業と水道用水供給事業の効率化及び生産性向上を図るうえで、社会的な人手不足による人材確保及び技術の継承と育成が大きな課題となっている。
この課題に対応すべく「雇用の多様化」を検討。
受託事業者である「株式会社ウォーターエージェンシー」と、障がい者就労支援となる社会貢献を含め外部組組である「特定NPO法人千葉県障害者就労事業振興センター」との新たな事業の手段を閧発した。
かずさ水道広域連合企業団は「浄水場等運転管理業務委託」を株式会社ウォーターエージェンシーに委託しており、その業務の一つの水質(管末)検査業務を障害福祉サービス事業所六施設を含めた千葉県障害者就労事業振興センターへ再委託することで、障がい者が水質(管末)検査業務に従事可能とした。
この水質(管末)検査業務の中で、採水地点計11か所で、残留塩素濃度、濁度、色度、PHの四項目を1日1回以上検査する。
水質検査業務の「安全・安心」を確保するために障害福祉サービス事業所へ七項目の研修プログラムを作成し講習を受けた。
研修終了後も、定期的に企業団職員と環境計量士が水質(管末)検査の測定結果を確認・評価することにより、水質検査の正確さや業務の安全を管理している。
再委託業務は、令和6年4月1日より開始。
きょう招集27日迄
一般質問は9月3~6日に14人登壇
木更津市議会 審議案件は17件
木更津市議会(議長・鶴岡大治)は「令和6年9月定例会」を、きょう29日(木)招集、9月27日(金)まで会期三十日間の日程で開く。
本会議は29日、9月3、4、5、6、27日の6日間、いずれも午前10時から開かれる。
審議されるのは補正予算関係4件、条例の一部改正6件、教育委員合委員及び農業委員会委員の任命各1件、固定資産評価審査委員会委員の選任1件など計17件。
請願、陳情各1件。
一般質問(代表質問・個人質問)は3~6日の4日間にわたり各日午前10時から行われる。
代表質問で4会派・四人、個人質問で14人が質問に立つ。
登壇者(質問順)は
▽代表質問=近藤忍(羅針盤)、斉藤高根(自由民主クラブ)、佐藤修一(公明党)〈以上3日〉、座親政彦(新栄会)〈4日〉
▽個人質問=神職五月、大野俊幸、・并晃治〈以上4日〉、永原利浩、渡辺厚子、藤田真澄、堀切俊一、重信文彦〈以上5日〉、安藤順子、吾津松太郎、齊藤秀樹、田中紀子、吉田真紀人〈以上6日〉
-の各氏。
委員会等は29日・市庁舎整備特別委員会協議会、議会改革特別委員会協議会。
6日・決算審査特別委員会。
10日・総務常任委員会、同協議会。
11日・教育民生常任委員会、同協議会。
12日・建設経済常任委員会、同協議会。
17~20日・決算審査特別委員会。
27日・議会全員協議会。
議案内容は次の通り。
【上程議案】
▽令和6年度一般会計補正予算
▽同国民健康保険特別会計補正予算
▽同介護保険特別会計補正予算
▽同公設地方卸売市場特別会計補正予算
▽令和5年度歳入歳出決算の認定
▽教育委員会委員の任命
▽固定資産評価審査委員会委員の選任
▽農業委員会委員の任命
▽行政手統における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定
▽国民健康保険条例同
▽ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例同
▽重度心身障害者医療費の助成に関する条例同
▽都市計画下水道事業受益者負担に関する条例同
▽公共下水道の事業認可区城外から公共下水道への流人に関する条例同
▽工事請負変更契約の締結
▽千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議
▽令和5年度下水道事業決算の認定
【請願】
▽選択的夫婦別姓制度の法制化を求める憲見書の提出に関する請願書
【陳情】
▽建築物省エネ法の再エネ促進区域設定に関する陳情
一般質問の要旨等は後日掲載。
女子は翔凛高が初優勝
若潮旗全国高校剣道 男子も準優勝飾る
全国の高校剣士たちが一堂に会してしのぎを削る、「第39回若潮旗争奪全国高校剣道大会」が今月21日、館山市の県立館山運動公園体育館で開かれ、女子は翔凛が初優勝を飾った。
また、男子は翔凛が準優勝、拓人紅陵が3位に入った。
同大会は館山市教育委員会主催、館山剣道連盟主管。
コロナ禍を経て5年ぶりの開催。
インターハイ後の新チームで臨む大会として位置づけられ、男子46チーム、女子34チームが参加した。
農業の発展を目指して
千葉県学校農業クラブ連盟研究発表大会
君津青葉と君津高校 生徒5人が研究発表
「第73回千葉県学校農業クラブ連盟研究発表大会」がこのほど(7月23日)、成田市の印旛教育会館で開催された。
農業クラブとは、商等学校で農業に関する科目を学ぶ学生たちが、未来の農業や新しい農村の建設、及び関連産業の発展を目指して、自発的、秘極的に学習活動を行う全国組織で、70年以上の歴史を持つ。
この大会は毎年この時期に県内の農業高校の代表生徒が、農業に関しての研究等を発表する場になっている。
当地城からは君津青葉高校総合学科2年・鈴木瑠唯さん、同2年・奥田愛夏さん、君津高校園芸科3年・清水康誠さん、同3年・豊田柾希さん、同1年・佐久間大地さんが参加し、それぞれ農業について熱い思いを語った。
鈴木さんは『バトンをいただいてから』というタイトルで、国蝶であるオオムラサキを君津市に復活させたいと話し、奥田さんは「久留里の景観を守りたい」というテーマで久留里の井戸水や酒粕を用いて地域の特産品を作るという夢を語った。
また、豊田さんは『サスティナブル花壇』という題目で、竹チップを使った持統可能な花壇について、佐久間さんは『作物に聞かせる音』の発表で園芸科の授業の中で聞いた「作物は主の足音を聞いて育つ」という言葉に、日頃愛情を込めて作物を育てている祖父の姿を思い浮かべ、自分もそれに倣って農業に取り組んでいきたいという希望をそれぞれ披露した。
清水さんは『命の先にあるもの』をテーマに、野生鳥獣対策と農業を組み合わせた「農業ハンター」を目指し、命の先にあるものを考えたいと述べ、意見発表Ⅲ類で2位を獲得した。
参加した生徒たちは、それぞれこの研究発表のために何か月も前から放課後残って準備や練習してきた。
君津高校の清水さんは「とても緊張しましたが、今までの練習の成果を発抑することができました。昨年も参加しましたが今年は入賞できて嬉しいです」と笑顔で語っていた。
続きは囲みで。
英語で楽しさを実感
南清小学校で ALTと児童が交流
木更津市教育委員会まなび支援センター(所長・難波秀和)主催、「第2回イングリッシュツアー」~Bon Voyage kisarazu English Tour 2024~が、27日(火)南清小学校で開催された。
これは、木更津市が雇用している23人のALT(外国語指導助手)と1日、オールイングリッシュによる交流を通じて、英語によるコミュニケーションの楽しさを実感し、グローバルな視点を持った児童の育成を目指し実施しているもので、昨年に続き2回目の開催。
参加者は市内の小学5~6年生の希望者14人(昨年は23人)、今年も県立木更津高校英語研究部の生徒7人が協力した。
オープニングセレモニーでは、廣部昌弘教育長が、~ALTの企画・実践力に感謝するとともに、児童達には「英話はこれからの人生で必要な言葉となる。失敗を恐れず果敢に挑戦して、たくさんの友達をつくってほしい」~などと、有意義な楽しい一日であるよう期待を込めて挨拶した。
このあと、前回のアクアラインマラソンハーフの部で優勝したケニア出身のキャサリンージュングさん(女性)がケニアの紹介を行い、今年もアクアラインマラソンハーフを走るなどを話し、大きな拍手が送られた。
また、アメリカ出身のアナークォーターさんのリードによるエクササイズーダンスで心身を解きほぐし、和やかに交流がスタートした(写真)。
参加者は六クループに分かれ、まなび支援センター特製のパスポート(ワークシート)を持ち、6人のALTが出身地(ジャマイカ、アメリカ、フィリピン、インド、ギリシャ、カナダ)の文化や遊びを紹介するブースを回って、さまざまな体験をした。
児童達が各ブースを回る際には、他のALTや木更津高校の生徒がツアーガイドとして付き添い、挨拶や英会話の助言を行った。
自転車で房総半島巡る
ツールード・ちば エントリー受付中
自転車で房総半島を巡る「Cycle Aid Japan ツールード・ちば2024」(同事行委員会主催)が10月5日(土)、イオンモール木更津(木更津市築地)スタート・フィニッシュで開催される。
現在、エントリー受付中。
締め切りは9月1日(日)。
スタートは午前7時20分から。30~40人でグループを作り順次出発する。
コースは、内房地城の海岸線や丘陵地帯などを駆け抜けるロング(125キロ)とショート(96キロ)の2つ。
ロングコースは、東京湾沿いを北上。
「ひらおかの里農村公園」(袖ケ浦市)、旧里見小学校(市原市)を経て、複合施設「おらかわ」(君津市)で昼食。
イオンモール富津(富津市)を経てゴールする。
ショートコースは、「ひらおかの里農村公園」から「おらがわ」へ直接向かい、その後はロングと同じコースを走る。
小学校5年生以上の人なら誰でも参加できる。
ただし中学生以下は保護者の同伴が必要。
詳細(参加費など)及びエントリーはQRコードから。
市民野球熱戦
市営及び江川球場
木更津市野球連盟主催『市民野球大会』は18日と25日、市営及び江川第一球場で、「C級2部夏季大会」7試合、「C級1部秋季大会」3試合、「C級2部秋季大会」1試合、及び「壮年大会」3試合が行われた。
結果は次の通り。
「C級2部夏季大会」
◎1回戦
▽八幡台口イヤルズ(不戦勝)-ヤメロッテ
◎3回戦
▽航空自衛隊木更津5-1食事処おのでら
▽JETS(不戦勝)―畑沢マクナムズ
▽酒7-6ツーカーズ(特別延長戦)
▽八幡台ロイヤルズ4-0バットポーイズ
▽LITTLE BEARS(不戦勝)-木更津ウィンクス
◎準々決勝
▽KonaWinds7-1JETS
「C級1部秋季大会」
◎1回戦
▽KFD4-0WINS
▽BOSS9-2レイカーズ(6回コールド)
▽Knifeedge6-0Cats eye
「C級2部秋季大会」
◎1回戦
▽TOBIX7-0木更津Mets(5回コールド)
【壮年人会】
▽世界乃木更津5-3ソニーGM&O
▽木更津マジナーズ(不戦勝)-木更津シリウス
▽酒6-3食事処おのでら