議長に鶴岡大治氏選任 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年5月18日発行

議長に鶴岡大治氏選任

臨時会で選挙、議案は全3議案承認同意
木更津市議会 副議長に石井徳亮氏

令和5年5月木更津市議会臨時会が16日、午前10時から開かれ、会議に先立ち識長・副議長の選挙が行われた。
その結果、第64代識長に鶴岡大治氏(66、つるおかだいじ)=無所属、会派・羅針盤、4期目、同市朝日、写真上=、第65代副議長に石井徳亮氏(60、いしいのりあき)=無所属、会派・自由民主クラブ、3期目、同市矢那、写真下=、が選出された。
鶴岡氏は、合併訓査特別委会副委員長、総務常任委目会副委長、総務常任委員会委員長のほか、平成25年6月6日~同26年6月5日まで副議長を担い、その後、議会運営委員会副委員長、交通政策特別委員会副委員長、市庁舎整備特別委員会委員長を務めてきた。
石井氏は、教育民生常任委員会副委員長、教育民生常任委員会委員長、議会広報委員会副委員長、市庁舎整備特別委員会副委員長を担ってきた。
今回の臨時会では、専決処分の承認を求める議案2件と、木更津市監査委員の選任1件の計3議案が上程され、いずれも承認・同意された。
承認・同意された議案は次の通り。
▽専決処分の承認(議案第35号)=岩根人道跨線橋エレベーター設置工事(建築)について、同工猖により発生した残土の土質検査をした結果、ヒ素が検出され、処分費が必要となったため、契約金額の増額を行う必要が生じた。
併せて、当初見込んでいなかった箇所に跨線橋の雨水排水管が埋設されていることが判明し、切り回し工事が必要となったため、工事請負変更契約を締結することを4月7日に専決処分したので報告し、承認を求めたもの。
同工事概要はエレベーター2基で、JR巌根駅西口と東口の鉄骨造り2階建て、延べ面積各17.16平方メートルで、契約金額を1億4696万円(消費税含む)から、1億5000万7千円(同)に増額する変更契約(304万7千円増)を、(株)佐々木工務店(代表取締役・佐々木勝之、同市木更津)と締結した。
▽専決処分の承認(議案第36号)=食費等の物価高騰に直面する低所得の子育て世帯への生活支援に係る経費について、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億4949万2千円を追加し、補正後の予算総額を540億3641万8千円とする令和5年度一般会計補正予算を4月28日に専決処分したので報告し、承認を求めたもの。
内容は、▽子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費・1億4000万円、国の施策・・・食費等の物価高騰に直面し、影響を特に受ける低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活支援を行う観点から、児童1人当たり5万円を「子育て世帯生活支援特別給付金」として給付するための経費。▽子育て世帯生活支援特別給付金給付事務費・949万2千円、国の施策。
また、木更津市監査委員には三上和俊議員が再任された。

事業所の事故防止など

渡辺元貴会長のもと、全議案可決
木更津市防災協会 定期総会を開催

木更津市防災協会(会長・渡邉元貴、会員・213事業所)の「令和5年度定期総会」が12日午後5時から、市内・木更津ワシントンホテルで開かれた。
同協会は、防火管理に必要な業務を適正に遂行するための、調査研究並びに火災予防思想の普及啓発を行い、災害の事故防止を図り、各小業所の交流発展と社会公共の福祉の増進に寄与することを目的に活動しており、事務局は木更津市消防本部予防課内に置かれている。
総会に先駆け理事会が開催され、同協会が来年度(令和6年度)設立40周年を迎えることから今年度「準備委員会」の設置などが審議され総会で承認された。
渡辺会長は挨拶で、今年度で39期、来年度は設立40周年を迎える歴史ある団体であることに敬意を表し、「諸先輩の活動を継承する中で、時代のニーズにあった活動を展開していきたい」などと力強く決意を語り、理解と協力を求めた。
総会は、「同協会顧問」の武田有君津地域振興事務所長、池田庸木更津商工会議所会頭(代理・佐伯浩一専務理事)、石井和成木更津市消防長、宮澤義夫加防災協会会長、「参与」の小熊達也東日本電信電話(株)木更津営業支店長、細野幸男木更津自動小学校理事長などを来賓に迎え、渡邉会長を議長に選出して開催された。
令和4年度事業報告・歳入歳出決算、令和5年度事業計画(案)・歳入歳出予算(案)などが審議され、全会一致で全案承認された。
席上、各事業所・組織などでの人事異動に伴う理事等の変更報告や、優良防火管理事行所、優良防火管理者等への表彰状贈呈、助成金の交付などが次のように行われた。
【表彰】
▽箆防火管理事業所=木更津社会館保育園(代表・宮崎栄樹)
▽優良防火管理者=石渡泰彦(きさらづ幼稚園園長)
【助成金交付団体】
▽文京ポプラこども会少年消防クラブ(代表・長田千花)
なお40周年記念式典の準備委員会委員等は次の通り。

鎌足桜で人と文化つなげる

5年度事業計画、カレンダー製作等も
木更津市鎌足桜保存会 定期総会を開催

木更津市指定文化財の伝説に彩られた花。
”鎌足桜”の保存・育成に力を注いでいる、木更津市鎌足桜保存会(会長・田中幸子副市長)の「令和5年度定期総会」が、4月30日(日)に木更津市立鎌足公民館で開催された。
議案は、「令和4年度事業報告」、「令和4年度決算報告及び会計監査報告」、「役員及び委員」、「令和5年度活動方針」、「令和5年度事業計画」、「令和5年度予算」の6件で全案承認された。
「広報委員会」(委員長・齊藤和利)では、鎌足桜のカレンダーの製作を行う。
令和6年カレンダーは9月に完成予定(令和5年と同じB3判1枚の1年カレンダー)。
このほかの委員会として「保護育成事業推進委員会」(委員長・保阪和幸)。
第3号議案の役員及び委員は次の通り。

緑十字金章に竹内義一氏

交通安全国民中央大会 銀章に蓮波秀雄氏

東京都内の新宿文化センターにおいて、先ごろ、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を仰ぎ「第63回交通安全国民運動中央大会」が開催された。
大会では、国歌演奏、交通事故犠牲者への黙とうに続き、川村隆全日本交通安全協会会長の挨拶の後に、秋篠宮皇嗣殿下からお言葉を賜った。
その後、緑十字金章・銀章の表彰が行われ、永年にわたる交通安全活動に功績のあった個人に、それぞれ表彰状と交通栄誉章が贈呈された。
最後に交通安全宣言を採択し、大会は終了した。
地元関係の表彰者は次の通り。
【交通栄誉章緑十字金章】
《交通安全功労者》
(千葉県からは4人)
▽竹内義一 (木更津交通安全協会会長)
【交通栄誉章緑十字銀章】
《交通安全功労者》
千葉県からは14人)
▽蓮波秀雄(君津交通安全協会)
(敬称陷)

私の罪  会社員男性(20代)

飲酒運転の代表① 飲酒運転受刑者の手記

私の犯した罪は飲酒運転、速度超過、救護義務違反、いわゆるひき逃げです。
そして、人の命を奪ってしまう殺人行為もしました。
事件当日の翌日は会社が休み、前日は給料日で色々とまとまったお金が振り込まれたということもあり、私はその週の始めから相当浮かれていて、事件当日は仲間からの飲酒の誘いに二つ返事で向かうことにしました。
私は過去にも度々飲酒運転をして帰宅していたので、この日も「飲み終わったら車を運転して仲間2人を家まで送ろう」と思い、車で向かいました。
仲間とはしご酒をした後、「乗っていく?」と2人に悪魔の囁きをしました。
今思えば、2人の人生をも破壊させる言葉でした。
しかし、当時はそんなことに気付かず、仲問は私が運転する車に乗り込み、私は大きな音量で洋楽を流しながら、車を発進させました。
そして青信号の横断歩道を通った瞬間、フロントガラスが「バンー」という大きな音とともに粉々になり、私の意識はブツッと途切れました。
やがて、同乗していた仲間に「止まれ!」「止まれ!」と連呼され、少しずつ我に返り、約400メートル進んだところで停車しました。
仲間は事故現場に戻り、警察に通報してくれました。
しかし、私はパニックになり、何もできず、ガードレールの脇に座り込みました。
どのくらい経つたか分かりませんが、やがて複数のパトカーが私を包囲していました。
「事故を起こしたのは君だね?」と警察官に聞かれ「はい」と答え、続いて、アルコール検査、歩行検査、薬物検査を受けました。
その後、警察署に連行され、手錠をはめられた時、「ああ、本当に事件を起こしたのだな」と思いました。
人の命を奪ってしまった事実から、2週間程ご飯が喉を通らず、心身ともに廃人と化していました。
その後、両親に面会で「御遺族様に謝るために今を生きろ」と言われてから、ご飯が少しずつ食ぺられるようになりました。
この件で私の仕事は丸投げの状態になり、私のお客様にも迷惑を掛けてしまい、得意先も十数件飛んでしまったそうです。
会社には父が謝りに行ってくれました。
また、実家にはマスコミが駆け付け、鳴り止まないインターホンと電話に両親も疲れ切ってしまったそうです。
私の事件のせいで兄の婚約は取り消しになり、家族にも多大な迷惑と悲しみを与えてしまいました。
裁判では、御遺族様は私が命を奪ってしまった被害者様の遺影を抱いており、「主文被告人○○を懲役3年6月とする」と裁判長が判決を下した瞬間、御遺族様全員が涙しておられ、私はただ頭を下げることしかできませんでした。
私は即日控訴権を放棄し、今は受刑生活を送っています。
本来であれば、直接頭を下げ、墓前に跪きたいのですが、御遺族様の意向により、個人情報は一切教えないとのことですので、出所した暁には、事件現場で手を合わせ、献花やお供え物をするなど、私の償いに対する姿勢を御遺族様に認めて頂けたらと思います。
今後は、被害者支援センターへの募金や交通ボランティア活動に参加したいと考えています。
私の様な愚かな人間を1人でも減らすことができれば悲しむ人も少なくなると思います。
加害者だからできる事を全力で取り組み、事件を忘れずに生きていきます。
(県警発行)

新千葉新聞

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