新千葉新聞2024年7月28日発行

木更津総合が甲子園へ

劇的6年ぶり8度目、8月7日開幕
高校野球千葉大会　市船橋との延長制す

第106回全国高校野球選手権千葉大会は27日（土）、ZOZOマリンスタジアム（千葉市美浜区）で決勝が行われ、木更津総合が延長戦のすえ、市船橋に2-1で逆転勝ちし、6年ぶり8度目の優勝を決めた。
木更津総合（監督・五島卓道）は2022年の千葉大会決勝でも市船橋と対戦。
この時は優勝を逃がしており、雪辱を果たした。
激戦を勝ち上がってきた両校（いずれもノーシード校）とあって、決勝は息詰まる接戦となった。
後攻の木更津総合は3回に1点を先制されるも5回、一死二塁から千葉雄斗選手（3年、投手）のタイムリーツーベースヒットで1点を返し、同点に持ち込んだ。
試合はその後、にらみ合いが続き延長戦に突入。
タイブレークで始まった10回、和田達也選手（2年）が無死一、二塁から、タイムリー内野安打を放ち、勝利をつかんだ。
【決勝】
市船橋
0010000000｜1
0000100000｜2
木更津総合
勝利後、五島監督は、「こんな試合になるとは思ってもみなかった。投手は素晴らしいピッチャーになりました。勝敗を超えて、素晴らしい試合だった。選手達は本当に成長してくれた。苦しい時やチャンスの時、応援団の励ましが力になりました。ありがとう」と話した。
キャプテンの川上泰揶選手（3年）は「思いがつまったタイブレークを乗り越えられました。甲子園では千葉県代表として一戦一戦頑張ってきます」と決意を語った。
甲子園は8月4日抽選、同7日開幕。

拓大紅陵2年ぶり優勝

高校軟式野球千葉大会　南関東出場決める

第69回全国高校軟式野球選手権千葉大会（県高校野球連盟軟式部、県教育委員会主催）は26日（金）、袖ケ浦市営球場で決勝が行われ、拓人紅陵が八千代松陰を2－Oで降して2年ぶり9回目の優勝を達成、5年連続12回目の南関東大会出場を決めた。
拓大紅陵はエ－スの鈴木悠冬選手（3年）が1安打完封の好投。
3回に笠原煌希選手（2年）と森田悟生選手（3年）の二塁打などで挙げた2点を守り切った。
南関東大会（8月3～4日）には開催県の神奈川から横浜商と横浜隼人、千葉から拓大紅陵、埼玉から浦和実－の計4校が参加。
優勝校は全国大会（8月25日～、兵庫県）に出場する。

市民野球熱戦

木更津市野球連盟

木更津市野球連盟主催『市民野球大会』は21日、市営及び江川第一球場で「壮年大会」四試合、「C級2部夏季大会」1回戦4試合が行われた。
28日にはC級2部春季大会の決勝「木更津市役所－ヤメロッテ」が予定されている。
結果は次の通り。
【壮年大会】
▽木更津絆6－3ソニーGM＆O
▽木更津マジナーズ9－O世界乃木更津（5回コールド）
▽おのでら8－1木更津シリウス（6回コールド）
▽酒16－6八幡台ロイヤルズ（5回コールド）
【C級2部夏季大会】
◎1回戦
▽柴秀8－5GACCHA
▽JETS8-1スターレーン
▽木更津ウィンクス8－1デンジャーズ（6回コールド）
▽松菱－TOBIX＝両チーム棄権

タオルを寄贈

退職公務員連盟

退職公務員連盟千葉県君津支部木更津地区は24日、タオル（78本）を社会福祉事業に役立ててほしいと、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会へ寄贈した。

青少年健全育成のために

木更津東口ータリーC　図書館へ図書寄贈

木更津東ロータリークラブ（会長・堀内正人）はこのほど、青少年健全育成のための図書館資料の充実を目的として、木更津市立図書館へ、5万円を寄付した。
同クラブの寄贈は昭和49年から始まり、今回で50回目となる。
その間の累計寄贈冊数は5,023冊（496万3,000円）になっており、多くの青少年に役立つ図書が備えられている。
今回、寄贈の図書は『動物園の24時間』、『イラスト学問図鑑こども心理学』、『中高生のための短歌のつくりかた』など小学生や中高生のための図書二十九冊。
同館では「寄贈いただいた図書は貸出用図書として広く市民の利用に供します」としている。