災害時の施設利用協定 他【新千葉新聞】
- 2023/6/2
- ニュース
新千葉新聞2023年6月2日発行
災害時の施設利用協定
木更津市が結ぶ 拓大紅陵高校と締結
木更津市は5月29日、学校法人紅陵学院拓殖大学紅陵高等学校(校長・森章)と、「災害発生時における施設利用等に関する協定」を締結した。
これは、災害発生時に、学校法人紅陵学院が管理する拓殖大学紅陵高等学校(木更津市真舟)を避難所、および避難場所として利用させてもらうことについて、基本となる取り決めを定めたもの。
木更津市役所駅前庁舎8階・市長応接室で行われた締結式には、森校長、齊藤篤教頭が来庁。木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、重城貴浩総務部長、曽田智生総務部次長など関係者が出席して敬意を表し、渡辺市長と森校長が協定書に署名して、締結した。
席上、森校長は「学校には、多くの生徒や教職員が在籍している。大災害の折には、学校と地域が連携して、生」徒・教職員・地城の人々の生命を守ることを最優先して対応したい」などと話し、施設利用等に協力を惜しまない思いを示した。
渡辺市長は、「大災害がないことを願いつつも、今後は有事に備え、地域の人々と具体的な運用方法などの協議を進めていきたい」等と挨拶、同協定締結に感謝した。
同市の学校施設との避難協定は、君津学園に次いで2例目。
現在木更津市内には今回の拓大紅陵高校を加え、72の避難所(体育館・教室・会議室などの屋内施設)と、53の避難場所(原則として運動場や公園などの屋外施設、雨天の場合は屋内運動場なども時に可能となる)がある。
前週から増加
県コロナ感染者
県は5月31日、県内206の定点医療機関から直近1週間(5月22~28日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
感染者総数は1073人。
一医療機関当たりの感染者数は5.21人で、前週から1.24人増加した。
年代別では10代が最多で215人。
16保健所別の平均報告数は、松戸保健所が最も多く、7.96人(前週比4.63人増)。
君津保健所の平均報告数は、5.83人(同0.08人増)だった。
7機目は格納庫外で点検
木更津駐屯地 米海兵隊オスプレイ
木更津市は5月31日、陸上自衛隊木更津駐屯地における7機目の米海兵隊MV‐22オスプレイの定期機体整備については、6月1日(木)以降、格納庫外において、各種装跋等の点検が行われると発表した。
防衛省北関東防衛局から情報提供があったもの。
試験飛行の時期については、情報が得られ次第発表するとしている。
なお、7機目は、令和3年11月2日に木更津駐屯地に到着し、令和3年11月3日から整備を開始していることを過去に北関東防衛局から情報提供されている。
オリジナルロゴが完成
6年生のアイデアをもとにPTAが考案
鎌足小学校 創立150周年記念
木更津市立鎌足小学校(校長・泉隆史、児童数92人)は、今年度創立150周年を迎える。
これまでの母校の歴史を振り返り、先輩諸氏の努力を偲び、これを後世に伝え、鎌足小学校に学ぷ児童の愛校心を培い、自信と誇りを持って成長することを期待して、今年の12月9日(土)に創立150周年記念式典および記念事業を開催することとなった。
これに合わせ、子どもたちにとって生涯思い出に残る記念式典・記念事業にするために、創立150周年オリジナルロゴを作成し、このほど完成レた。
作成に当たっては、6年生児童全員に趣旨を説明し、鎌足地区や小学校の発展をイメージするデザイン画を描いてもらった。
これをもとに、デザインを専門職とする保護者やPTAが中心となってデザインを検討し、このほど完成させた。
ロゴの両側の大きな手は、鎌足の自然や地域の方々に包まれている感謝を表している。
空に舞うイチョウ混じりの桜吹雪は、150周年のお祝いの気持ちと、季節を感じられる地域であることを示している。
また、給食で地域の農作物を食べられる喜びと、みんなの仲の良さを笑顔のお米で表現している。
ロゴに含めた言葉「未来へかがやく Kamatari」には、多様な人々との関わりの中、これからもステキな鎌足小学校であり続けて欲しいという子どもたちの願いが込められている。
完成したロゴを見た6年生の男子児童の1人は「僕の描いたアイデアの一部が採用されていて嬉しい。鎌足の人たちにこのロゴを早く知ってもらいたい」と話していた。
今後は、150周年記念の様々な文書やポスター、Tシャツやポロシャツ、広報原稿等に幅広く活用し、オリジナルロゴの周知を図っていくとともに、150周年記念式典に向けた地域全体の機運を今後一層高めていくためのツールとしていきたいという。
なおロゴの色は、大きな手が緑色と黄色のグラデーション、桜の花びらはピンク、イチョウは黄色。
木更津基地とオスプレイ
オスプレイ来るな いらない住民の会講演会 講師は半田滋氏
市民団体 オスプレイ来るな いらない住民の会(会長・吉田勇悟)では「2023年度総会」と「講演会」を、今月4日(日)午後1時30分から、君津市立生涯学習交流センター・多目的ホール(同市久保)で開催する。
総会では、2022年度決算報告・監査報告のほか2023年度事業計画・収支予算等を審議する。
午後2時5分からは元防衛ジャーナリストで元東京新聞論説兼編集委員の半田滋(はんだしげる)氏(68)を講師に『変貌する自衛隊!木更津基地とオスプレイ』をテーマにした話を聞く。
問い合わせは事務局・野中晃氏℡080-5377-1475へ。
かずさマジック準決勝へ
都市対抗野球南関東大会 土壇場で底力見せる
第94回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の2次予選にあたる南関東大会は5月31日、千葉市の県総合スポーツセンター野球場などで第一代表決定トーナメントの1回戦4試合が行われ、日本製鉄かずさマジック(君津市)はテイーエステック(行田市)を6-2で破り、準決勝進出を決めた。
日本製鉄かずさマジックは土壇場で底力を見せた。
2-2の同点で迎えた9回、2死走者なしから一挙4点を奪い、初戦を突破した。
同じ千葉県勢のJFE東日本(千葉市)もオールフロンティア(埼玉県春日部市)を13-2で降し準決勝に進んだ。
準決勝は1日(木)、県野球場で行われ、日本製鉄かずさマジックは日本通運(さいたま市)と、JFE東日本はHonda(埼玉県寄居町・小川町)と対戦する。
(結果は後日掲載)
社会福祉にと
文室安治さん寄付
文室安治さんは5月26日、社会福祉事業に役立ててほしいと、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に92,000円を寄付した。