貨客混載新・鮮・便 他【新千葉新聞】
- 2024/7/20
- ニュース
新千葉新聞2024年7月20日発行
貨客混載新・鮮・便
木更津駅発で旬のブルーベリー販売
小湊鐵道のバスに積載 高速バスで都内へ輸送
国土交通省では、新宿商速バスターミナル「パスタ新宿」における高速バスの空きスペースを活用した貨客混載(かきゃくこんさい)による実証実験を開始している。
貨客混載とは、鉄道、バス、タクシーなど、人を輸送する乗り物で「貨物」と「旅客」の輸送や運行を一緒に行うこと。
これを受けて、木更津市では、JR内房線木更津駅発で「パスタ新宿」に乗り入れする小湊鐡道(株)の高速バスの空きスペースを活用し、木更津市公設地方卸売市場取扱品の販路拡大に向けた取り組みの一つとして、都内へ農水産物を輸送する貨客混載事業を実施する。
その日に採れた旬の晨水産物を当日のうちに都内の消費者へ届けることができる貨客混載のPRを目的として、新宿駅の「ペンギン広場」において、今が旬の木更津の特産であるブルーベリー(有機)の販売イベントを行う。
その第1弾は、今月22日(月)正午~午後7時まで(小雨決行)、東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55、suicaのペンギン広場で実施される。
主催は、木更津市、小湊鐵道(株)、きさらづDMO、その他、木更津市観光ブルーベリー園協議会、”有機の里づくり”千葉県団体連絡会「ちぱだん」、大一木更津青果(株)協賛。
イベント内容は、
▽木更津特産の「ブルーベリー」関連の商品の販売及びPR、
▽有機JASブルーベリー生果(販売・試食)・ジャム・ジュースなど、
▽木更津市観光ブルーベリー園(ブルーベリー摘み取り)PR、
▽木更津市観光PR冊子配布。
木更津市公設地方卸売市場で晨水産物を小分けしたうえで、小湊鐵遊が運行する高速バスのトランクルームの空きスペースに積載し、アクアラインを経由してパスタ新宿まで運搬する。
旅客と貨物の同時輸送を行うことで、トラツク輸送に代わる輸送手段を確保することが出来るとともに、流通の効率化と環境負荷の低減に繋がるほか、千葉県南部の新鮮な農水産物を届けることで、地域貢献や地域活性化にもつながることが見込まれる。
折り紙で花や壁飾り
《けんちゃんのアサガオの種》を応援
木更津警察署 みつわ幼稚園児が訪問
7月10日からや9日までの「夏の交通安全運動」に囚み、交通事故防止を願う《けんちゃんのアサガオの種》プロジェクト(当紙既報6月13日付け)に取り組む木更津警祭署(署長・金田新一)を、安管協会員でもある学校法人みつわ学園みつわ幼稚園(園長・矢野直明、園児180人、木更津市)の年長児70人が折り紙でアサガオの花や壁飾りを制作して、今月17日に園児代表が訪問し届けた。
同プロジェクトには、同署のほか、木更津地区安全運転管理者協議会(会長・大里光夫、以下安管協)、日本製鉄君津交通安全推進会(会長・福永馨)、木更津交通安全協会(会長・竹内義一)などが賛同しているが、みつわ幼稚園も「同プロジェクトを応援したい」と、同署を訪れたもの。
署長室での贈呈式に続き、署庁舎玄関先に置かれたアサガオの鉢植えこ(6鉢)の支柱に折り紙のアサガオの花を飾り、関係者と記念写真に収まった。
同桝の青井祟交通課艮は「間もなく夏休みですが、交通量の増加も見込まれ、ドライバーも暑さで集中力が欠けることも予測され、交通事故の増加も懸念される。一人ひとりがルールを守り、ゆとりを持った行動で、事故に会わない・事故を起こさないでほしい」などと安全を願った。
六月三十日現在、千柴県内の交通事故死者数は72人(対前年比15人増)で、全国ワースト1位。
木更津署管内では死者2人(対前年比1人減)だが、高齢者のかかわる事故(加害者・被害者)は依然として多く、危惧する状況にあるとして注意を喚起している。
なお、みつわ幼稚園から贈られたアサガオの花の壁飾りは、木更津署1階ロビーの壁に展示されている。
多くの人に見ていただきたいと案内している。
BRK(新昭和)が優勝
第3回木更津市長杯争奪同市サッカー選手権
木更津市サッカー協会 江川総合運動場で
南からの強風が吹く中、江川総合運動場の陸上競技場、サッカー場で社会人による「第3回木更津市長杯争奪木更津市サッカー選手権大会」が、今月15日(月、祝)木更津市サッカー協会(会長・小林紀之、理事長・カレンロバート)の主催で開催された。
同大会は木更津市での生涯スポーツとしてのサッカーの普及、同時に社会人サッカー選手の交流を目的として開催され、今年で3回目を迎える。
過去2回は社会人チームと地元高校サッカー部を招待して行われたが、今回は近隣地域の袖ケ浦、君津、鴨川からも社会人チームの参加があり、生涯スポーツとしてサッカーを楽しむ選手たちの大会となった。
開会式には、同大会名誉会長の渡辺芳邦木更津市長、木更津市サッカー協会相談役の森岳県議も出席して、選手たちを激励し、同協会の小林会長も「木更津市においてサッカー環境が整って来た今、選手たち自らがサッカーを楽しみ、普及させて行くよう頑張ってください」などと挨拶した。
優勝は決勝で鴨川のSCゴラッソをPK戦の末、降した、房総ローヴァーズ木更津FCのセカンドチーム、BRKで見事、市長杯を手にした。
参加チームの結果は次の通り。
▽優勝=BRK(新昭和)
▽準優勝=SCゴラッソ(鴨川)
▽第三位=クラフト
▽第四位=馬来田FC
▽第五位=アトレチコ君津
▽第六位=スエルテ
地元5校が16強入りに
高校野球千葉大会 5回戦の活躍期待
「第106回全国高校野球選手権千柴大会」における地元校の18日の結果は次の通り。
◎4回戦
▽拓大紅陵5-2小金
▽木更津6-1暁星国際
※18日は4回戦の残り八試合が行われ、16強が出揃った。
木更津が県立高で唯一勝ち残っている。
当地域で16強入りしたのは、木更津総合、志学館、翔凛を加えた5校。
19日は試合かなぐ、20日と21日に5回戦計8試合が行われ、8強が決まる。
20日の地元校の組み合わせは次の通り。
◎ゼットエーボールパーク(市原市)
《5回戦》
▽午前9時~木更津総合―翔凛
▽午前11時30分~志学館―東海大浦安
千葉大教育学部の同窓会
記念講演の講師は、西村堯元教育長
桜井公民館 木更津支部総会開く
国立大学法人千葉大学教育学部の同窓会「木更津支部総会」が8月4日(日)午前10時から、木更津市内の桜井公民館で開催される。
千葉大学教育学部は昨年、創部150周年の大きな節目を迎えた。
千葉大学の源泉である『千葉師範学校』はその起源を1872年(明治5年)の学制頒布の年に遡ることができ、千葉大学最古の歴史がある。
その後、1949年(昭和24年)、戦後の学制改革による千葉大学設立時に、千葉師範学校と千葉青年師範学校を統合して学芸学部が誕生、翌年東京医科歯科大学予科を包括して文理学部と教育学部に改組され現在に至っている。
多くの卒業生が国内外・多方面で活躍しているが、同窓会木更津支部は、諸事情により久しく実質的な活動は停止状態にあった。
そこで木更津地域のメンバー有志が相集い、令和2年2月、~組織を確かなものにすべく先ずは「総会」の準備を始めたところ、新型コロナウイルス感染症の蔓延で計画は先延ばしを余儀なくされた。
今回、ようやく総会開催の運びとなり、関係者に連絡できることとなった。
また、当日は総会終了後に「記念講演」を開催する予定。
講師に木更津市の元教育長・西村堯氏を迎え、『わたしの濫読ノート~今月の一冊~』をテーマに話を聞く。
多くの参加を案内している。
参加申し込み・問い合わせは、米澤雅史氏(℡090-2759-3288)へ。