今年8月から建設工事に 他【新千葉新聞】
- 2024/5/3
- ニュース
新千葉新聞2024年5月3日発行
今年8月から建設工事に
木更津市役所新庁舎 朝日庁舎の新築整備
木更津市役所の新庁は、木更津駅周辺と朝日庁舎周辺の2か所に分庁することとし、現化、整備事業を進めている。
朝日新庁舎はこれまで通り貸借で、イオンタウン(株)が、庁舎棟の設計業務を今年の7月までに終え、同8月から令和8年1月にかけて建設工事が実施される予定。
2年後の令和8年4月から供用開始予定となっている。
貸借期闘は引渡し日から令和23年3月31日までの15年間。
木更津市は令和5年12月21日にイオンタウン(株)(千葉市美浜区)と「木更津市朝日新庁舎整備事業」の基本契約を締結した。
契約によると、木更津市朝日新庁舎は、イオンタウン木更津朝日の敷地内(西側にある駐小場用地の一部)に、イオンタウン(株)が新たな施設、鉄骨造2階建ての庁舎棟を建設。
市がその施段の一部を賃借する手法により、令和8年(2026年)4月からの供用開始を目指す。
庁舎棟は1階2階を市役所が、延ぺ床面積約8,420平方メートルのうち、共用部分を除く約8,000平力メートルを賃借する。
現在の朝日庁舎と同じく、市民の利用が多いし民部や健康こども部、福祉部、財務部、資産管理部、都市整備部、会計室、教育委員会、教育部、農業委員会事務局、選挙管理委員会事務局-が配置される予定。
用地の残りは、公用車70台を含む約1,000台の駐車場とし、現在の朝日庁舎やスーパーカスミなどが入る建物は、商業・広場ゾーンとして鉄骨2階建ての商業棟に建て替える。
賃借期間は引き渡しから原則15年、賃料(貿料十共益費)は年間計3億2,360万円。
また、木更津駅周辺新庁舎は木更津市が”自前建設”で現在の駅西口駐車場跡に5階建ての市役所庁舎を整備する。
事業スケジュールは今年3月から来年の令和7年12月まで設計業務委託、令和7年7月~同8年9月まで西口駐車場解体、同8年7月~同10年1月まで駅周辺庁舎建設工事、同10年(2028年)4月の供用開始予定となっている。
施設の整備概要は、7,4780平方メートル(約2,262坪)、期間は50年間(減価償却資産の耐用年数)、建設工事費は約53.3億円、西口駐車場解体費は約5.2億円ほか。
建物の概要は、1階は公用車駐車場(20台)と店舗、2階は市民交流プラザ、3階と4階は庁舎スペース、5階は議会スペースで、JR内房線木更津駅改札口と往来が出来ることになっている。
令和8年度及び九年度に建設工事を実施する予定であるため、令和8年度に2.6億円、令和9年度に7.6億円の一般財源が必要となる見込み。
県感染者総数は725人
4週連続の減少 直近1週間のコロナ
県は1日、県内の定点医療機関(201施設)から直近1週間(4月22日~28日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者総数は725人(前週805人)。
一医療機関あたりの平均報告数は前週(4月15~21日)の3.99人から3.38人減の3.61人。
減少は4週連続。
年代別の最多は10代で113人、次が40代102人。
全16保健所別では山武が最も多く6.50人。
君津保健所管内は前週の5.92人から2.84人減の3.08人で、4週連続で減少した。
琴佐藤は昇進
大相撲夏場所番付
日本相撲協会はこのほど、東京・両国国技館で今月12日から行われる大相撲夏場所の番付を発表した。
郷土力士の琴佐藤(富津市出身・佐渡ケ嶽部屋)は三段目東五十三枚目から同西三十六枚目にあかった。
先場所は4勝3敗で勝ち越し。
体育祭の変更
金田中と富津中
中学校の体育祭開催日の変更が、市教委・学校等から当社に直接連絡があった。
日程変更の中学校は次の通り。
▽金田中学校(木更津市)=当初予定されていた6月6日(木)を『6月7日(金)』に変更する(金田中より)
▽富津中学校(富津市)=当初予定されていた5月26日(金)を『5月31日(金)』に変更する(富教委より)。
脊椎動物の進化や多様性
生命科学講座「ゲノムから考える」
DNA研究所 3回配信、申込を
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)は、生命科学講座・第2シリーズ「ゲノムから考える脊椎動物の進化」の配信を5月、7月、9月の計3回行う。
聴講無料、ただし申し込みが必要。
第2シリーズでは、ゲノム解読の結果、明らかになった様々な知見をもとに、魚類からヒトに至る脊椎動物の進化や多様性を紐解く。
各回の詳細は次の通り。
【第1回】
▽配信日時=5月17日(金)午後1時~5月27日(月)午後1時
▽講義名=「DNAとゲノムから見る生物の進化や多様性」
▽講師=藤山秋佐夫氏(国立遺伝学研究所特命教授)
▽内容=「地球の歴史は地層に、すべての生物の歴史は染色体に記されてある(木原均)」。
同講義では、染色体の本体であるDNA、さらにゲノム研究に注目して、分子遺伝学の基本からゲノム研究によって明らかになった脊椎勣物の進化や多様性に至るまで幅広く解説する。
【第2回】
▽配信日時=7月19日(金)午後1時~7月29日(月)午後1時
▽講義名=「デメキンの眼はなぜ出ているのか?ゲノム研究で病気と進化の謎を解く」
▽講師=大森義裕氏(広島大学理学部教授)
▽内容=デメキンやランチュヴなどのキンギョは、フナの遺伝子に長い時間をかけて起こった多数の変異によって作り出された。同講義では、観賞魚であるキンギョのゲノム研究からわかってきた特殊な進化や人間の病気との関係について概説する。
【第3回】
▽配信日時=9月20日(金)午後1時~9月30日(月)午後1時
▽講義名=「DNAから探る日本列島人の起源と成立」
▽講師=斎藤成也氏(国立遺伝学研究所特任教授)
▽内容=日本列島人の起源と成立については、大きく分けて置換説、混血説、変形説があるが、現在の定説は混血説の一種である二重構造モデル。
同講義では、縄文時代人、弥生時代人、古墳時代人、現代人のゲノムの比較から推定される最新のモデルを紹介する。
聴講の申し込みは講座専用ウェブサイト、
https://www.kazusa.or.jp/course/
または上のQRコードから。
問い合わせは、かずさDNA研究所℡0438-52-3930。