みなとの新しい顔誕生 他【新千葉新聞】
- 2022/3/23
- ニュース
新千葉新聞2022年3月23日発行
みなとの新しい顔誕生
鳥居崎海浜公園 リニューアルオープン
木更津市の鳥居崎海浜公園内の商業施設が完成し、18日(金)午後2時から、同噴水広場でリニューアル・オープンセレモニーが開催された。
真冬を思わせる冷たい雨だ降りしきる中の式典ながら、オープンを待ちわびた市民などが多数来場し、みなとまちの新しい顔の誕生を祝した。
式典には、同施設を施工した大和リース(株)及び関連企業、出店業者代表、木更津市幹部職員など関係者20人余りが参列。
森内潤一大和リース(株)取締役常務執行役員、松本信夫(株)キミツ鐡工建設代表取締役、谷中淑浩谷中造園土木(株)代表取締役、渡辺芳邦市長、重城正義市議会議長がテープカットを行い、オープンを祝した。
席上、渡辺市長は、平成26年度の総合計画からスタートした『まちの活力をけん引できる拠点づくり』を目指す同事業にふれ「多大な支援・協力で本日オープン出来、感無量です。この場を木更津市の豊かさや、行政と民間のコラボレーションを感じ・表現する場にしたい。今後も木更津市のまちなか活性化の施策を展開していく。今日はその第一歩!」と今後も、更なる理解と協力を願い御礼の挨拶を行った。
森内常務は、コロナ禍などで工事が1年遅れたことを謝罪し、無事竣工できたことに感謝して、「海辺があるこの講演を食を中心にした賑わい創出、後援利用者の利便性向上などを目指し今後も成長させていきたい」などと挨拶。
松本社長は木更津の港の歴史などを紹介し、「この新しい施設の建設に地元の業者が多くかかわることが出来、感謝したい」などと挨拶した。
式典終了後、同施設のオープンを記念して、大和リース(株)千葉支店・柏昌明支店長から木更津市に「リチウムイオンの蓄電器」が贈呈された。
来店者は、「大好きな海を見ながら美味しい食事ができるなんて幸せ。また来ます」、「ここを拠点ににぎやかになるといいですね」などと期待を込めてオープンを祝った。
鳥居崎海浜公園の事業費は
▽特定公園施設の整備、4億3800万円(園路、広場、駐車場など)、この内訳は民間負担が約55%の2億4000万円、公共負担(国の社会資本整備総合給付金、官民連携賑わい拠点創出事業活用)が約45%の1億9800万円となっている。
渡辺市長が無投票3選
無所属で自民、公明、連合千葉推選
木更津市長選 前回に続く無投票
任期満了(3月30日)に伴う木更津市長選挙は20日(日)告示されたが、立候補者は現職の渡辺芳邦氏(57)(無所属=自民、公明、連合千葉推選)の他に届け出はなく、2回連続無投票当選で「3選」を決めた。
渡辺よしくに講演会(会長・池田庸
)事務所(潮見)では午後5時30分から「選挙報告会」を実施、水仙を受けた自由民主党の浜田靖一衆議院議員、木更津市議会公明党(渡辺厚子幹事長)、連合千葉南総地域協議会(寺田陽一議長)、君津・富津・袖ケ浦市長、県議・市議・支持者代表など多数が参集した。
加藤智生選挙対策委員長が「無投票当選」を報告し、同委員長の発生で「万歳三唱」を行い、喜びを分かち合った。
続いて候補者の母校¥木更津高校を卒業し、18歳選挙権を得たばかりの近藤理子さん(⑱)が花束贈呈を行った。
同講演会ではコロナ禍の折、告示当日の午前10時から後援会事務所で関係者のみで出発式を行い、選挙カーは使用せず、候補者・支援者とが4台の自転車で各世紀を使用しながら市内を遊説、《次代へつなぐ》をキャッチフレーズに立候補告知と支持拡大を訴えた。
池田会長は、「2期連続無投票当選は現職の活動を高く評価してもらったものと確信する。これまで以上に木更津市発展のために働いてもらいたい。それには皆さんの協力なくしては進まない」などと一層の支援を願い、感謝の挨拶を行った。
多数の来賓を代表して浜田衆議院議員は、「現職の2期8年の間に木更津市は素晴らしい発展を遂げ、多くの力を持つ師であることも確認された。この流れを止めることなく、当選はゴールではない。今日が更なる発展への第一歩」とエールを送った。
公明党・連合千葉代表も「益々パワーアップした木更津へ」「働く者を守る木更津へ」などと期待を込めて無投票当選を祝った。
これに応え渡辺氏は、多くの団体からの応援に深く感謝し、長引くコロナ禍や世界情勢の不安に触れながら、「無投票当選・3期目を任せてもらったことに大変緊張し、責任を感じている。先ず近隣市と共に、この地域の価値を高めていくこと。3期目の公約として人と自然が調和した持続可能なまちづくり、農業の推進(任期中に学校給食米をオーガニック米100%たっせい)、市庁舎などの公共施設の整備、暮らしの豊かさの追求などを進める」などと力強く挨拶した。
なお、渡辺市長は告示日の20日のみ職務代理を置き、無投票当選だったことから翌21日からは通常通り、市長業務を行った。
このあと、当選証書付与式は3月28日(月)午後1時30分から、3期目の初登頂は、3月31日(木)午前8時20分頃、ともに駅前庁舎で行われる予定。
略歴は次の通り。
▽渡辺芳邦市長(57、長須賀)=当選3回、無所属・現。
木更津3中、木更津高校、日本大学理工学部建築学科卒
元建材販売会社社長、元県議当選3回(自民党県青年部長など歴任)、かずさ青年会議所第33代理事長など要職多数。
シュミはゴルフ、トライアスロン、旅行など。
木更津総合接戦ものにす
選抜高校野球大会 次回は金光大阪と
「第94回選抜高校野球大会」が天候不調のため19日に順延して、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。
新型コロナ感染症対策のため、開会式は大会当日に試合がある6校のみが参加した。
木更津総合など他の26校は、事前に撮影した行進の映像がスクリーンに流された。
大会第3日の21日(月、祝)1回戦第1試合(午前9時開始)に出場した千葉県代表の木更津総合(6年ぶり、4度目出場)は、山梨学院(山梨県、2年ぶり、5度目)と1回戦を行い、2-1(頴娃町13回、タイブレーク)でさよなら勝ちした。
1回裏で1点の先制点を取ったが、5回に山梨g同点に追いついた。
緊迫した投手戦となったが、木更津総合の越井楓一郎投手(3年)の力投が実り、接戦をものにした。
2回戦は第7日の25日(金)第2試合(午前11時30分)で、金光大阪(こんこうおおさか、3度目)と対戦する。
地元3日間で245人が感染
県21日発表コロナ 21日県1754人
県によると、君津地域4市では新型コロナウイルスの新規感染者が、19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)の3日間合わせて245人確認された。
内訳は19日・130人(木61、君26、袖24、富、19)、20日・94人(木48、袖18、君14、富14)、21日・21人(木12、君4、富3、袖2)。
1週間前と比べて増加したのは木更津市の19日・61人(12日・45人)と富津市の19日・19人(12日・7人)及び20日・14人(13日・11人)。
他はすべて減少。
21日は各市とも今月で一番少なかった。
21日現在の4市の累計感染者数は、木更津市が5790人、君津市が3000人を超え3003人、富津市1408人、袖ケ浦市2546人に増えた。
千葉県内における新規感染者は19日が2623人、20日2588人、21日は1がつ20にち(1596人)以来、約2か月ぶりに2000人を下回った。
前週の同じ曜日を下回るのは21日で16日連続。
県内の死者は19日が14人、20日8人、21日8人。
クラスターは19日に小学校や高齢者施設、20日に高齢者施設戸保育施設、21日に小学校で発生した。