看護の道へ決意新たに 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年3月5日発行

看護の道へ決意新たに

きさらづ看護学院・第70回生卒業式
地域医療等の担い手 23人が巣立つ

郷土の医療現場を担う純化越しを養成する一般社団法人君津木更津医師会(会長・天野隆臣)立木更津看護学院(学校長・三枝奈芳紀)の、令和4年度「第70回生卒業式」が2日(木)、同学院3階大教室で厳粛に挙行された。
今年度の卒業生は23人(女子18人、男子5人)。
同式典は例年、君津地域4市代表、医療機関など多数の来賓や卒業生の保護者などを迎えて、学院性の門出を祝っているが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点で4年前から学院関係者のみで行われている。
今年も卒業生と在校生、医師会の天野会長、三枝奈芳紀副会長、松葉祥一副会長、今村大朗理事・同学院副校長、教職員で実施された。
式典では、国家・校歌斉唱に続き、三枝学校長から措置行政一人一人に「おめでとう」の言葉とともに卒業証書が手渡され、在校生からの花束も贈られた。
また2年間の学びの中で成績優秀・他の学院性の模範、地元の医療機関での奉職や、心身の健康管理優秀等で無欠席・無遅刻・無総体の学生への皆勤賞など、特別表彰も行われた。
三枝学校長は式辞で「まことの心をもって、謙虚に患者様と向き合えば、どんな人とも分かり合える」とエールを送り、天野会長も、患者様の一番身近な、頼れる存在としての成長を期待し、祝辞を述べた。
続いて祝電疲労が行われ、渡辺芳邦木更津市長、石井宏子君津市長、高橋恭市富津市長、県医師会会長、市内外多くの医療関係者などからのお祝いの言葉が紹介された。
在校生代表の山中絵麻さん(1年生)は、「先輩たちが仲間同士で切磋琢磨する姿に教えられた。私たちも先輩を見習い仲間を大切にして頑張っていく」などと決意を込めて送辞。
卒業生代表の山下美和さんは、「家族、先生方、仲間に支えられて卒業できる。実習では患者様が退院される時が一番うれしかった。これからも探求心をもって努力を惜しまず、学びを深めていく」と誓い、感謝と同学院の益々の発展を祈念して答辞を行った。
最後に卒業生は、同学院の音楽講師・武田まゆみさんの演奏で『旅立ちの日に』と『糸』を、謝恩の意を込めて斉唱、新たな旅立ちを期し、式典を締めくくった。
卒業生から学院への記念品贈呈では、「空気清浄機」が贈られた。
同学院は、昭和15年創立の伝統ある准看護師養成校で、これまで3000人近くの純化越しを輩出しており、地域医療の担い手として重要な役割を担っている。
同式典で天野会長・三枝校長は共に「学院生たちが夢の実現に向け、学びに集中できる環境を作っていく」などと話していた。
褒賞者は次の通り。

地元5校6学科で2次募集

県教育委員会 公立高校で定員割れ

県内では3日、公立高校入試の合格発表が行われ、全日制で28717人、定時制で764人が合格した。
同日、県教育委員会は、合格者が募集定員に満たなかった公立高校で2次募集を行うと発表した。
定員割れとなったのは、全日制が56校89学科、定時制は14校14学科。
二次募集の願書受け付けは、8日(水)午前9時から午後4時まで。
志願変更は9日(木)午後4時30分まで可能。
試験は13日(月)、合格発表は15日(水)午前9時、各校の掲示板などに掲載される。
君津地域では前7亜耕・11学科のうち二次募集を行うのは、全一世が君津普通科、同園芸科、天羽普通科、君津商業商業科・情報処理科、木更津東普通科、君津青葉総合学科-の5校6学科。
定時制は木更津東普通科の1校1学科。
地元校の二次募集人数は次の通り。
◎全日制
▽天羽普通科=73人
▽君津商業商業科・情報処理科=16人
▽木更津東普通科=1人
▽君津普通科=16人
▽君津園芸科=7人
▽君津青葉総合学科=43人
◎定時制
▽木更津東普通科=22人
3日に発表された、定員に達している地元高校(全日制)の合格者は次の通り。
▽木更津普通科・定員280人、受験者346人、合格者280人
▽木更津理数科・定員40人、受験者47人、合格者40人
▽袖ケ浦普通科・定員240人、受験者248人、合格者240人
▽袖ケ浦情報コミュニケーション科・定員40人、受験者41人、合格者40人
▽木更津東家政科・定員40人、受験者40人、合格者40人。

関東1日夜に「春一番」

気象庁が発表 昨年よりも4日早い

気象庁は2日、関東地方で1日夜に「春一番」が吹いたと発表した。
昨年よりも4日早い。
春一番は、立春から春分の間に南から吹く強風。
気象庁によると、関東は1日、暖かな陽気となり、南部を中心に風も強まった。
千葉市で16.5メートル、横浜市で16.4メートル、東京都心で15.5メートルの最大風速を記録していた。

6部門で16人が入賞

月例王将位争奪戦 園児~一般まで対局

日本将棋連盟将棋普及会ちば支部(支部長。石原光明)主催、「月例王将位争奪戦」が、2月26日(日)、木更津市の金田地域交流センターで開かれた。
幼稚園児及び小学生、一般など多数が参加。
Aクラスから入門クラスまでの6部門で競い、16人が入賞した。
3位までの入賞者には賞品、入賞者以外の全員に参加賞が贈られた。
結果は次の通り。

7日間の感染者計162人

新型コロナウイルス地元3市は減少傾向

木更津市、君津市、富津市における、新型コロナウイルスの直近7日間(2月24にち~3月2日)の感染者数が3日に発表された。
合計で162人。
木更津市は80人で前回から56人減、君津市が70人で前回と同じ、富津市は12人で前回から10人減少した。
各氏の直近1週間の感染者状況は次の通り。
①医療機関等で診断 ②陽性者登録センターに登録 ③入院した人 ④自宅・ホテル療養者(推計)
【木更津市】
◎感染者数・80人
▽内訳 ①72人 ②8人
▽療養状況 ③3人 ④77人
【君津市】
◎感染者数・70人
▽内訳 ①63人 ②7人
▽療養状況 ③10人 ④6人
【富津市】
◎感染者数・12人
▽内訳 ①11人 ②1人
▽療養状況 ③1人 ④11人

県内351人

3日コロナ君津医療機関で集団感染

県内では3日、新たに351人が感染し、7人が死亡した。
新規クラスター(感染者集団)は3件確認され、君津市内の医療機関で従事者4人、利用者燈15人の計19人が感染した。

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