11月30日は「人生会議の日」もしもの時に自らが望む、医療・ケアについて話し合ってみませんか?
- 2023/11/29
- シニア向け情報
11月30日は「いい看取り・看取られ」の意味を込め、「人生会議の日」とされています。
最後まで自分らしく生きるために、人生の最終段階に自分が望む医療やケアについて、前もって考え、繰り返し話し合い、共有する取り組みを「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」と呼びます。
誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気や怪我をする可能性があります。命の危険が迫った状態になると、約70%の方が、医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。
自らが希望する医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むのかを自分自身で前もって考え、周囲の人たちと話し合い、共有することが重要です。
自分が人生の最終段階の医療・ケアについて、どのようなものを望むか、考えてみる機会にしてください。
話し合いの進めかた(例)
ステップ1 考える
自身の価値観や人生観、最期をどこでどのように過ごしたいか、などについて、まず自分で考えてみる。
ステップ2 話し合う
家族や兄弟、友人等の身近で信頼できる人やかかりつけ医などの医療関係者と話し合う。
ステップ3 調べる
最期を迎える場所の選択肢にはどのようなものがあるか、既存の意思表明様式など関連情報を収集する。
ステップ4 整理する
最期の時期をどのように過ごしたいかについて、自分の意思を明確にし、周囲に依頼したいことを整理する。
※このような取組は、個人の主体的な行いによって考え、進めるものです。
知りたくない、考えたくない方への十分な配慮が必要です。
人生会議に関連した動画を千葉県の「ちばコレ」で見ることができます。
参考にしてみてください。