【海苔オーナー制度を進化「海に関わりたい人」と「漁師」をつなぐ『NorinetClubノリネットクラブ』スタート
- 2022/7/5
- 楽しむ・スポーツ
木更津の「足海体験」「網一本分の海苔」で会員と繋がります。
漁師の後継者不足解消を進める「遠浅浜水産経済研究会」木更津市金田は新サービス「NorinetClub」がスタートします。
NorinetClubは「収穫減少と収入減に悩む海苔漁師」と「地域や漁業に興味のある若者・家族」をマッチングすることで、漁業の地域課題を解決する新たな取り組みです。
ちば海苔網サポート会員となると
- 「会員限定の遠浅浜を歩く特別な経験ができる」
- 「入浜登録証キャップがもらえる」
- 「海苔摘み体験が事前予約でいつでも可能」
という特典が得られます。
さらにプレミアム会員、スタンダード会員になると
- 「摘み取った「生」海苔その場で持ち帰り可能」
- 「網一本分(1.5m×20m)の年間収穫量の焼き海苔B5サイズが約1000枚、生育で多少前後)がもらえる」等
さらにお得です。
第1回海に関わりたい人と漁師をつなぐ「NorinetClub」オーナー・関係者向け説明会
日時
7月9日(土)13時~13時45分
場所
木更津市金田地域交流センターきさてらす
(千葉県木更津市金田東6-11-1)<駐車場あり>
※事前予約制です。
※ご参加先着250名様に焼き海苔プレゼント(1袋B5サイズ10枚入)
2回目以降の説明会
8月13日(土)
13時~13時45分
開催場所:木更津市金田地域交流センター きさてらす
9月3日(土)
13時~13時45分
開催場所:木更津市金田地域交流センター きさてらす
※10月以降も開催予定
【NorinetClubとは?】
NorinetClubでは「東京湾の海を知る体験」を【海苔漁】を通じて提供しています。
海苔漁は種付け作業から収穫まで年間を通じて海と関わるため、参加することで季節により変化する海と生物との関係性を体感し、元々の知識に加え経験が合わせられることでお子さんにとっては「生きた知識」となり、大人にとってもこれからの人生の「知識の基準点」の一つとなります。
また、プレミアム会員とスタンダード会員では焼き海苔がB5用紙サイズで年間約1000枚特典としてプレゼントされます。「食」も大事な体験の一つですので、会費はNorinetClubの運営費用として活用されながらプレゼントされる焼き海苔はより多くの人に【東京湾の海苔】を知っていただくきっかけになればと思います。
【参加申込】
NorinetClubのWEBサイト、LINEからお申込みください。
→ LINE
<選べる4つのプラン>
NorinetClub年間パスポート【プレミアム】60,000円税込
- 入会金(2,500円)無料特典
- 体験中の駐車料金無料
- 海苔漁見学乗船料(5,000円日)無料
- 海苔漁陸上作業着セット(11,000円相当)無料
- 海苔漁見学体験の優先乗船
- 海苔網1枚分(20メートル×1.5メートル)の年間収穫分以上相当(B5用紙サイズで約1000枚)の焼き海苔プレゼント
- 摘み取った「生」海苔その場で持ち帰り可能
NorinetClub年間パスポート【スタンダード】50,000円税込
- 入会金(2,500円)無料特典
- 体験中の駐車料金無料
- 海苔漁見学乗船料(5,000円日)無料
- 海苔漁見学体験の優先乗船
- 海苔網海苔網11枚分(枚分(20メートル×1.5メートル)の年間収穫分以上相当(B5用紙サイズで約用紙サイズで約1000枚)の焼き海苔プレゼント
- 摘み取った「生」海苔その場で持ち帰り可能
NorinetClub年間パスポート【ライト】12,000円円税込
- 入会金(入会金2,500円)無料特典
- 体験中の駐車料金無料
- 海苔漁陸上作業着セット(海苔漁陸上作業着セット(11,000円相当)無料
NorinetClub年間パスポート【エコノミー】2,500円円税込
- 入会金(入会金2,500円)無料特典
- 体験中の駐車料金無料
開催予定漁港
金田漁港
(木更津市中島)
楽しみながら「知る」体験をみんなのために
NorinetClub主催代表石川金衛
東京湾がいつまでも
自然豊かな海であってほしい。
そのために自分達で出来ることはなんだろう?
自分自身幼い頃からこの海を見て育ち、この海で仕事をし、そして愛する人と結婚し、家族となり、子供を育て、その子供もまた今ではこの海を見ながら成長しています。
山を見て暮らす人たちにとっての「山」も同じようなものでしょう。
「海」はその「山」からの「水」で生き、その流れはやがて循環し「山」へと還り私たちはその自然の循環の中で生活しています。
どちらも「かけがえのない場所」です。
それは都市部に暮らしていても「人」にとって大事な場所です。
現役漁師の目線で「海」で起こっていることを毎日実感しています。
昔よりはきれいになったけど、生物の多様性は少しづつ失われていると感じます。
何によって?というのは複雑すぎて全体像は私たちにはわかりません、けれど「それを解決するために、まずは最初の小さなきっかけでもいいから何かを始めよう」こんな発想から今自分達にできることをと「NorinetClub」(ノリネットクラブ)をスタートさせました。
私たちの海苔を育てる仕事を通して「海」のことを知ってもらうことで、「山」とのつながりを考えたり、人と自然との関わり方を楽しみながら体験してもらえたら、次の時代の子供たちにも何か大事なものを渡すことができると考え始めました。
もちろん大人にとっても楽しい「きっかけ」を。
NorinetClubの体験活動では深い水深でおこなう【ベタ漁場】ではなく、60年前におこなわれていた浅い水深での【支柱柵漁場】を復活させ、海苔網を張っています。
理由は、最近の経験から、昔ながらの岸辺に近い場所での海苔の育成がより良い海苔が取れたこと、生物の関わりがより身近に感じられることです。
潮の満ち引きで遠浅になる海に海苔網を設置すると、海苔が海中と空中を行き来することで風味が違い江戸前本来の海苔となります。
昔は東京湾に広大にあった遠浅の浜も経済発展と共に埋め立てられ、現在では木更津周辺の浜が一番広いエリアとなります。
潮干狩りで有名なエリアとしても知られています。
場所は東京湾を渡るアクアライン千葉県側の近くです。
都内から車で30分ほどです。
この地域は古くから海苔の養殖が盛んに行われていて、現在でも「木更津産の海苔」は全国的に高級品として取り扱いされています。
しかし、以前は数百名いた海苔漁師も今では数十名となり、数十年後には東京湾の海苔養殖も絶滅の危機が訪れるかもしれません。
江戸前の海苔を多くの人に知ってもらうことで産業としての危機も回避できるかも、そんな希望も込めて次の世代につなげる活動をしもらうことで産業としての危機も回避できるかも、そんな希望も込めて次の世代につなげる活動をしていきたいと考えます。
NorinetClubでは会員だけでなく「海苔漁師」も募集しています。
漁師の皆さん、収穫減少と収入減に悩んだまま廃業をせず、「海」のことを知ってもらうことで生き残っていきませんか
主催
遠浅浜水産経済研究会「NorinetClub」