永年消防の発展に貢献 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年11月8日発行

永年消防の発展に貢献

危険業務従事者叙勲「瑞宝単光章」
木更津市長から 鹿島進氏への伝達式

木更津市は6日、市役所駅前庁舎8階・市長室で『第41回危険業務従事者叙勲伝達式』を執り行った。
受章者は、元木更津市消防司令長 消防署参事(警防隊長事務取扱)鹿島進氏(67、君津市在住)。
伝達式には渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、石井和成消防長など関係者が出席して祝意を表し、渡辺市長から鹿島氏に『瑞宝単光章』が伝達された。
これは内閣府賞勲局による令和5年11月3日発令の「第41回危険業務従事者叙勲」の「消防功労」により同章を受章したことに伴うもの。
「危険業務従事者叙勲制度」は、国民の生命・身体・財産を火災等の災害から守るため、永年にわたり危険性の高い業務に従鄒した功績者に授与されているもので、春秋の定例叙勲とは別に、平成15年11月から設けられた制度。
対象職種は「防衛」「警察」「消防」等の危険性の高い業務に従事し55歳以上の元公務員。
今回の叙勲の「消防業務」では全国で646人が受章、千葉県内では33人が栄に浴した。
このうち瑞宝単光章は全国で342人、千葉県内では16人。
鹿島氏は、昭和49年4月1日、木更津市(消防本部)に奉職、平成28年3月31日定年退職。勤続42年間、消防職員とし、市民の生命・身体・財産などを火災等の災害から防御するため、長年にわたり、著しく危険性の高い業務に精励するとともに、消防力の強化、充実に尽力し、消防の発展に貢献した。
同氏は受章に際し、「身に余る光栄。上司・同僚・後輩たち、家族の協力・支援のお陰で無事務めさせて頂きました」などと感謝の思いを語っていた。

高専制度創設60周年

木更津高専「高専の森」植樹式

木更津工業高等専門学校(校長・山崎誠、木更津市渭見台)では、高専制度創設60周年記念事業の一環として、10月28日に「高専の森」植樹式を実施した。
「高専の森」は、高専60周年を節目として未来に向けて高専がますます成長することを祈念し、記念樹を植樹するイベントであり、全国立高専が一丸となって実施している。
また、「高専の森」には、持続可能な開発目標(SDGs)の実現と、次の世代の高専生の成長を「高専の森」が見守るというメッセージも込められている。
当日は浜田靖一衆議院議員(代理・大堀将和秘書)、黒野嘉之千葉県副知事、渡辺芳邦木更津市長、中野賢二木更津高専技術振興交流会長、鈴木早苗木更津高専同窓会副会長、松野清伸木更津高専後援会長が来賓として出席した。
式典では、山崎校長の挨拶に続き、大堀秘書、黒野副知事、渡辺市長が祝辞を述ぺた。
次に河津ザクラの植樹を行った。
河津ザクラには「思いを託します」「純潔」といった花言葉があり、「高専の森」に込められた「次の世代の高専生の成長を『高専の森』が見守る」というメッセトジに通ずるものがあることから、河津ザクラを植樹することとしたという。
最後に、岡本副校長が謝辞を述ぺた後、記念撮影が行われ、植樹式は終了した。
同校では、高専、そして、高専生の更なる成長を目指して教育活動を行っていく-としている。

FCウーノ木更津30周年

木更津市で活動する少年サッカーチーム
小林会長挨拶 記念祝賀会を開催

木更津市で活動する少年サッカーチーム「FCウーノ木更津」が創立30周年を迎え、このほど、木更津ワシントンホテルで祝賀会を開いた。
会場には多くの来賓、友好チーム指導者、OB保護者等が出席し、志半ばで他界したウーノ元副会長・国本氏を偲び黙祷した後に開会した。
最初に木更津市少年サッカー連盟顧問の森岳県議が祝辞を述べ、友好チームを代表して元北条FC代表で現館山市長の森正一氏が挨拶した。
チームを代表して小林紀之会長(写真)が、「木更津市のサッカー環境の急激な向上のなか、関係各位の方々に深く感謝し、ウーノの歩みはこれからも続いていく、この節目の年に足元を見つめ、謙虚に、初心に帰り、笑顔の絶えないチームにしていく」と、謝辞を述べた。
アトラクションではウーノの歩みの動画も披露され、同チームOBのJリーガーJ1セレッソ大阪所属、鳥海晃司選手からのビデオメッセージも紹介された。
その後サイン入りユニフォーム等の景品が紹介され、参加者同士が親交を温め、大いに盛り上がり、閉会となった。

初の4強入り

拓大紅陵サッカー

「第102回全国高校サッカー選手権千葉県大会」は5日、柏の葉公園総合競技場で準決勝2試合が行われ、拓大紅陵は市船橋に1-4で敗れて決勝進出を逃がした。
拓大紅陵は今回、強豪揃いのなか初めて準決勝進出を決め、初4強入りする躍進ぷりを見せた。

きぬたろっく

木更津駅西口前で

「きさらづエンゼルアーティスト」3周年記念イベント(11月)が12日から開かれる。
きさらづエンゼルアーティストは、木更津市で初となる認可されたストリートライブ&パフォーマンスの場を毎週日曜日に閧催し、この11月で3周年を迎える。
アーティストに無料で開放する活動をしている。
今月12日(日)は、「きぬたろっく」ストリートーアコースティックーライプで、時間は午前11時30分~午後4時、場所は木更津駅西口、きぬ太像前。
出演は、ゆうだい、カズマンズ、器楽の森の大樹、Linfaほか。

約30品目を一堂に展示

木更津市立中央公民館 西上総文化会展

木更津市文化祭参加「第75回西上総文化会展」が、今月11日(土)と12日(日)、木更津市立中央公民館=木更津駅西口前、スパークルシティ木更津6階第2会議室=で午前9時30分から午後4時まで(12日は午後3時迄)開かれる。
西上総文化会(会長・八田英之)主催、木更津市文化協会、新千葉新聞社後援。
「文部大臣表彰」表彰状はじめ、会員出品の短歌、写真、古文書、拓本、絵図、碑文など、約30品目を一堂に展示する。
会場では出品者が説明にあたる。
多くの来場を歓迎している。
出品目録は次の通り。
▽表彰状=「平成元年11月1日文部大臣表彰」受賞(同会所蔵)
▽記念杯=同表彰副賞(地域文化功労者表彰・文部省朱書き)(同会所蔵)
▽表彰状2枚=木更津市教育委員会・千葉県教育委員会表彰(同会所蔵)
▽書籍(同会会報綴)=「西上総文化会会報」昭和39年9月創刊号より(同会所蔵)
▽短歌=『令和の歌きよみ』例会作品(やながわ短歌会)
▽短歌=『研修旅行詠』(八田英之)
▽写真=研修旅行スナップ(茨城方面)(藤平俊雄)
▽古文書=『加増降役之覚』飯野藩関係資料(八田英之)
▽新聞記事=房総の本たち千葉日報書評欄1~105 毎週水間連載中(河野良恒)
▽新聞記事=新千葉新聞(昭和34年9月12日付)千葉銀金蹴破り事件・憶えていますか(川俣公男)
▽古文書『木更津船関連』=『木更津船の由緒書』『木更津河岸旧記』解読と研究。(加瀬隆)
▽拓本=東清公民館石造物調査隊に依る宝蔵寺内石造物(加瀬隆)
▽真武根陣屋遺趾再建報告=令和元年九月、台風で倒壊した石碑の再建と市への寄贈の経緯。(林健一)
▽絵図(復刻版)(重文)=『阿武隈川舟運図』製作は出品者の先祖、廻船問屋上総屋幸右衛門(諏訪貞夫)
▽拓本(碑文)=鶴岡幸右衛門実父の墓石に刻み込んだ碑文(諏訪貞夫)
▽拓本(歌碑)=斎藤昌麿の辞世の歌碑(諏訪貞夫)
▽古文書=吉田平兵衛先祖継来之次第(諏訪貞夫)
▽碑文=「西上総の松下村塾」出身の偉人達(野口義信)
▽パネル展示=震災100年-関東大震災と君津地区―(栗原克榮)
▽短冊=歌人石榑千亦自筆(藤平俊雄)
▽書籍=歌人石榑千亦短歌誌『こころの華』(藤平俊雄)
▽書籍『赤い鳥』2冊=児童文学雑誌に掲載された平岡地区子供たちの自由詩(麦野裕)
▽千社札=祖父のコレクションを受け継いで…(沼田静代)
▽写真=本町通り歩行者天国の賑わい。(中村瞳)
▽千葉県令礼状 2通=関村より千葉中学、佐貫警察署へ共に3円の寄付に対し(明治19年)(川俣公男)
▽絵図=日清戦争勝利絵図(川俣公男)
▽名主宅の品々=村の経済活動のリーダーであった事を偲ばせる品々(高橋淑子)
▽昭和の品々=現在は見当たらない物、終活の妨げとなる物(川俣公男)
(敬昨咯)

新千葉新聞

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