廃棄予定のボール等使用 他【新千葉新聞】
- 2023/11/25
- ニュース
新千葉新聞2023年11月25日発行
廃棄予定のボール等使用
木更津市内郵便局長主催 硬式テニス教室
木更津市の江川総合運動場で今月18日(土)午前9時から、廃棄予定の硬式テニスボールとラケットを使用した、小学生及び一般市民対象の「市民硬式テニス教室」(定員40人、参加費無料)が開かれた。
木更津市内郵便局長主催、日本郵便(株)・木更津市テニス協会協賛、木更津市・木更津市教育委員会後援。
年間3,000万個消費されているテニスポールを廃棄する前に有効活用することで、スポーツを通じた社会貢献になれぱと取り組んだもの。
亊前に市内の指定郵便局(18局)で使用しない硬式テニスボールとラケットの寄付を募ったところ、ポール14カゴとラケット52本の寄付があった。
当日は未経験者の小学生低学年、小学生高学年、大人、経験者に分かれ、第1部・テニス教室、第2部・ラリーチャレンジが実施された。
また、招待コーチ4人による初心者へのラケットの握り方やラケッ卜の振り方の指導、手出し等でのボール出し等も行われた。
寄付されたボールは、これからもテニスを続けられるように参加者に持ち帰ってもらったほか、残ったボールについては郵便局窓口で椅子の脚やストレッチに使用できることを案内して配布した。
10週ぶり増加
直近1週間のコロナ
県は22日、県内の定点医療機関(202施設)から直近1週間(13~19日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者総数は356人(前週327人)。
一医療機関当たりの平均報告数は前週の1.60人からO.16人増え1.6人で、10週ぶりに増加に転じた。
年代別で最も多かったのは10代(52人)。
全16保健所では夷隅が最多で3.40人、次いで印旛2.71人、君津2.69人。
君津保健所は前週の1.62人から1.07人増え、2週連続の増加となった。
心を込めて作った作品
木更津市内の障がい者支援施設より
イオンモール木更津 販売会・展示会開催
”みんな遊びに来てね!”
木更津市地域自立支援協議会 啓発交流部会では、市内の障がい者支援施設において、心を込めて作った作品の販売及び施設の活動状況の写真・バラスポーツ関連の展示を、12月2日(土)午前10時~午後4時まで、イオンモール木更津 サウスアトリウム(木更津市築地)で行う。
このイベントを通して、障かいへの理解を深めてもらい、障がいの有無に関わらず、誰もが生き生きとした日常を過ごせる共生社会の実現を目指す。
販売会・展示会の出展者は次の通り。
▽hanahaco=手作り雑貨、季節雑貨
▽のぞみフーグショップ=アロマストーン、チャーム、パン、布製品、アクセサリー類
▽たぬき工房=革製品、染物製品、紙製品
▽かんてら=ラスク、ジャム、味噌、食塩、雑貨
▽オリーブファームかずさ=木更津煎餅、工芸品
▽みづき会=手芸小物
▽一粒舎=クロワッサンサンド、ブルーベリーマフ″ン、ブルーベリージャム、はちみつ
▽コーヒーロースタリーBE ME=コーヒー(粉、豆)
▽ふる里学舎=パン、焼き菓子、サンドイッチ
▽その他=啓発ポスター、その他作品。
雑貨では、ポストカード、キーホルダー、アクセサリー、リース、アロマストーン、革製品、布製品、手芸小物などを販売する。
漁業者の活性化とSDGs
こどもライオンズ食堂かずさや 木浪弘巳氏と研究会
木更津ライオンズクラブとNPO法人レイラインが協働で運営する「こどもライオンズ食堂かずさや」では、合同でSDGsをテーマに定期的に研究会を閧催している。
今月のテーマは、『フロート式の洋上風力発電による漁業者の活性化とSDGs』として、11月21日に木更津市中央ヴェルピュ木更津701レイラインテラスで、北海道や東北地方で太陽光やバイオマス発電などの再生可能エネルギー事業を手掛ける、アウラクリーンエナジー株式会社の木浪弘巳氏(浮体式洋上風力事業開発部長)を講師に迎え、知見を深め交流した。
10月には、漁業者よりの問題提起で、クロダイによるアサリや海苔の食害防止に、駆除・捕獲したクロダイの、子ども食堂での活用を研究してきたが、今月は、一歩進んで、漁業者や漁協を洋上風力発笵の運営で、活性化している銚子市など全国的な事例を取り上げた。
レイライン佼流会は、Zoomによるハイブリッド開催で、ベトナム、フィリピン、インドネシアからオンライン視聴があった。
なお、こどもライオンズ食堂かずさやは、11月26日(日)と12月16日(土)、冬休みの平日、毎日日の開催を予定しているという。