「子ども広場」オープン 他【新千葉新聞】
- 2022/3/24
- ニュース
新千葉新聞2022年3月24日発行
「子ども広場」オープン
重城明男氏が土地を無償提供して開所
木更津市の本郷1丁目 町内会等が中心に
春の穏やかな晴天に恵まれた20日(日)、正午から、木更津市の本郷1丁目町内会の待ちに待ったてづくり「子供広場」がオープンした。
同地区は新築住宅が増加傾向にあり、それに伴い、子供たちの先ずも増加し、町内会から子供の遊び場、そして集う場所の設置の要望が寄せられ、実現に向け努力してきた。
今回、本郷1丁目町内会(会長・小林武雄)と、65歳以上の有志でつくられた町内会活動支援を目的としたプラチナ会(会長・石井勇)とが中心となり、かつて自分たちの子供時代、広い空き地で自由に楽しく遊んだ体験を再現できるような子供広場の実現に向け、候補地を探し求めてきた。
そこへ、近隣地区に住む重城明男氏(金田クリニック重城医院長、社会福祉法人梅香会理事長)から、地震の住居敷地であった土地(本郷2丁目2736‐1)、436平方メートルを無償提供してくれることになり、この日の「子供広場」開園の運びとなった。
開園式には子供たちと保護者など約40人が集まり、重城明男氏や地元の重城正義木更津市議会議長、青木健高柳地区連合町内会会長等が出席し、祝辞を述べた。
また同地区・高柳の開学した郷学「至徳堂」の歴史を子供たちに伝えようとする「至徳堂を知る会」の会員・吉川敏孝氏が紙芝居『至徳堂』を披露した。
式典の後、子供たちは蕾が膨らむ桜の下でバーベキューを行い、楽しい1日を満喫した。
同会ではこのような活動が、SDGsで未来を担う子供たちへのメッセージとして伝わることを祈念している。
この子供広場は、町内会と、仮称「本郷1丁目子供会」で運用される。
広場の利用方法は、特定の遊具はおかず、子供たちによる子供たちの広場として活用される。
本郷1丁目プラチナ会は、本郷1丁目に在住する65歳以上の有志で平成30年10月14日に組織され、町内会と霊畏敬しながら、親睦と健康増進活動の推進、甚大な災害時の自助共助のための連絡網整備や、備蓄倉庫設置等を行うことを目的に活動している。
基礎・基本の定着図る
令和3年度第2階算数・数学検定合格者
木更津市教委 小中学校で認定証交付
木更津市教育委員会主催「令和3年度第2階算数・数学検定」は2月8日に各小中学校で行われた。
同検定の合格者への認定証交付式が3月2日から学校ごとに実施された。
この事業は、子供たちの算数・数学に対する興味・関心を高め、学習意欲を喚起するとともに、基礎・基本の一層の定着を図ることを狙いに、平成17年度から開始され、今年で17年目、検定の回数では今回は32回目。
今回の受験者数は小中併せて6310人、合格者は4020人で、合格率は63.7%。
市内の学校を代表して八幡台小学校(校長・稲村由則)と南清小学校(校長・小倉敏幸)を、木更津市まなび支援センターの内海雅彦所長が訪問して児童代表に認定証を交付した。
八幡台小学校では3級(中学2年生終了程度)に合格した6年生の浅見琉人さんと宮川桃加さんに、南清小学校では4級(中学1年生終了程度)に合格した6年生・中山智貴さん。
3人はそれぞれに、「ほっとした。いままでやってきた努力が実った(浅見さん)」「合格するためにずーっと努力してきて結果につながってうれしい(宮川さん)」「クラスや学年みんなで頑張ってきてよかった(中山さん)」などと喜びを語り、勉強法では過去の問題や、中2ドリル、中1教科書を使ったという。
始動した先生方も両校長も、「児童や保護者にとっても、重要視できるもの。他市かな学力育成の力になっている」などと同取り組みを高く評価している。
地元4市計54人が感染
県22日発表コロナ 富津市職員2人感染
県によると、君津地域で22日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で24人、袖ケ浦市11人、君津市10人、富津市9人、地域総数で54人確認された。
1週間前の15日(木・75人、君・48人、富・14人、袖・34人、地域総数・171人)と比べると、各市、地域総数のすべてで減少した。
富津市は22日、市職員のコロナ感染者2人(市内40歳代女性、市外30歳代女性)を確認したと発表した。
同日の4市の累積感染者数は、木更津市が5814人、君津市3013人、富津市1417人、袖ケ浦市2557人に、
千葉県内では同日、1147人の感染と2人の死亡が新たに判明した。
感染者数は1週間前の15日(2707人)から1560人減り、17日連続で前週の同じ曜日を下回った。
感染者数の1000人台は2日連続。
新規クラスター(感染者集団)は柏市で2件確認された。
木更津署長に渡邊優氏
県警の人事異動 君津所長に鳥海恭敬氏
県警は22日付で、春の定期人事異動を発令した。
同日付けの移動いぼは1900人程度。
選考して7日に発令された異動などを含め、全体では2700人規模となる。
警察署全39署のうち32署で署長が交代。
君津地域3署は、木更津署長に渡邊優氏、君津所長に鳥海恭敬氏=共に県警本部から=が就任した。
宮下雅美氏(木更津署長)、と濱脇潤一氏(君津署長)は勇退。
異動は次の通り。