海や丘陵の景色楽しむ 他【新千葉新聞】
- 2023/10/11
- ニュース
新千葉新聞2023年10月12日発行
海や丘陵の景色楽しむ
ツールード・ちば 秋の房総サイクリング
初秋の房総風景を肌で感じながらサイクリングを楽しむ「クールード・ちぱ2023」が、7日(土)、イオンモトル木更津を発着地に開催された。
コースは、上総地域の海岸線から丘陵地帯を巡るもので、高淹ダムを目指す117キロのロングコースと、ひらおかの里農村公園からかずさアカデミアパーク周辺のアップダウンを楽しみつつ旧小糸小を目指す70キロのショートコースの2通り。
スピードを競わず完走した人を賞した。
アクアラインの高架下を通り、ひらおかの里農村公園(袖ケ浦市)、高滝ダム野外音楽堂(市原市)、旧君津市立小糸小学校(君津市)、富津岬(富津市)など、房総の魅力が詰まったコースを巡るサイクルイベント。
ロングコースには394人、ショートコースには180人がエントリーした。
イオンモール木更津での出発式で、主催者の飯沼喜市郎実行委員会会長は「サイクリングを通じて新たな千葉の魅力を感じて下さい。海岸線から里山へ、秋色に色づく景色と共に堪能してほしい」などと挨拶。
渡辺芳邦木更津市長等の号砲を合図に、参加者は次々とコースにこぎ出した。
ショートコースはひらおかの里農村公園から、かずさアカデミアパークを通過して旧小糸小学校に行くルートとした。
昼食をとる旧小糸小学校(君津市大井戸)では、地産食材の弁当が提供され、思い思いに食事をしながらリフレッシュし、サイクリングを満喫した。
また発着所のイオンモール木更津では7日、関連イベントが開かれ、ユニーク自転車をそろえた「おもしろ自転車体験コーナー」を開設。
県と県警、JAF千葉支部による交通安全イベントも開かれ、自転車の擬似走行体験ができる「自転車シュミレーター」も設置、安全運転意識を高めた。
本一将選手団体でも金
杭州アジア大会 空手の男子形団体
杭州アジア大会最終日の8日、空手の男子形団体で日本(本一将、本龍二、在本幸司)が金メダルを獲得した。
拓大紅陵高校出身の本(もと)一将選手(AGP)は、個人の男子形との2冠を達成した。
同選手の弟、本龍二選手(イーギャランティ)と在本幸司選手(高栄警備保陳)との3選手で臨み、今大会から新たに採用された男子形団体で、日本が貫録を見せつけ金メダルに輝いた。
技を繰り出すため個人個人の強さや速さが見事に高め合う動きとなった。
来年のパリ五輪や次回の2026年愛知・名古屋アジア大会での活躍が期待される。
東京五輪で個人種目のみが行われた空手競技の五輪復帰は、2028年ロサンゼルス大会では見送られることが明らかになった。
舞台はどうあれ、稽古を重ねていくのが空手。
今月下旬には世界選手権(ブダペスト)を控え、精進は続く。
電子オルゴールを作ろう
イオンモール木更津でワークショップ
木更津高専主催 小学生などが製作
「電子オルゴールを作ろう!~INイオンモール木更津~」木更津工業高等専門学校は、このほど、イオンモール木更津のイベント「まなびの」で電子オルゴール製作のワークショップを閲催した。
当日は、千葉県内外の小学生や、その兄弟等合わせて44人が参加した。
前回の8月のワークショップに引き続き、今回も大型サイネージのある吹き抜けの会場で実施した。
会場外から大型サイネージを見て、子どもたちが講義を聴講したり、イベントを知らずにたまたま通りがかった人々が見学したりするなど、地元の憩いの場であるイオンモール木更津で、地域の人々が買い物ついでにワークショップを楽しめる良い機会となった。
参加した小学生たちは、教員や補助学生と一緒に楽しく工作が出来たようで、講義後のアンケートでも、「オルゴールを作れてうれしかった」「作るのがとても楽しかった」「またやってみたい」「理科がおもしろく感じた」などと回答しており、大盛況のうちに終了した。
高点歌 1位に鈴木早苗さん
木更津市文化協会 市民短歌大会開く
木更津市文化協会(会長・鹿島典子)主催、同市文化祭事業「第53回市民短歌大会」が1日(日)、中央公民館(スパークルシティ木更津六階第七会議室)で開催された。
同大会には、30人が参加、見渡信夫氏と鈴木眞澄氏による助言のもと、7首互選を行った。
高点歌は次の通り。
同点の順位は受付順。
(敬称胯
▽1位(17点)=「子や孫の積みたる米が作業場に高くなりたり夕暮るる頃」鈴木早苗(久津間)
▽2位(14点)=「わが母の来世目を病むことなきと般若心経書きて納棺す」神谷みつ子(長須賀)
▽3位(12点)=「老い母の吾の目を見れぬ別れ際背に声掛ける『また来るからね』」寺田喜代美(福王台)
▽4位(11点)=「入れ置けるビニール袋に露のつき栗は静かに秋を息づく」鈴木紫乃(井尻)
▽5位(10点)=「祖母宛の手紙の束に昭和あり樟脳のにおい旧かなづかい」宮川智子(青木)
▽6位(10点)=「病室(へや)の窓墨流るる午前四時夜明け待つ身の時間(とき)の長さぶ」舟田英子(清川)
▽7位(9点)=「留守居する夫の待つ家心安し日暮れ帰れば窓に灯点る」鹿島典子(請西)
渡辺5段優勝
日将連10月練成会
日将連木更津支部(支部長・村野達郎)の10月練成会が1日(日)、同市菅生の道場で開かれた。
真剣に対局に取り組んだ結果は次の通り。
▽1位=渡辺英雄5段、
▽2位=村野達郎5段、
▽3位=中村勉3段、
▽4位=三輪征七3段
同支部では、菅生の道場で将棋練成会を毎月第1日曜日の午後1時から5時まで開催している。
支部親睦旅行
木更津法人会女性部会
公益社団法人木更津法人会女性部会の木更津第2支部(支部長・坂口志奈)では「親睦旅行」を11月9日(火)に実施する。
午前8時30分に東京ベイプラザホテルに集合し、富浦スペイン絵付け工房リベーラを訪問、昼食は館山の「美味い家若鈴」で、その後、道の駅等を訪れる。
会費7,000円。
20日までに出欠の返事を。
危険性の高い業務に尽力
危険業務従事者叙勲 地元関係は10人受章
政府は7日付で、警察官や自衛官など危険性の高い業務に尽力した元公務員を対象とする「第41回危険業務従事者叙勲」の受章者3,646人(うち女性15人)を発表した。
発令は11月3日。
「危険業務従事者叙勲」は、国や公共の発展に寄与した人に授与する勲章とは別に、危険業務に長年取り組み社会に貢献した功労者を称えるため、2003年(平成15年)の栄典制度改正に伴い創設されたもの。
今回の受章者は、瑞宝双光章が1,710人(うち女性4人)、瑞宝単光章が1,936人(同11人)。
都道府県別で最も受章者が多かったのは北海道で287人、千葉県は4番目で202人。
千葉県の受章者内訳は瑞宝双光章が89人、瑞宝単光章は113人。
君津地域四市関係では、瑞宝双光章6人(防衛功労4人、消防功労2人)、瑞宝単光章4人(警察功労3人、消防功労1人)の計10人が受章した。
当地域の受章者は次の通り。(敬称略)
【瑞宝双光章】
◎防衛功労
▽坂根弘一(61)、元三等陸佐、木更津市
▽坂間浩之(61)、元二等陸佐、袖ヶ浦市
▽松園浩一(61)、元三等陸佐、木更津市
▽森永治(61)、元三等陸佐、袖ヶ浦市
◎消防功労
▽三枝貫徹(67)、元袖ケ浦市消防司令長、木更津市
▽五月女正巳(66)、元富津市消防監、富津市
【瑞宝単光章】
◎警察功労
▽畔田隆康(72)、元県警部、袖ケ浦市
▽伊藤栄(73)、元警視庁警部、袖ヶ浦市
▽高橋孝夫(72)、元県警部補、木更津市
◎消防功労
▽鹿島進(67)、元木更津市消防司令長、君津市