春季全国火災予防運動 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年3月1日発行

春季全国火災予防運動

『お出かけは マスク戸締り 火の用心』
3月1日から 地元4市の取り組み

『お出かけは マスク戸締り 火の用心』を統一標語に、「令和5年春季全国火災予防運動」が3月1日~7日までの7日間全国一斉に展開される。
この運動は、火災の発生しやすい時期を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としている。
重点目標は、
①住宅防火対策の推進
②乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進
③木造飲食店等が密集する地域に対する防火指導の推進
④放火火災防止対策の推進
⑤特定防火対象物等における防火安全対策の徹底
⑥製品火災の発生防止に向けた取り組みの推進
⑦多数のものが集合する催しに対する火災予防指導等の徹底
⑧林野火災予防対策の推進
地元の君津地域4市でも、小学生の書いた「防火ポスター」の展示や、入賞者の表彰式等を行うほか、立て看板やのぼり旗、横断幕等を掲げ市民に周知するとともに、防火意識の向上を図る。
各氏の取り組みは次の通り。
【木更津市】
◎防火ポスター展
▽3月1日(水)~7日(火)、午前10時~午後5時まで、イオンモール木更津2階、イオンホールで。
ひょしょう式は3月5日11時から、展示会場イオンホールで。
特別賞の25人に表彰状を授与する。
◎消防広場(雨天中止)
▽3月5日(日)午前10時から、イオンモール木更津東側、バス待機所で、消防車両の展示や火災予防啓発品の配布などを行う。
【君津市】
◎街頭指導・啓蒙活動
▽令和3年中に全国で発生した火災の出火原因は、たばこ・たき火・こんろ・放火・火入れなどが上位を占めていることから、同運動の趣旨に沿い、火災予防士気の向上に努める。
【富津市】
◎防火ポスター展
▽鋸山美術館(既報・実施済み)
▽2月24日(金)~3月7日(火)まで、イオンモール富津1階、特別賞及び入賞作品43点を展示。
表彰式は3月5日(日)午後2時から展示会場で。
【袖ケ浦市】
◎1日消防長・署長
▽3月2日(木)午前8時30分~長浦小学校で。
児童代表が1日消防長・署長を務め、全校児童による避難訓練・消火訓練を実施するほか、児童代表5人が消防隊員となっての放水訓練、教職員・児童による消火器取り扱い訓練などを行う。
◎1人暮らし高齢者宅防火診断
▽3月7日(火)午前9時~午後3時。
1人暮らしの高齢者宅を訪問し、暖房器具や調理器具等の使用状況を確認し、火災予防のアドバイスを行う。
◎令和4年度防火ポスター展入賞作品の展示
▽3月1日~7日。
市民会館(昭和小、奈良輪小、根形小)、長浦公民館(長浦小、蔵波小)、平川公民館(中川小、平岡小)
◎JR袖ケ浦駅及び長浦駅に設置されている『市政情報ミニター』で火災予防の啓発。

講演会と研修旅行を実施

西上総文化会 参加希望者を募る

西上総文化会(会長・八田英之)では、今月(3月)、2023年はツボ講演会と研修旅行(歴史散歩)を実施するにあたり、参加者を募集している(会員でなくても可)。
「後援会」は18日(土)午後1時30分から(1時開場)、木更津市立図書館の2階大会議室で開く。
演題は『伊能忠敬の房総測量~西上総を中心に~(仮題)』。
講師は實形裕介氏(千葉県文書館県史古文書課・木更津市史編集委員会副委員長)。
「研修旅行」は26日(日)午前8時、同図書館集合・出発。
「西上総の幕末・維新」所縁の地を訪ねる。
案内人は栗原克榮会員。
いずれも10日(金)締め切り。
申し込み・問い合わせは事務局・川俣さんへ(TEL・FAX0438‐37‐1877)。

県内204人

27日のコロナ感染

県内で27日(月)新たに204人が新型コロナウイルスに感染し、7人が死亡したと発表された。
感染者数は前週の月曜日から46人減少した。
累計感染者数は145万2835人。
新規クラスター(感染者集団)は3件確認され、君津地域では袖ケ浦市内の障害者施設で5人が感染した。

フェーズ1に

コロナの病床確保

県は同日、新型コロナ対応の病床確保のフェーズを、きょう3月1日より、県全域で現状の「2A」から4段階で最も低い「1」に引き下げると発表した。
県全域が「1」になるのは昨年11月以来。
確保病床数は335床減の1090床になる。

4日避難訓練

木更津市の中央地区

木更津市の令和4年度中央地区まちづくり協議会主催の「中央地区避難訓練」が、今月4日(土)午前9時30分~11時まで行われる。
午前9時20分に外房沖で大地震が発生-との想定で、家族みんなで避難しようと、目指す避難所まで徒歩で10時30分までにたどり着くことを目指す。
避難所は木更津第一小学校、木更津東高校、西清小学校。
雨天中止。

まちづくり協議会など

木更津市議会 今日とあす個人質問

「木更津市議会定例会」の一般質問は初日の2月28日に代表質問が終了、きょう1日(水)と最終日の2日(木)は個人質問が行われる。
質問内容は次の通り。
【1日】
◎高橋てる子議員
▽予算編成
①予算補正
②当初予算編成
③人件費
▽地域自治体の拠点となる公共施設の管理運営
①公民館、地域交流センター、市民活動支援センター
②まちづくり協議会
③複合施設(計画が予定されている複合施設の管理運営)
◎竹内伸江議員
▽消防行政
①救急出動(新しい住宅地の救急出動、受胎する金田地区への救急出動、ほか)
②防火対策(災害弱者への防火対策、ほか)
③消防団(消防団の現状、ほか)
④消防職員の教育(女性消防職員の活躍推進、ほか)
◎石井徳亮議員
▽道路行政
①歩行者の安心・安全(歩道の現状、今後の整備)
②市道認定(市道認定の要件、要件の見直し)
◎鈴木秀子議員
▽新型コロナウイルス感染症対策
▽オスプレイ問題
▽国民健康保険の保険税の引下げ・滞納
▽子育て支援
▽教育問題
▽公共交通の充実
▽木更津飛行場周辺まちづくり事業
▽木更津看護学院のパワハラ問題
◎座親政彦議員
▽市民サービスの充実と活性化施策
①マイナンバーカード、電子地域通貨「アクアコイン」
▽福祉行政
①2025年問題(「木更津市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画」の進捗状況、今後の本市の対応)
【2日】
◎田中紀子議員
▽業務委託先の選び方を検証
①市民交流プラザ整備基本計画及び基本設計の業務委託
②受託候補者決定に至るまでの過程、ほか
▽子どもにとっても、保育士にとってもよりよい保育環境
①虐待を未然に防ぐ施策、ほか
◎堀切俊一議員
▽令和5年度施政方針
①基地政策
②がん検診の受診率向上
③災害に強いまちづくり
④学校教育の充実
⑤体育施設
⑥公共交通
⑦オーガニックなまちづくり
⑧協働によりまちづくり
⑨行政の業務効率化
(終)

新千葉新聞

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