とうもろこし栽培に挑戦 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年7月26日発行

とうもろこし栽培に挑戦

木更津市の中郷地区まちづくり協議会
中郷小学校児童等 市長などに届ける

木更津市の中郷地区まちづくり協議会(会長・原田忠吉、会員20人)と、きさらづ特認校の中郷小学校(校長・内海雅彦、児童数93人)は連携して「特色ある教育課程」に取り組んでいる。
同取り組みの一つとして昨年度に引き続き、「地域の特産物調査・栽培体験活動」として6年生14人が「とうもろこし栽培」に挑戦した。
児童達は、まちづくり協議会メンバーの指導を受けながら5月11日に種まきを行い、30日に苗の移植、6月29日に生育状況調査を行い、このほど収穫の時を迎えた。
7月22日の収穫日には、午前4時半に圃場に集合、とれたてを生で試食してその甘さに感激した。
7月24日(月)には6年生代表が、木更津市役所駅前庁舎と朝日庁舎に、渡辺芳邦市長と贋部昌弘教育長を訪問して、この日の朝収穫したばかりの「とうもろこし」を贈呈した。
贈呈式には、6年生の中川太良さん、軽米航大さん、石井采一葉さん、小出樹里さん、内木ましろさん、藤井一輝さん、まちづくり協議会の原田会長、加藤高明・高橘茂夫両副会長、内海校長、小問恭子教諭(6年生担任)、山木美奈子教諭(ふじの木学級担任)、保護者など合計24人が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、石井彰一市民部長、宗政精市民部次長など関係者が出席した。
贈呈式で原田会長は、5月11日の種まきから、定植、生育状況調査など、一連の作業を説明するとともに。
「今年も上出来です。暑い中子どもたちの頑張りを味わってください」などと挨拶した。
児童達から渡辺市長と田中副市長に瑞々しいトウモロコシと、栽培活動をまとめた報告資料などを贈呈した。
渡辺市艮は、丹精したとうもろこしの贈呈に感謝すると共に「中郷小はどんなところが楽しいですか?」と質問。
これに対し、児童達は、「人数は少ないけどみんな仲良しです」などと話し、楽しく歓談した。
この後、児童達は朝日庁舎に廣部教育長を訪問し、同様に寄贈式を行った。
また同協議会では、この活動に協力してくれた同校学区の「かずさ萬燈会」と「ローヴァーズ(株)」にも贈呈したほか、7月25日には令和3年度卒業生12人、令和4年度卒業生17人をを圃場に招待して、収穫祭も行った。

地元力士結果

大相撲名古屋場所

大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)は23日に千秋楽を迎え、関脇・豊昇鵑(モンゴル出身・立浪部屋)が12勝3敗で初優勝を果たした。
郷土力士の幕下・千代嵐(木更津市出身、九重部屋)は1勝6敗で負け越し。
初日から6連敗し最後は白星で飾った。
序二段・雅(君津市出身、二子山部屋)は2勝5敗で負け越し。
三段目・琴佐藤(富津市出身、佐渡嶽部屋)は4勝3敗、地元出身力士のなかで唯一勝ち越した。
秋場所は9月10日、東京・両国国技館で初日を迎える。

認知症にやさしいまち

波岡の家地域交流竄で「カフェはたざわ」
畑沢地区に第2号 「チームオレンジ」発足

”認知症にやさしいまち木更津”へ、木更津市内で新たに「チームオレンジ」が発足した。
チームオレンジとは、地域住民の認知症サポトターの人々などがチームを組んで、認知症の人やその家族への支援や関係機関へのつなぎ、認知症のイベントへの参加などを行うことで、認知症であってもなくでも、同じ地域で共に生きる「共生社会の実現」を目指して活動するもの。
今月10日、畑沢地区において、木更津市のチームオレンジ第2号となる「チームオレンジカフェはたざわ」が発足し、「立ち上げ式」を挙行した。
主な活動内容は、波岡の家地城交流室で、認知症カフェである「チームオレンジーカフェはたざわ」の運営を、南部地域包括支援センターと連携して行っている。
また、地域の認知症の人やその家族などの高齢者の見守り活動も行っている。
陶器のコーヒーカップで優雅で温かなひとときが過ごせるだけでなく、窓から注ぐ光も心地よく、笑い声が弾むという。
詳しい説明では、「チームオレンジ」とは、認知症サポーター等がチームを作り、認知症の人やその家族のニーズに合った、具体的な支援につなげる仕組みを言い、令和元年(2019年)6月に、認知症施策推進関係閣僚会議において「認知症施策推進大綱」がとりまとめられ、2025年(令和7年)までに全市町で構築することが位置付けられた。
チームの立ち上げ・運営方法などについては、市が配置している「チームオレンジコーディネトター」が支援する。

拓大紅陵は4大会連続

高校軟式野球千葉大学 南関東大会出場ぺ

第68回全国高校軟式野球選手権千葉大会(県高校野球連盟軟式部など主催、朝日新聞千葉総局など後援)は23日(日)、袖ケ浦市営球場(坂戸市場)で代表決定戦2試合「拓大紅陵-市川」「八千代松陰-千葉商大付」が行われ、拓大紅陵と八千代松陰が制し、南関東大会出場を決めた。
拓大紅陵は、エースの鈴木悠冬投手(2年、富津中出身)が7奪3振、1安打で完封。
暴投で得た1点を守り抜いた。
南関東大会は8月5日(土)と6日(日)、同球場で開かれる。
拓大紅陵は4大会連続11回目、八千代松陰は6年ぶり13回目。
優勝校は全国大会の出場権を獲得する。
結果は次の通り。
【代表決定戦】
▽拓大紅陵1-0市川
▽八千代松陰12-1千葉商大付(7回コールド)

新千葉新聞

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