相談件数が過去最多に 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年3月12日発行

相談件数が過去最多に

木更津市産業・創業支援センターらづ-Biz
中小企業無料相談 約5.5倍の2003件

中小企業の経営に関する無料経営相談所の「木更津市産業・創業支援センター らづ-Biz」は、4年目となる2021年度の相談件数が過去最多の2003件、リニューアル前の「木更津市産業・創業支援センター らづサポ」の年間相談権酢366件(2017年実績)の約5.5倍(547%)となり、2022年2がつ1にちから5年目の支援に入った。
らづ-Bizは、2018年2月、お金をかけずに売り上げを挙げる「ビジネスモデル型相談所」としてのリニューアル開所以来、約900社の事業者から6500件以上の相談を受けている。
これまで暴走を襲った台風被害や新型コロナウイルス対策など、中小企業の経営環境の変化に応じて支援を行ってきた。
特に最近では、「新たな地場産品の開発」、「木更津駅西口空き店舗活用案件」、「規格外野菜の利活用」、「老舗企業の新規事業・リプランディング」、「女性の挑戦支援」、「氏に愛のセカンドキャリア支援」など、創業前から創業後も一貫して事業者の支援を行っている。
らづ-Bizの相談件数の推移では、
▽2018年度・1382件(前年同期比380%)
▽2019年度・1470件(前年同期比106%)
▽2020年度・1702件(前年同期比116%)
▽2021年度・2003件(前年同期比118%)
2021年度は過去最高を更新。
4年間で相談件数は1882件から145%の2003件に増加した。

通学路や公園をきれいに

清見台小学校 児童が環境美化に精出す

木更津市立清見台小学校(校長・高橋等)で、自主的に学区内のゴミ拾いをする児童が増えており、学校内で環境美化への関心が高まっている。
児童らが自主的にごみ拾いを始めたのは、昨年11月下旬から出、今年の3月7日までおよそ10回、ごみ拾いをした場所は、学区内の通学路や公園など14か所以上にも広がり、参加した児童数は延べ56人にもんるという。
高橋校長によると「児童らのこの活動のきっかけは、貴社・新千葉新聞11月6日付けの記事の中の読者投稿蘭『窓』に載った、~落書きを消す児童~という記事のお陰です。
この後、児童たちは自然とゴミを拾う行動が生まれました。中には~友達同士で、公園に遊びに来たけど、ゴミがあったので拾い始めたらきれいになるのが面白くなって、気づいたら1時間以上も経っていた~と話す児童もいます」などと児童の活動を紹介してくれた。
自動が拾ったごみの中身を見ると、ビールの空き缶やたばこの吸い殻なども多く、明らかに大人の捨てたゴミというのが見て取れたと言う。
「大人の捨てたゴミを子どもが拾うという現実がそこにあります。児童の行動を見て大人の皆さんも環境美化に注意を向けてくれたら嬉しい」と校長は願っていた。

所長2人の退職が予定

一部を7日付で先行 県警が春の人事異動

県警は9日までに、3月下旬に発令する春の人事異動の骨格を固めた。
所属長以上の退職者は計36人。
県警全体としての大量退職期は2020年度末で一区切りを迎えたが、警視級以上の退職者は依然として多く、署長を含めて幹部の顔ぶれが大きく変わる。
地元警察署関係では、警視の宮下雅美木更津警察署長と濱脇潤一君津警察署長が退職とされている。
またそれに先立ち、県警は7日付で、2022年春の人事異動を発令した。
対象は200人。
例年は階級ごとに2回に分けて発令していたが、今年は新型コロナワクチンの3回目の職域接種と重なったことなどから方法を変更。
全階級で一部を7日付で先行して行い、残りを今月下旬に実施することとした。
4月の組織改編に伴う異動は例年通り行うという。
地元3署関係の異動は次の通り。(敬称略)
【警視】
▽刑事総務課管理監兼監察官(木更津署刑事官)君塚俊宏
▽成田国際空港警備隊総務室管理官(君津署副署長)太田満
【任警視】
▽木更津署刑事官(刑事総務課)八木保任
▽君津署副署長(捜査4課課長代理)玉置太蔵
【警部】
▽千葉西署(富津署)渡邉拓郎
▽勝浦署(君津署)折浪康之
▽君津署(総務課)井奥真二▽富津署(柏署)豊田雄一郎

地元4市で計147人が感染

県10日発表コロナ 県内は3859人

県によると、君津地域では10日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で67人、君津市36人、袖ケ浦市30人、富津市14人、4市合わせて147人確認された。
1週間前の3日(木・81人、君・42人、富・21人、袖・34人、地域総数・178人)と比べると、各市、地域いずれも減った。
同日現在における市の累積感染者数は、木更津市が5202人、君津市2669人、富津市1292人、袖ケ浦市2295人に増えた。
千葉県内では同日、3859人の感染と21人の死亡が新たに判明。
新規クラスター(感染者集団)は計12件発生した。

2次募集の志願者数発表

県教委・公立高校入試 募集人員に達せず

県教育委員会は10日、県内公立高校入試(今春入学)2次募集の志願者スを発表した。
全日制は60校97学科で2312人の募集に対し、225人が志願、倍率は前年度と同じ0・1倍。
全ての学科で志願者が募集人員に達しなかった。
定時制は16校16学科で564人の募集に対し、志願者は45人、倍率は0.08倍(前年度は0.06倍)だった。
試験は15日(火)、合格発表は17日(木)に。
君津地域で2次募集を実施したのは、全日制が天羽、君津商業、木更津東、君津青葉、定時制は木更津東。
全日制では4校5学科に対し志願者は6人。
君津商業(商業科・情報処理科)の志願者はいなかった。
地元校の2次募集志願者数は次の通り。
①学科②募集定員③2次募集人員④2次志願者数⑤2次志願倍率
【全日制】
▽天羽
①普通科
②120人
③65人
④3人
⑤0.05倍
▽君津商業
①商業科・情報処理科
②200人
③39人
④0
⑤0.00倍
▽木更津東
①普通科
②120人
③11人
④2人
⑤0.18倍
▽君津青葉
①総合学科
②120人
③35人
④1人
⑤0.03倍
【定時制】
▽木更津東
①普通科
②40人
③11人
④1人
⑤0.09倍

新千葉新聞

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