災害への対応能力強化図る 他【新千葉新聞】
- 2022/6/8
- ニュース
新千葉新聞2022年6月8日発行
災害への対応能力強化図る
防災備蓄倉庫内の資機材使用訓練も
君津地域振興事務所 君津地域防災連絡会議
君津地域振興事務所(所長・井上宣之、木更津市貝渕)主催、令和4年度「君津地域防災備蓄倉庫資機材使用訓練及び君津地域防災連絡会議」が、6日、同事務所で開かれた。
近年激甚化する傾向にある災害に備え、本格的な出水期を迎えることに伴い、2019年の房総半島台風(台風15号)等の大規模被害発生などを想定して、同事務所では、非常時における市・県の相互連携を一層深め、災害への対応力強化を目的に、初めて開催したもの。
同訓練には、管内の木更津・君津・富津・袖ケ浦市各市の防災担当課職員、同事務所職員など20人が参加した。
実施に先駆け、井上所長は、「昨年の熱海市での土砂災害をはじめ、君津地域でも今後も大きな災害が予測される。県と地元自治体とが顔の見える関係を築き、いつでも迅速に対応できる体制をより確実に整えたい」などと挨拶、多くの参加に感謝した。
訓練では参加者が2班に分かれ、同事務所防災備蓄倉庫内の「備蓄品の見学・確認」、「資機材使用訓練(自家発電機による投光器使用、簡易トイレ組み立て作業)」などと行った。
続き「防災連絡会議」では、「広域的に使用するものを公平に配布できるように準備してほしい」「保存水は使い勝手の良い500ミリリットルがよい」等々、現場を知る市職員などからの気付きや、国・県・市の連携強化委の重要性も再確認され、活発な意見交換が行われた。
君津地域振興事務所では次年度以降も定期的に同訓練や会議などを開催、地域住民の安心・安全確保などに務めたいとしている。
みんなで食べるとおいしいね
木更津市内子ども食堂 馬来田ぷらす誕生
木更津市内で10か所目となる子ども食堂「馬来田ぷらす」(代表・金井珠美)が、5月31日に誕生した。
木更津市では2017年(平成29年)に、「木更津波岡子ども食堂」など3か所が発足し、その後も市内各地域に広がり、学習支援を行う形や、予約制、高齢者と子どもが一緒に食事をする形など、地域の実情に合わせ、様々なコンセプトで実施されている。
「馬来田ぷらす」は、~あたたかいつながりが実感咳る社会が続くように、やさしい社会になるように~との願いを込め、合言葉は「みんなで食べるとおいしいね!」。
喫茶店のオープンテラスを利用し、感染対策を講じて実施。
初回のメニューはカレーライスとサラダなど。
地域の農家や篤志家による米・野菜・果物などの寄贈によるもので、1人くらしの高齢者にも好評で、子どもたちはおかわりもするなど盛況だった。
金井代表は、「子ども食堂という名前にとらわれず、地域の幅広い年代の交流の場にしていきたい」と抱負を語り、地域の人々の理解と協力に感謝した。
「馬来田ぷらす」では、子ども食堂で使用する米・野菜などの食材の提供や、ボランティアスタッフなどを随時募集している。
子ども食堂「馬来田ぷらす」は、毎月最終火曜日午後5時30分~7時まで(無くなり次第終了)。
毎回40食限定。
参加費は大人300円、子ども100円。
小学生以下は大人の人と一緒に来て欲しいという。
場所は、木更津市真里谷49、喫茶店カフェ ハンノ木。
次回は6月28日(火)、7月26日(火)開催。
問い合わせは金井代表TEL080-9394-8739。
空手道は全国3位に
相撲部、軟式野球部の好成績を発表
拓大紅陵高校 男子・女子共に活躍
拓殖大学紅陵高校は、今年4月以降に行われたスポーツの大会(県大会以上)で活躍した、空手道部、相撲部、軟式野球部の成績を次の通り発表した。(一部既報)
【空手道部】
《第41回全国高等学校空手道選抜大会》(4月21日~24日、全日本空手道会館)
◎男子
▽団体形・3位
◎女子
▽団体組手・ベスト16
《関東高等学校空手道大会・千葉県予選》(5月14日~15日、千葉県武道館)
◎男子
▽団体形・優勝
▽団体組手・準優勝
▽個人形・優勝=黄木勇人
▽個人形・準優勝=小笠原漸
▽個人形・4位=山下洸太
◎女子
▽団体形・優勝
▽団体組手・優勝
▽個人形・4位=木津美咲
▽個人組手・準優勝=上川希海
▽個人組手・3位=木津美咲
▽個人組手・4位=奥野結絆
【相撲部】
《全国高等画工相撲選抜大会》(4月19日~20日、高知県春野運動場)
◎団体戦・ベスト32
◎個人戦
▽85キロ未満級・3位=斉藤楱
▽100キロ未満級・ベスト16=成川力哉
《関東高等学校相撲大会・千葉県予選》(4月30日、袖ケ浦高校相撲場)
◎団体戦・優勝
◎個人戦
▽65キロ未満級・優勝=佐々木真篤
▽85キロ未満級・優勝=斉藤楱
▽115キロ未満級・2位=馳川魁人
▽115キロ未満級・3位=成川力哉
▽115キロ未満級・3位=関本秀二
▽無差別級・優勝=小原楓太
▽無差別級・2位=安藤珠璃
▽無差別級・3位=西島愁来
4市10人は2回目最小
県6日発表コロナ感染 県内は267人
県によると、君津地域で6日(月)、新型コロナウイルスの新規感染者が君津市で4人、袖ケ浦市3人、キアラ図師2人、富津市1人、4市計10人確認された。
1週間前の月曜日・5月30日(木・4人、君・3人、富・1人、袖・2人、地域総数・10人)と比較すると、木更津市が2人減、君津市1人増、富津市同じ、袖ケ浦市1人増、地域総数は同じで最少。
6日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が8539人、君津市4349人、富津市2014人、袖ケ浦市4240人に。
千葉県内では同日、267人の感染が新たに判明した。
300人を下回るのは1月11日(252人)以来。
14か連続で前週の同じ曜日を下回った。
死者の発表はなかった。
オスプレイ問題など質す
木更津市議会6月定例会 一般質問の要旨③
木更津市議会定例会委は7日から10日(金)まで一般質問(個人質問)が行われている。
質問概要の続きは次の通り。
【9日】
◎永原利浩議員
▽安全・安心対策(ゼブラストップの定着化のために、速度を落とさせるために、他)
▽コロナ自宅待機者へのプッシュ式による食糧支援実現に向けて(現状の確認、プッシュ方式が出来ない理由)
▽側溝の環境改善(下水道の入っていない地区における<側溝の衛生管理義務は誰にあるのか、他>)
◎堀切俊一議員
▽学校教育(給食無償化、特別教室へのエアコン設置)
▽木更津市の行政(部長職への女性職員の登用<4年間にわたり、1人もいない理由は何か>、市民アンケート、木更津市の有事への対策、「木更津市地区担当職員制度」)
▽木更津飛行場周辺まちづくり基本構想(実現の見通し)
◎大村富良議員
▽基地対策(オスプレイの騒音問題<騒音測定の内容、騒音測定の結果、低周波音の測定結果、騒音に関係する苦情>、陸上自衛隊オスプレイの飛行訓練<飛行ルートと飛行回数、場周高度、ルート対策>)
▽金田地区の交通対策(指導101-2号線の安全対策<指導101-2号線の交通量、信号機設置に無kてての進め方、他>)
◎神蔵五月議員
▽多文化共生社会の推進(外国人市民の暮らし、日本語教育)
▽人権擁護の推進(無戸籍<市の現状、行政サービスの提供、他>)
▽子供を育む環境づくり(ヤングケアラー支援<早期把握、学校の相談体制、ほか>、中学校の部活動<部活動の現状、部活動の指導者、部活動の地域移行>)
◎國吉俊夫議員
▽本市の市民活動へのスクラム供花(町内会組織とその活動等<その課題、活動維持に対するアドバイス、未加入者への情報発信、子ども会の減少化、災害時に対する方向性、高齢化への対応>)
(続)